
出典: Wikimedia Commons
サラセニア・フラバ・ルブリコルポラ
中級者向けSarracenia flava var. rubricorpora
キバナヘイシソウ(S. flava)の変種で、袋の筒が赤く、蓋は脈の入った黄色〜緑色のまま残る。赤い胴と明るい蓋の対比が特徴。フロリダ州西部だけに自生するまれな変種。
概要
サラセニア・フラバ・ルブリコルポラ(Sarracenia flava var. rubricorpora)は、キバナヘイシソウ(S. flava)の変種の一つで、1998年にD. シュネルが記載した。変種名は「赤い胴」の意味。袋の筒が赤く、蓋は脈が入った黄色または緑色のままで、蓋と袋の内側は緑色を保つ。この赤い胴と明るい蓋の対比が見分けどころで、全体が赤く蓋も開いた時から赤いvar. atropurpureaとはこの点で区別する。ただし、赤い筒で蓋が緑に開いてゆっくり赤くなる株は、本変種ともvar. atropurpureaとの交雑とも考えられ、濃く色づく年のある交配種がvar. ornataや本変種と取り違えられることもある。フロリダ州のパンハンドル地方にだけ自生するまれな変種で、ロゼットあたりふつう毎年1本の大きな袋しか作らないため、自生地でも袋はまばら。GBIFの分類データでは種S. flavaに統合されているが、園芸上は変種名で広く流通している。S. flavaは袋の高さがふつう50cmほど、大きいものは1mを超える。国内ではオークションなどで実生株や、赤い筒の大型をうたうクローン番号付きの株が出回る。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
サラセニア・フラバ・ルブリコルポラの大きさ
サラセニア・フラバ・ルブリコルポラの成体サイズは袋の高さはふつう50cmほど(種として1mを超えることもある)です。
基本情報
原産地
米国フロリダ州パンハンドル地方
寿命
多年草(株分けで長く維持できる)
サイズ
袋の高さはふつう50cmほど(種として1mを超えることもある)
適温
10〜30℃
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料は与えない(昆虫を捕らえる)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
屋外の日当たりのよい場所で育てる。日照が足りないと色づきが悪く、袋もひ弱になる。
水やり
鉢を4〜6cmほどの深さの水に常に浸けておき、決して乾かさない。水は雨水など溶けた塩類の少ないものを使う。
用土・植え替え
ピートと砂を1:1で混ぜた用土が基本。よく育った株は3〜4年ごとに株分けして植え替える。
温度・冬越し
冬は休眠させる。メキシコ湾岸の産で、寒冷地の強い凍結や早霜・遅霜は避ける。冬越しの場所は暖かすぎないようにする。
肥料
成株の用土に肥料は入れない。根茎が腐る原因になる。日によく当て、虫を捕れる環境に置けば十分育つ。
病害虫・注意点
フラバの変種は色の違いが中心で、自生地でも中間的な株や変種どうしの交雑株が多い。変種名だけで判断せず、袋と蓋の色を写真や実物で確かめる。
サラセニア・フラバ・ルブリコルポラのよくある質問
Qサラセニア・フラバ・ルブリコルポラの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qサラセニア・フラバ・ルブリコルポラはどのくらいの大きさになる?
サラセニア・フラバ・ルブリコルポラの成体サイズは袋の高さはふつう50cmほど(種として1mを超えることもある)です。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qサラセニア・フラバ・ルブリコルポラの水やり・肥料は?
サラセニア・フラバ・ルブリコルポラの水やり・肥料は「肥料は与えない(昆虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qサラセニア・フラバ・ルブリコルポラの値段の相場は?
サラセニア・フラバ・ルブリコルポラの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Sarracenia flava var. rubricorpora Schnell
典拠データベース: GBIF · GBIF Sarracenia flava var. rubricorpora Schnell(Backbone では S. flava のシノニム) · GBIF Sarracenia flava L.(種)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
サラセニア属は属全体がワシントン条約(CITES)附属書IIに掲載されている(附属書Iの一部の種・亜種を除く)。交配種・園芸品種も対象で、国外との輸出入には輸出許可書などの手続きが必要だが、国内での売買・譲渡に登録は要らない。
出典: Species+(CITES)Sarracenia flava
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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