
出典: Wikimedia Commons
春蘭
初心者向けCymbidium goeringii
日本の里山に自生するシンビジウムの原種。早春に一輪の花を咲かせ、東洋蘭の代表格。
概要
シュンラン(Cymbidium goeringii)は日本・中国・朝鮮半島・東南アジアの落葉樹林の林床に自生する地生ランです。日本では最も身近な野生のランの一つで、草丈15〜30cmです。細い草状の葉が叢生し、早春(3〜4月)に花茎1本に1輪(稀に2輪)の花を咲かせます。花は淡黄緑色で直径3〜4cm、地味ながら上品な香りを放ちます。東洋蘭として古くから中国・日本で珍重され「春蘭(しゅんらん)」として多数の品種が作出されています。管理は日本の山地環境に適した丈夫な植物で、耐寒性が高く屋外での越冬が可能です。明るい半日陰の屋外栽培が適し、腐植質に富む水はけのよい用土(山野草用土や赤玉土混合)で植え込みます。乾燥を嫌うので適度な水やりを続けます。肥料は少量の緩効性のものを与えます。
春蘭の寿命
春蘭の寿命は10年以上です。
春蘭の大きさ
春蘭の成体サイズは15〜30cmです。
基本情報
原産地
日本・中国・朝鮮半島・東南アジア(落葉樹林林床)
寿命
10年以上
サイズ
15〜30cm
適温
15〜30℃
湿度
50〜70%
栽培ポイント
日当たり・置き場所
明るい半日陰での屋外栽培が適します。落葉樹林の林床が原生地なので、強い直射日光は避けます。
水やり
乾燥を嫌うので適度な水やりを続けます。用土の表面が乾いたら与え、乾かし切らないようにします。
温度・冬越し
耐寒性が高く、屋外での越冬が可能です。日本の山地環境に適した丈夫な植物です。
用土・植え替え
腐植質に富む水はけのよい用土(山野草用土や赤玉土混合)で植え込みます。深めの鉢で根を伸ばします。
肥料
肥料は少量の緩効性のものを与えます。多肥は根を傷めるので、控えめに施すのが基本です。
春蘭のよくある質問
Q春蘭の栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Q春蘭の寿命はどれくらい?
春蘭の平均寿命は10年以上です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Q春蘭はどのくらいの大きさになる?
春蘭の成体サイズは15〜30cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Q春蘭の値段の相場は?
春蘭の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年8月31日
栽培スペック
- 耐寒性(RHS)
- H1c
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Cymbidium goeringii (Rchb.f.) Rchb.f.
別名(シノニム): Cymbidium goeringii var. mackinnonii, Cymbidium pseudovirens, Cymbidium forrestii, Maxillaria goeringii, Cymbidium uniflorum, Cymbidium virens, Cymbidium mackinnonii, Cymbidium yunnanense
典拠データベース: GBIF · POWO · RHS 蘭交配種登録(International Orchid Register) · AOS(米国蘭協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ラン科 Orchidaceae は科全体が CITES 附属書II(附属書I 該当の Paphiopedilum 属・Phragmipedium 属および特定種を除く)。栽培品種・交配種も科の規制を受けるが、人工繁殖個体は附属書により取引が簡略化される場合がある。
出典: CITES Appendices (Orchidaceae spp. = Appendix II) / CITES Appendix I Orchid Checklist (Kew/UNEP-WCMC 2019)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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