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ミセバヤ (Hylotelephium sieboldii)

出典: Wikimedia Commons

ミセバヤ

初心者向け

Hylotelephium sieboldii

縁が紅色に染まる灰青色の丸い葉を3枚ずつ輪生させ、秋に桃紅色の小花を房状に咲かせる日本原産の多肉植物。古典園芸植物として「玉緒」とも呼ばれます。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
5〜35℃
寿命
多年草(冬は地上部が枯れ、株元の冬芽で越冬)
サイズ
茎の長さ20〜30cm。葉は長さ1〜1.5cm
湿度
30〜50%
水やり・肥料
植え込み時に緩効性肥料を少量。鉢植えは春と秋に液体肥料を月2回ほど

概要

ミセバヤはベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属(ヒロテレフィウム属、セダム属に含められることもあります)の多肉性の多年草で、日本原産です。古くから栽培される古典園芸植物で、「玉緒(たまのを)」とも呼ばれ、和名は「見せたい」という意味の古語に由来するといわれます。各地に栽培株が逸出して野生化していますが、自生とみられるのは香川県小豆島の寒霞渓と近年見つかった奈良県内のみで、環境省レッドリストでは絶滅危惧IB類(EN)とされています。茎は根茎から斜めに伸びたのちに垂れ下がり、長さはふつう20cm、栽培下では30cmを超えます。葉は長さ1〜1.5cmの円い形で柄がなく、茎に3枚ずつ輪生し、白みがかった緑色で縁が濃い紅色になります。10〜11月に茎の先に径約1cmの淡紅色の5弁花を密に咲かせ、晩秋から冬には全体が紅葉したのち落葉し、株元に冬芽を残して休眠します。暑さ寒さに強く丈夫で、吊り鉢などで垂れる姿を楽しむのにも向きます。葉に中斑の入る品種も知られます。国内では山野草店や園芸店で広く流通しています。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

ミセバヤの大きさ

ミセバヤの成体サイズは茎の長さ20〜30cm。葉は長さ1〜1.5cmです。

基本情報

原産地

日本(香川県小豆島ほか)

寿命

多年草(冬は地上部が枯れ、株元の冬芽で越冬)

サイズ

茎の長さ20〜30cm。葉は長さ1〜1.5cm

適温

5〜35℃

湿度

30〜50%

水やり・肥料

植え込み時に緩効性肥料を少量。鉢植えは春と秋に液体肥料を月2回ほど

栽培ポイント

日当たり・置き場所

一年を通して日当たりと風通しのよい場所を好みます。暑い夏も寒い冬も戸外で問題なく育ちます。茎が垂れるので、高さのある鉢や吊り鉢に仕立てると趣があります。

水やり

鉢植えでは水切れさせないようこまめに与えますが、乾燥にも強いので雨の多い時期は控えます。

温度・冬越し

耐寒性・耐暑性とも強い植物です。冬は地上部が枯れて株元の冬芽で休眠するので、枯れた茎は整理して春の芽出しを待ちます。

用土・植え替え

山野草用の培養土か、鹿沼土小粒を主体に赤玉土・軽石を6:3:1ほどで混ぜた用土を使います。根の生長が早いので、2年に1回、3月下旬〜4月下旬に植え替えます。

増やし方

植え替え時の株分け、茎を3節ほど付けて切るさし芽(5月上旬〜6月上旬)、タネまきでふやせます。タネから育てた苗は約2年で咲くほどに育ちます。

病害虫・注意点

芽出しからアブラムシが付き、ナメクジやアオムシが葉を食べます。ヤスデやダンゴムシの食べかすは雑菌の温床になるので取り除きます。多湿では株元が腐る軟腐病が出ることがあり、枯れた下葉はこまめに取ります。

ミセバヤ古典園芸植物日本原産耐寒性

ミセバヤのよくある質問

Qミセバヤの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qミセバヤはどのくらいの大きさになる?
A

ミセバヤの成体サイズは茎の長さ20〜30cm。葉は長さ1〜1.5cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qミセバヤの水やり・肥料は?
A

ミセバヤの水やり・肥料は「植え込み時に緩効性肥料を少量。鉢植えは春と秋に液体肥料を月2回ほど」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qミセバヤの値段の相場は?
A

ミセバヤの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Hylotelephium sieboldii (Regel) H.Ohba

別名(シノニム): Sedum sieboldii Sweet ex Hook., Sedum sieboldii Regel

典拠データベース: GBIF · GBIF: Hylotelephium sieboldii

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES には掲載されていません(Species+ で確認)。環境省レッドリストで絶滅危惧IB類とされていますが、法律による譲渡の規制はなく、流通しているのは栽培株です。

出典: Species+(CITES): Hylotelephium sieboldii / Wikipedia(日本語): ミセバヤ(保護上の位置づけ)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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