
出典: Wikimedia Commons
フラグミペディウム
中級者向け南米産の袋蘭。パフィオペディルムに似るが常に湿った環境を好む点が異なる。
概要
フラグミペディウム(Phragmipedium)はメキシコから南アメリカ(ペルー・ボリビア・ブラジル)にかけての熱帯・亜熱帯に自生するスリッパ蘭の一族です。パフィオペディルムと同様の袋状リップを持ちますが、南米起源である点が異なります。草丈は20〜50cmで、細長い革質葉が広がります。花は長い花弁(側花弁)が垂れ下がるのが特徴で、花径(花弁を含む)は5〜40cmに達するものもあります。花色は緑・赤・橙・ピンク・白などで、花茎に複数輪を順次咲かせます。明るい間接光(直射日光は避ける)と高湿度を好みます。特にフラグミペディウム・ベッサエは鮮やかなオレンジ赤の大輪花で世界的に人気があります。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
フラグミペディウムの寿命
フラグミペディウムの寿命は10年以上です。
フラグミペディウムの大きさ
フラグミペディウムの成体サイズは20〜50cmです。
フラグミペディウムの適温(温度・湿度)
フラグミペディウムの適温は15〜28℃です。
管理は常に湿った状態(腰水栽培も可)を好み、温度15〜28℃が適します。
基本情報
原産地
メキシコ〜南アメリカ(ペルー・ボリビア・ブラジル)
寿命
10年以上
サイズ
20〜50cm
適温
15〜28℃
湿度
50〜70%
栽培ポイント
日当たり・置き場所
明るい間接光を好み、直射日光は避けます。高湿度を保てる場所に置きます。
水やり
常に湿った状態を好みます。鉢底を水に浸ける腰水栽培も可能で、乾かさないことが最も重要です。
温度・冬越し
適温は15〜28℃です。この範囲を下回らないよう、寒い時期は室内の暖かい場所で管理します。
用土・植え替え
常に湿らせて育てるため、腰水にしても傷みにくい水苔や細かいバークで植え込み、傷んだら早めに替えます。
病害虫・注意点
腰水で育てる場合は水が腐らないようこまめに交換し、風通しを確保して蒸れを防ぎます。
フラグミペディウムのよくある質問
Qフラグミペディウムの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qフラグミペディウムの適正温度は?
フラグミペディウムの適正温度は15〜28℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
Qフラグミペディウムの寿命はどれくらい?
フラグミペディウムの平均寿命は10年以上です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Qフラグミペディウムはどのくらいの大きさになる?
フラグミペディウムの成株のサイズは20〜50cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qフラグミペディウムの値段の相場は?
フラグミペディウムの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月17日
栽培スペック
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
参考にした一次情報
分類・学名典拠
学名(受理名): Rolfe
別名(シノニム): Phragmipedilum, Uropedium
典拠データベース: GBIF · POWO · RHS 蘭交配種登録(International Orchid Register) · AOS(米国蘭協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
Paphiopedilum 属(パフィオペディルム)・Phragmipedium 属(フラグミペディウム)は全種が CITES 附属書I。交配種(grex)も附属書I 親種の規制を受ける。人工繁殖個体は附属書により取引が簡略化される場合がある。
出典: CITES Appendix I Orchid Checklist (Kew/UNEP-WCMC 2019): Paphiopedilum and Phragmipedium spp. / CITES Appendices (Orchidaceae spp. = Appendix II, 一部属/種は附属書I)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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