
出典: Wikimedia Commons
錦木
初心者向けEuonymus alatus
世界三大紅葉樹の一つに数えられる、真っ赤な紅葉が見どころのニシキギ科の落葉低木。枝にコルク質の「翼」が張り出すのも特徴で、秋には赤い仮種皮の実も付ける。一鉢でも実がなる。
概要
錦木(ニシキギ、Euonymus alatus)はニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で、北海道から九州の山地や丘陵、人家に近い林にも自生し、アジア東北部にも分布します。スズランノキ、ニッサボクと並ぶ世界三大紅葉樹の一つとされ、錦織物にたとえられる鮮やかな紅葉が名前の由来です。枝の節間に四方へ張り出すコルク質の「翼」が大きな特徴ですが、翼ができやすい個体とできにくい個体があります。葉は長さ2〜7cm、初夏に直径6〜7mmの淡い緑色の花を咲かせ、10〜11月に長さ8mmほどの実が裂けて、橙色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。この種子には有毒成分が含まれます。雌雄同株なので、一鉢でも実を付けられる点が同じ仲間の真弓(雌雄異株)との違いです。枝に翼のないものはコマユミと呼ばれるニシキギの変種で、翼の有無で見分けます。病害虫に強く丈夫で、日陰にも耐えますが、日陰では紅葉が冴えません。小品の雑木盆栽として盆栽店で定常的に扱われていて、背が高くならない園芸品種「コンパクタ」も庭木として流通しています。
錦木の大きさ
錦木の成体サイズは樹高1〜3mです。
基本情報
原産地
日本(北海道〜九州)、アジア東北部
寿命
寿命の資料は少ない
サイズ
樹高1〜3m
適温
-5〜35℃
水やり・肥料
肥料(6〜9月、真夏を除く)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所に。夏は遮光する。日陰にも耐えるが紅葉が冴えない
水やり
表土が乾いたらたっぷり。ただし過湿にはしない
温度・冬越し
冬はムロなどに入れて保護する
用土・植え替え
毎年3月に植え替え。細根がびっしり張るので、固まった根も大胆に切り詰めて広げる
肥料
真夏を除く6〜9月に固形肥料。肥料分が残りすぎるときれいに紅葉しないことがある
剪定・整姿
6月に長く伸びた枝を切り詰めて短枝を出させる。毎年繰り返して樹姿を整える。枝は奔放に伸びるが刈り込みにはよく耐える
病害虫・注意点
病害虫に強いが、アブラムシ、カイガラムシは早めに見つけて駆除する。種子は有毒。自生種なので山採りではなく栽培品を
錦木のよくある質問
Q錦木の栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Q錦木はどのくらいの大きさになる?
錦木の成体サイズは樹高1〜3mです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Q錦木の水やり・肥料は?
錦木の水やり・肥料は「肥料(6〜9月、真夏を除く)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Q錦木の値段の相場は?
錦木の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
規制・法令・保全ステータス
CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。日本の自生種なので、野生株は採取せず栽培品を選んでください。
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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