
出典: Wikimedia Commons
アンスリウム・ワロクアナム
上級者向けAnthurium warocqueanum
ビロード状の細長い葉が1m前後まで垂れ下がる「クイーンアンスリウム」。濃緑の葉に銀白の葉脈が走り、コロンビアの雨林で樹上を這って育つ。栽培が難しい種として知られる。
概要
アンスリウム・ワロクアナム(Anthurium warocqueanum)はコロンビア固有のサトイモ科の植物で、標高400〜1,200mほどの雨林で樹上を這う着生植物として育つ。葉の表面に細かく平たい毛が密生するビロード葉のグループ(カルディオロンキウム節)に属し、クリスタリナムやレガレと近い仲間。葉は明るい緑から黒に近い濃緑まで変化し、成熟すると長さ0.9〜1.2m・幅38cmほどの細長い形になって垂れ下がる。1874年にヴィーチ商会のグスタフ・ヴァリスがベイチー(A. veitchii)とともにコロンビアで採集し、ベルギーの実業家アルトゥール・ワロケにちなんで命名された。高い湿度と間接光、水はけのよい用土を必要とし、栽培が難しい種として知られる。似た長葉のベイチーは、平行に並ぶ多数の側脈がつくる横じま状の葉で区別できる。国内では専門店や通販で流通し、葉が傷んだ個体が安く出ることもある。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
アンスリウム・ワロクアナムの大きさ
アンスリウム・ワロクアナムの成体サイズは成熟葉は長さ0.9〜1.2m・幅38cm前後です。
アンスリウム・ワロクアナムの適温(温度・湿度)
アンスリウム・ワロクアナムの適温は18〜29℃です。
基本情報
原産地
コロンビア(標高400〜1,200mの雨林)
寿命
多年草
サイズ
成熟葉は長さ0.9〜1.2m・幅38cm前後
適温
18〜29℃
湿度
50〜70%
水やり・肥料
生育期に薄めの液肥
栽培ポイント
日当たり・置き場所
直射日光の当たらない明るい場所。葉が長く垂れるので、吊り鉢や高い棚など葉先が床や壁に触れない位置に置く。
水やり
着生植物なので根元が常に湿っているのを嫌う。用土の表面が乾いたら与え、雨水や浄水を使うとよい。
温度・冬越し
アンスリウム属の適温18〜29℃前後を保ち、冬は暖房の効いた部屋で管理する。高い湿度が欠かせず、室内では加湿器やケースでの管理が向く。
用土・植え替え
水苔や樹皮チップなど通気性の高い材料で植え、根を傷めないよう植え替えは最小限にする。
増やし方
茎挿しや種子で増やす。生長は遅い。
病害虫・注意点
乾燥で葉先が傷みやすく、大きな葉は一度傷むと戻らない。アンスリウム属はシュウ酸カルシウムを含み、かじると口の痛みや腫れ、よだれが出る。ペットや小さな子どもの手の届かない場所に置く。
アンスリウム・ワロクアナムのよくある質問
Qアンスリウム・ワロクアナムの栽培難易度は?
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な栽培技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
Qアンスリウム・ワロクアナムの適正温度は?
アンスリウム・ワロクアナムの適正温度は18〜29℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
Qアンスリウム・ワロクアナムはどのくらいの大きさになる?
アンスリウム・ワロクアナムの成体サイズは成熟葉は長さ0.9〜1.2m・幅38cm前後です。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qアンスリウム・ワロクアナムの水やり・肥料は?
アンスリウム・ワロクアナムの水やり・肥料は「生育期に薄めの液肥」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qアンスリウム・ワロクアナムの値段の相場は?
アンスリウム・ワロクアナムの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
規制・法令・保全ステータス
CITES(ワシントン条約)の附属書には掲載されていない。特定外来生物・種の保存法の国内希少野生動植物種にも該当しない。
出典: Species+(CITES 掲載確認) / 環境省 特定外来生物等一覧
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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