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ユーフォルビア・トゥレアレンシス (Euphorbia tulearensis)

出典: Wikimedia Commons

ユーフォルビア・トゥレアレンシス

上級者向け

Euphorbia tulearensis

コルク質の丸い塊根から短く太い枝を出し、デカリーに似た縮れた葉をロゼット状につけるマダガスカル南西部の小型ユーフォルビア。盆栽のような高さ20cmほどの株になります。

栽培難易度
上級者向け
適正温度
10〜35℃
寿命
生長が遅く長寿命(寿命の資料は少ない)
サイズ
高さ20cmほど、幅はそれよりやや広い
水やり・肥料
夏にカリウムの多い多肉植物用肥料

概要

ユーフォルビア・トゥレアレンシスはトウダイグサ科ユーフォルビア属の小型多肉植物で、マダガスカル南西部のトゥリアラ(トゥレアール)とサン・オーギュスタン周辺だけに知られます。基準産地はトゥリアラ近くのラ・ターブル山のふもとで、石灰岩の岩場に生えます。局所的には多いものの分布域はごく狭く、生育地の劣化や火災、炭焼きのための開墾、園芸目的の違法採取で減少が続き、IUCN レッドリストでは深刻な危機(CR)です。蕪状の太い直根と茎が一体になった丸いコルク質の塊根から、短く太い枝を冠のように出し、年数を重ねると幅がやや広い高さ20cmほどの盆栽のような株になります。葉はデカリーとよく似た暗赤〜緑色で、細く多肉質で強く縮れ、茎先にロゼット状に集まります。花は小さな鐘形で、淡いピンクなどの苞に包まれます。よく似たカプサインテマリエンシス(E. cap-saintemariensis)は枝が長く伸びて地面を這う点で異なります。国内では通販やネットオークションで実生株が流通し、交配種の種子も出回っています。

ユーフォルビア・トゥレアレンシスの大きさ

ユーフォルビア・トゥレアレンシスの成体サイズは高さ20cmほど、幅はそれよりやや広いです。

基本情報

原産地

マダガスカル南西部(トゥリアラ〜サン・オーギュスタン周辺)

寿命

生長が遅く長寿命(寿命の資料は少ない)

サイズ

高さ20cmほど、幅はそれよりやや広い

適温

10〜35℃

水やり・肥料

夏にカリウムの多い多肉植物用肥料

栽培ポイント

日当たり・置き場所

暑さに強く、日なた〜明るい半日陰で育てます。日に当てるほど葉色が冴え、枝も短く締まります。

水やり

生育期は定期的に与え、冬はほぼ乾かします。水の与えすぎや時期外れの水ですぐに腐るので、生育中は暖かく湿らせ、休眠中は涼しく乾かすのが基本です。

温度・冬越し

寒さに弱く、休眠中に寒く湿った状態が続くと特に腐りやすい種です。冬は明るく暖かい室内や温室で乾かして越冬させます。

用土・植え替え

無機質主体の通気性のよい用土を、排水穴の大きい鉢に使います。2年に1回植え替え、枯れた枝は整理します。

増やし方

実生・挿し木・接ぎ木で増やせます。種子は保存するとすぐ発芽力が落ちるので、採りまきすると1〜2週間で発芽します。

病害虫・注意点

ユーフォルビア属の白い乳液は皮膚や目を刺激します。切ったり植え替えたりするときは手袋をし、目や口に入れないようにします。実生株は丸くまとまった塊根をつくり、挿し木株は細い根が絡み合った形になりやすいので、塊根の形を楽しむなら実生株を選びます。附属書 I 掲載種です。野生採取株の国際取引は禁止されているため、国内で出回るのは主に実生株です。実生株であっても、購入・出品の前に登録票の有無を確認してください。

塊根植物ユーフォルビアマダガスカルワシントン条約I

ユーフォルビア・トゥレアレンシスのよくある質問

Qユーフォルビア・トゥレアレンシスの栽培難易度は?
A

上級者向け。上級者向けの品種です。高度な栽培技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。

Qユーフォルビア・トゥレアレンシスはどのくらいの大きさになる?
A

ユーフォルビア・トゥレアレンシスの成体サイズは高さ20cmほど、幅はそれよりやや広いです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qユーフォルビア・トゥレアレンシスの水やり・肥料は?
A

ユーフォルビア・トゥレアレンシスの水やり・肥料は「夏にカリウムの多い多肉植物用肥料」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qユーフォルビア・トゥレアレンシスの値段の相場は?
A

ユーフォルビア・トゥレアレンシスの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Euphorbia tulearensis (Rauh) Rauh

別名(シノニム): Euphorbia cap-saintemariensis var. tulearensis Rauh

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書IIUCN CR · 深刻な危機

CITES 附属書 I 掲載種です。国際取引は原則として禁止され、国内では種の保存法の「国際希少野生動植物種」として、譲渡しや販売目的の陳列・広告には原則として登録票が必要です。購入・出品の前に登録票の有無を確認してください。 IUCN レッドリストでは深刻な危機(CR)です。

出典: Species+(CITES): Euphorbia tulearensis / 環境省: 種の保存法とは(ワシントン条約と種の保存法) / 自然環境研究センター: 国際希少種の登録 / IUCN レッドリスト区分(GBIF 経由): Euphorbia tulearensis

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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