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パフィオペディルム・カロッサム (Paphiopedilum callosum)

出典: Wikimedia Commons

パフィオペディルム・カロッサム

中級者向け

Paphiopedilum callosum

インドシナ半島からマレー半島北部に分布するバルバタ節のパフィオ。濃淡の緑がまだらになった斑入りの葉を持ち、春から初夏に紫の毛が生えた花茎の先へ径8〜11cmの花を一輪咲かせます。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)
サイズ
葉長10〜20cm、花茎12〜25cm、花径8〜11cm
湿度
50〜70%
水やり・肥料
年間を通して薄めの液体肥料

概要

パフィオペディルム・カロッサム(Paphiopedilum callosum)は、ラン科パフィオペディルム属バルバタ節の地生ランです。1886年に Cypripedium callosum として記載され、1892年に現在の属へ移されました。種小名はラテン語で「厚い皮の」を意味します。タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムからマレー半島北部にかけて分布し、標高300〜1300mほどの閉じた森林の小川沿いで、花崗岩や砂岩の上の厚い落ち葉の層に生え、苔むした岩の上に着くこともあります。葉は3〜5枚で長さ10〜20cm、表は濃い緑と淡い緑のまだら模様で、裏は紫を帯びることがあります。花期は4〜6月が中心で、紫色の毛が生えた高さ12〜25cmの花茎に径8〜11cmの花を1輪つけます。var. sublaeve など、いくつかの変種・品種が知られています。斑入り葉のパフィオの代表的な原種の一つで、多くの交配に使われていますが、原種そのものの栽培はやや難しいとされます。国内では原種パフィオを扱う洋ラン専門店で流通しています。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

パフィオペディルム・カロッサムの大きさ

パフィオペディルム・カロッサムの成体サイズは葉長10〜20cm、花茎12〜25cm、花径8〜11cmです。

基本情報

原産地

タイ・カンボジア・ラオス・ベトナム・マレー半島北部(標高300〜1300mほどの森林)

寿命

多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)

サイズ

葉長10〜20cm、花茎12〜25cm、花径8〜11cm

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

年間を通して薄めの液体肥料

栽培ポイント

日当たり・置き場所

かなり暗めの日陰を好みます。直射日光には当てず、明るい日陰〜半日陰で育てます。

水やり

年間を通して一定に水を与え、湿度の高い環境を保ちます。

温度・冬越し

自生地の平均気温は19〜24℃ほどです。冬は室内の暖かい場所で管理します。

用土・植え替え

自生地では厚い落ち葉の層に根を張ります。保水性と通気性のある用土で鉢植えにし、植え替えは花後に行います。

肥料

年間を通して薄めた液体肥料を一定に与えます。

病害虫・注意点

附属書 I の原種のため、譲り受けるときは種の保存法の登録票を必ず確認してください。

ランパフィオペディルム原種斑入り葉インドシナ

パフィオペディルム・カロッサムのよくある質問

Qパフィオペディルム・カロッサムの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qパフィオペディルム・カロッサムはどのくらいの大きさになる?
A

パフィオペディルム・カロッサムの成体サイズは葉長10〜20cm、花茎12〜25cm、花径8〜11cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qパフィオペディルム・カロッサムの水やり・肥料は?
A

パフィオペディルム・カロッサムの水やり・肥料は「年間を通して薄めの液体肥料」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qパフィオペディルム・カロッサムの値段の相場は?
A

パフィオペディルム・カロッサムの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Paphiopedilum callosum (Rchb.f.) Stein

別名(シノニム): Cordula callosa (Rchb.f.) Rolfe, Cypripedium callosum Rchb.f., Cypripedium callosum var. sublaeve Rchb.f., Paphiopedilum callosum (Rchb.f.) Pfitzer, Paphiopedilum callosum subsp. angustipetalum Guillaum., Paphiopedilum sublaeve (Rchb.f.) Fowlie

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書I

パフィオペディルム属は全種がワシントン条約(CITES)附属書 I に掲載されています(Species+ で確認)。このため種の保存法の国際希少野生動植物種に当たり、国内での譲渡(売買・贈与)には種の保存法の登録票が必要です(国内で繁殖させた株も登録の対象)。購入するときは、その株の登録票が付いているかを必ず確認してください。

出典: Species+(CITES) / e-Gov法令検索: 種の保存法施行令(別表第二) / 環境省: 譲渡し等の規制及び手続きについて

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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