メインコンテンツへスキップ

宮様楓

初心者向け

Acer buergerianum 'Miyasama'

台湾産のトウカエデ(タイワントウカエデ)を伏見宮家に入った木を母樹として殖やした系統とされ、「台湾カエデ」とも呼ばれる。枝葉の分かれが多く紅葉がより美しいとされ、小品や寄せ植えの盆栽に使われる。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
系統としての資料は少ない
サイズ
トウカエデは樹高10〜20mになるが、宮様楓は挿し木苗や小品盆栽での流通が多い
水やり・肥料
肥料(4〜9月。梅雨〜盛夏は中止)

概要

宮様楓(ミヤサマカエデ)は、盆栽でカエデと呼ばれるトウカエデ(Acer buergerianum)の一系統です。トウカエデは中国東南部の揚子江沿岸と台湾が原産のムクロジ科カエデ属の落葉高木で、江戸時代の享保9年に中国から徳川幕府に贈られたのが日本での始まりとされます。浅く三つに裂ける葉と、剪定に強くこぶ状に太る幹が盆栽向きで、実生からもよく太るため初心者にも人気の定番樹種です。庭木図鑑の解説によると、台湾産のタイワントウカエデは枝葉の分岐が多く紅葉がより美しい品種で、台湾から伏見宮家に移入した木を母樹としていることから「宮様楓」とも呼ばれます。盆栽の解説でも「宮様カエデ(台湾カエデ)」として、唐カエデと並ぶ盆栽のカエデに挙げられています。一般のトウカエデ(唐カエデ)との見分けは、枝の分かれの細かさと秋の色づきが目安ですが、苗の段階では区別が難しく、挿し木で殖やされた株が宮様楓の名で売られています。確かな系統を求めるなら由来のはっきりした盆栽店で選ぶのが確実です。親種の楓(トウカエデ)と同じく丈夫で芽吹きがよく、挿し木苗や寄せ植え、小品盆栽として流通しています。

宮様楓の大きさ

宮様楓の成体サイズはトウカエデは樹高10〜20mになるが、宮様楓は挿し木苗や小品盆栽での流通が多いです。

基本情報

原産地

台湾産のトウカエデに由来するとされる(伏見宮家に入った木が母樹)

寿命

系統としての資料は少ない

サイズ

トウカエデは樹高10〜20mになるが、宮様楓は挿し木苗や小品盆栽での流通が多い

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(4〜9月。梅雨〜盛夏は中止)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

春〜梅雨はよく日に当て、梅雨明けから夏は遮光率70〜80%ほどの日除けの下へ。9月上旬を過ぎたら日除けを外して紅葉を促す

水やり

葉が多く水切れしやすい。春は1日1〜2回、夏は2〜3回、冬は2〜3日に1回が目安。葉刈り直後は乾きが遅いので控えめに

温度・冬越し

寒さには強いが、冬の乾いた風や積雪で小枝が枯れることがある。2〜3度霜に当てた後、棚下などで保護し、遅霜の心配がなくなるまで待って戻す

用土・植え替え

根の成長が早く根詰まりしやすい。若木や小品は毎年、完成樹も2年に1回、芽が動く前の2月中旬〜3月上旬に

肥料

4〜9月に30〜40日ごとに少なめの有機肥料。梅雨〜盛夏は中止。完成樹は控えめにして徒長を防ぐ

剪定・整姿

新梢の葉が2〜3対開く4月中旬から、伸びた芽を1〜2節で摘む。9月頃まで2〜3回繰り返して小枝を作る。樹勢があれば葉刈りも

病害虫・注意点

丈夫で被害は少ないが、アブラムシ、カイガラムシ、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)に注意。休眠期の消毒が予防の基本。苗の段階では一般のトウカエデと見分けにくい

初心者向け雑木紅葉楓

宮様楓のよくある質問

Q宮様楓の栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Q宮様楓はどのくらいの大きさになる?
A

宮様楓の成体サイズはトウカエデは樹高10〜20mになるが、宮様楓は挿し木苗や小品盆栽での流通が多いです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Q宮様楓の水やり・肥料は?
A

宮様楓の水やり・肥料は「肥料(4〜9月。梅雨〜盛夏は中止)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Q宮様楓の値段の相場は?
A

宮様楓の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Acer buergerianum 'Miyasama' Miq.

別名(シノニム): Acer buergerianum subsp. ningpoense (Hance) A.E.Murray

典拠データベース: GBIF · GBIF · GBIF: Acer buergerianum var. formosanum(タイワントウカエデ)

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。「宮様楓」は種苗法の登録品種ではありません(品種登録データベースに登録なし、2026年9月確認)。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索) / 農林水産省 品種登録データベース

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

関連コラム

コラムをもっと見る →

🩺 かかりやすい病気

お探しの株が見つかりませんか?

希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。