メインコンテンツへスキップ
パフィオペディルム・スカクリー (Paphiopedilum sukhakulii)

出典: Wikimedia Commons

パフィオペディルム・スカクリー

中級者向け

Paphiopedilum sukhakulii

タイ北東部の限られた山地だけに自生するパフィオ。緑の地に濃い斑点が散る花弁を左右へ水平に大きく張り出し、径14cmほどになる花を一輪咲かせます。葉は濃淡の緑のまだら模様です。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)
サイズ
小型。葉長最大30cm、花茎約25cm、花径最大14cm
湿度
50〜70%
水やり・肥料
生育期に薄めの液体肥料

概要

パフィオペディルム・スカクリー(Paphiopedilum sukhakulii)は、ラン科パフィオペディルム属の地生ランで、1965年に記載されました。名前はタイのラン収集家スカクンにちなみます。タイ北東部ルーイ県のプールアン山地だけに分布する固有種で、標高240〜1000mの渓流沿いの林床に、砂まじりの粘土質の土や腐葉土に根を張って生えます。葉は6枚ほどの細長い楕円形で、濃淡の緑のまだら模様、裏は灰緑色に赤い細点が入ります。花期は晩冬から春で、長さ25cmほどの花茎に径14cmにもなる花を1輪つけます。背萼片は白地に緑の縦筋が入り、花弁は左右へほぼ水平に張り出して、明るい緑の地に赤褐色の斑点が散り、縁には長い毛が密生します。低い標高ではカロッサム(P. callosum)と一緒に生えることがあります。自生地が一か所に限られるうえ、採取や森林の破壊で個体数が大きく減り、深刻な絶滅の危機にあるとされます。国内では原種パフィオを扱う洋ラン専門店で流通しています。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

パフィオペディルム・スカクリーの大きさ

パフィオペディルム・スカクリーの成体サイズは小型。葉長最大30cm、花茎約25cm、花径最大14cmです。

基本情報

原産地

タイ北東部(ルーイ県プールアン山地、標高240〜1000m)

寿命

多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)

サイズ

小型。葉長最大30cm、花茎約25cm、花径最大14cm

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

生育期に薄めの液体肥料

栽培ポイント

日当たり・置き場所

自生地は木漏れ日〜やや暗い林床です。直射日光を避けた明るい日陰に置きます。

水やり

渓流沿いの湿った環境に生えるため、用土を乾かしきらないように水を与えます。

温度・冬越し

高温〜中温性です。冬は室内の暖かい場所で管理します。

用土・植え替え

砂まじりの土と腐葉土に根を張ります。水はけと保水性をあわせ持つ用土で鉢植えにし、植え替えは花後に行います。

肥料

生育期に薄めた液体肥料を定期的に与えます。

病害虫・注意点

附属書 I の原種のため、譲り受けるときは種の保存法の登録票を必ず確認してください。

ランパフィオペディルム原種斑入り葉タイ

パフィオペディルム・スカクリーのよくある質問

Qパフィオペディルム・スカクリーの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qパフィオペディルム・スカクリーはどのくらいの大きさになる?
A

パフィオペディルム・スカクリーの成体サイズは小型。葉長最大30cm、花茎約25cm、花径最大14cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qパフィオペディルム・スカクリーの水やり・肥料は?
A

パフィオペディルム・スカクリーの水やり・肥料は「生育期に薄めの液体肥料」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qパフィオペディルム・スカクリーの値段の相場は?
A

パフィオペディルム・スカクリーの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Paphiopedilum sukhakulii Schoser & Senghas

別名(シノニム): Paphiopedilum sukhakulii f. aureum Van Delden, Paphiopedilum sukhakulii f. aureum Van Delden ex O.Gruss

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書I

パフィオペディルム属は全種がワシントン条約(CITES)附属書 I に掲載されています(Species+ で確認)。このため種の保存法の国際希少野生動植物種に当たり、国内での譲渡(売買・贈与)には種の保存法の登録票が必要です(国内で繁殖させた株も登録の対象)。購入するときは、その株の登録票が付いているかを必ず確認してください。

出典: Species+(CITES) / e-Gov法令検索: 種の保存法施行令(別表第二) / 環境省: 譲渡し等の規制及び手続きについて

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

関連コラム

コラムをもっと見る →

お探しの株が見つかりませんか?

希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。