
出典: Wikimedia Commons
パフィオペディルム
中級者向け独特の袋状リップが特徴の地生蘭。落ち着いた色合いと長持ちする花が人気。半日陰。
概要
パフィオペディルム(Paphiopedilum)は東南アジア・インド亜大陸南部・中国南部・ニューギニアにかけて約80種が分布するラン科の属で、袋状に膨らんだ唇弁がスリッパに似ることから「スリッパ蘭(レディスリッパー)」と呼ばれています。地生・岩生・着生と多様な環境に適応し、葉に光沢のある一色葉のものと美しい斑(モットル)入りのものがあります。花は1〜3輪で、白・緑・黄・褐色・紫・赤・複色の複雑な模様を持つものが多く、腺毛が生える種もあります。花茎が直立し長期間観賞できることから鉢植えとして人気が高いです。管理は半日陰〜明るい日陰を好み、強い直射日光は厳禁です。水苔や細かいバークで植え込み、常に適度な湿度を保ちます。花の独特な形と豊富な色彩変異から洋ラン愛好家に特に人気の高い属です。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
パフィオペディルムの寿命
パフィオペディルムの寿命は10年以上です。
パフィオペディルムの大きさ
パフィオペディルムの成体サイズは15〜40cmです。
パフィオペディルムの適温(温度・湿度)
パフィオペディルムの適温は15〜28℃です。
温度は種によって温帯性(10〜25℃)と熱帯性(18〜30℃)に分かれます。
基本情報
原産地
東南アジア、インド亜大陸、中国南部
寿命
10年以上
サイズ
15〜40cm
適温
15〜28℃
湿度
50〜70%
栽培ポイント
日当たり・置き場所
半日陰〜明るい日陰を好み、強い直射日光は厳禁です。室内ならレースカーテン越しの光で育てます。
水やり
常に軽く湿った状態を保つように水やりします。乾かし切らず、過湿にもしないのが基本です。
温度・冬越し
目安は15〜28℃ですが、温帯性(10〜25℃)と熱帯性(18〜30℃)で好みが分かれるので種に合わせます。
用土・植え替え
水苔や細かいバークで植え込みます。植え込み材が傷んで水はけが悪くなったら新しいものに替えます。
病害虫・注意点
強い直射日光は葉焼けの原因になります。葉の付け根に水がたまると腐りやすいので、水やり後は水を残さないようにします。
パフィオペディルムのよくある質問
Qパフィオペディルムの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qパフィオペディルムの適正温度は?
パフィオペディルムの適正温度は15〜28℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
Qパフィオペディルムの寿命はどれくらい?
パフィオペディルムの平均寿命は10年以上です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Qパフィオペディルムはどのくらいの大きさになる?
パフィオペディルムの成体サイズは15〜40cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qパフィオペディルムの値段の相場は?
パフィオペディルムの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月18日
栽培スペック
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
参考にした一次情報
分類・学名典拠
学名(受理名): Pfitzer
別名(シノニム): Stimegas, Cordula, Menephora
典拠データベース: GBIF · POWO · RHS 蘭交配種登録(International Orchid Register) · AOS(米国蘭協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
Paphiopedilum 属(パフィオペディルム)・Phragmipedium 属(フラグミペディウム)は全種が CITES 附属書I。交配種(grex)も附属書I 親種の規制を受ける。人工繁殖個体は附属書により取引が簡略化される場合がある。
出典: CITES Appendix I Orchid Checklist (Kew/UNEP-WCMC 2019): Paphiopedilum and Phragmipedium spp. / CITES Appendices (Orchidaceae spp. = Appendix II, 一部属/種は附属書I)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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