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紫式部 (Callicarpa japonica)

出典: Wikimedia Commons

紫式部

初心者向け

Callicarpa japonica

秋に直径3mmほどの紫色の実を付ける日本各地に自生する落葉低木。実は葉が落ちた後も枝に残る。盆栽や園芸で「紫式部」として売られる株には、実が密に付く近縁のコムラサキも多い。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
寿命の資料は少ない
サイズ
樹高2〜5m(庭では3mほどまで)
水やり・肥料
肥料(4月後半〜6月に少量、9〜10月にやや多め)

概要

紫式部(ムラサキシキブ、Callicarpa japonica)は、北海道北東部を除く日本各地の山地の林や藪に普通に見られるシソ科(旧クマツヅラ科)ムラサキシキブ属の落葉低木です。6〜7月に葉の脇から直径3〜5mmの淡い紅紫色の小花を咲かせ、9〜10月に直径3mmほどの紫色の実が熟します。紫の実を付ける樹種は意外に少なく、秋に黄葉した葉とのコントラストや、落葉後に枝に残る実の姿が盆栽の見どころです。葉は長さ6〜12cmで対になって付きます。購入時に知っておきたいのは、一般に「ムラサキシキブ」として流通している株の多くが、全体に小型で実付きのよい近縁のコムラサキ(Callicarpa dichotoma)であることです。盆栽でもコムラサキや一才性のものが好まれます。見分け方は、紫式部は背丈や葉、実が大きめで実がまばらに付くのに対し、コムラサキは実が枝に密集して付くことです。葉や実に毛が多いヤブムラサキも似ています。暑さ寒さに強く土を選ばず育てやすい一方、自生地は水辺が多く湿り気を好むので、水切れには注意します。挿し木や取り木で簡単に殖やせ、実もの盆栽として盆栽店で定常的に流通しています。

紫式部の大きさ

紫式部の成体サイズは樹高2〜5m(庭では3mほどまで)です。

基本情報

原産地

日本(北海道北東部を除く各地)

寿命

寿命の資料は少ない

サイズ

樹高2〜5m(庭では3mほどまで)

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(4月後半〜6月に少量、9〜10月にやや多め)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

明るく風通しのよい場所へ。半日陰でも育つ。葉が薄く夏は葉焼けしやすいので梅雨明けから日除けを

水やり

水をよく吸い乾きやすい。春秋は1日2回、夏は2〜3回、冬は1日1回が目安。落葉するほど乾かすと枝枯れすることも。花には水をかけない

温度・冬越し

暑さ寒さに強い。冬は鉢土が凍らないようムロなどで管理する

用土・植え替え

根詰まりしやすいので、芽動き前の2月下旬〜3月に1〜2年に1回。根は1/3〜1/2を目安に整理

肥料

与えすぎると枝が伸びすぎるので控えめに。春は4月後半〜6月に少量ずつ、秋肥は9〜10月に春より多め。リン酸の多い花実もの向けがよい

剪定・整姿

挿し木・取り木が簡単で、枝はまっすぐ伸びるので若いうちに模様を付ける。葉が茂ったら葉すかしで風通しを確保

病害虫・注意点

アブラムシ、ハダニ、ハマキムシ、うどんこ病に注意。「紫式部」の名で売られる株の多くは近縁のコムラサキ。自生種なので山採りではなく栽培品を

実もの紫の実雑木初心者向け

紫式部のよくある質問

Q紫式部の栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Q紫式部はどのくらいの大きさになる?
A

紫式部の成体サイズは樹高2〜5m(庭では3mほどまで)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Q紫式部の水やり・肥料は?
A

紫式部の水やり・肥料は「肥料(4月後半〜6月に少量、9〜10月にやや多め)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Q紫式部の値段の相場は?
A

紫式部の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Callicarpa japonica Thunb.

別名(シノニム): Callicarpa australis Koidz., Amictonis japonica (Thunb.) Raf.

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。日本の自生種なので、野生株は採取せず栽培品を選んでください。本種は種の保存法の国内希少野生動植物種に指定されていません(同属の一部の種は指定されています)。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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