
出典: Wikimedia Commons
李夫人
初心者向けLithops salicola
灰色の側面に、オリーブ〜暗緑色の大きな窓が開く背の高いリトープス。秋に白い花を咲かせ、よく分頭して群生します。紫色の選抜品「紫李夫人」も知られます。
概要
李夫人はハマミズナ科リトープス属の多肉植物で、南アフリカのフリーステイト州と北ケープ州周辺の標高1,000〜1,350mに分布し、夏に雨の降る地域の塩類平原(ソルトパン)などに生え、雨季には一部が水につかることもあります。2枚の葉が合わさった頭は高さ17〜35mm、幅11〜26mmとリトープスの中では背が高く、灰色の頭が地表から立ち上がります。頂面はやや盛り上がり、縁取りがはっきりしていて、オリーブ、灰緑、暗緑、赤み、褐色〜暗紫色の大きな半透明の窓がほぼ全面に開くのが特徴です。花は白く径20〜50mmで、秋に咲きます。よく分頭して2〜50頭の群生になり、数十年かけて径25cmに達することもあります。国内では、日本の愛好家の実生から現れた紫色の個体に由来する選抜品「紫李夫人」('Bacchus'、Sato's Violet とも)が広く流通しており、株全体がワイン色で窓が鮮やかな赤紫になる点で基本の李夫人と区別できます。リトープスの中でも過湿や寒さに比較的強く、育てやすい種とされます。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
李夫人の寿命
李夫人の寿命は多年生。群生株は数十年かけて大きくなるです。
李夫人の大きさ
李夫人の成体サイズは1頭の高さ17〜35mm、幅11〜26mm。群生株は径25cmに達することもです。
李夫人の適温(温度・湿度)
李夫人の適温は8〜25℃です。
基本情報
原産地
南アフリカ フリーステイト州・北ケープ州周辺(標高1,000〜1,350m)
寿命
多年生。群生株は数十年かけて大きくなる
サイズ
1頭の高さ17〜35mm、幅11〜26mm。群生株は径25cmに達することも
適温
8〜25℃
湿度
30〜50%
水やり・肥料
秋から春の生育期に緩効性肥料か液体肥料を少量
栽培ポイント
日当たり・置き場所
一年を通して日当たりがよく雨よけのある場所で育てます。真夏は高温多湿を避け、風通しを確保して遮光し、涼しく休ませます。
水やり
冬型です。秋(9〜11月)は用土が乾いたらたっぷり与え、冬は暖かい日を選んで水やりします。夏の休眠期は月2〜3回霧を吹く程度にします。リトープスの中では過湿に比較的強い種です。
温度・冬越し
乾いていれば冬の寒さに比較的強い種です。冬の最低温度は3℃を下回らないようにすると株がきれいに保てます(枯れない目安は0〜3℃)。軽い霜で枯れることはまれですが、厳寒期は室内に取り込むか防寒します。
用土・植え替え
ゴボウ状の直根を伸ばすので、やや深さのある鉢に水はけのよい用土で植えます。頻繁な植え替えは要らず、生育が鈍ったり鉢が窮屈になったら10〜11月に植え替えます。
増やし方
タネまき(10〜11月)か株分けでふやします。親株の鉢に自然にこぼれたタネから苗が生えることも珍しくありません。紫李夫人の色を確実に残すには株分けにします。
病害虫・注意点
蕾や花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミが付くことがあり、花弁はナメクジ、葉はヨトウムシに食べられることがあります。咲き終わった花がらは腐敗の原因になるので指で取り除きます。
李夫人のよくある質問
Q李夫人の栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Q李夫人の適正温度は?
李夫人の適正温度は8〜25℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
Q李夫人の寿命はどれくらい?
李夫人の平均寿命は多年生。群生株は数十年かけて大きくなるです。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Q李夫人はどのくらいの大きさになる?
李夫人の成体サイズは1頭の高さ17〜35mm、幅11〜26mm。群生株は径25cmに達することもです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Q李夫人の水やり・肥料は?
李夫人の水やり・肥料は「秋から春の生育期に緩効性肥料か液体肥料を少量」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Q李夫人の値段の相場は?
李夫人の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Lithops salicola L.Bolus
典拠データベース: GBIF · GBIF: Lithops salicola · Wikipedia: Lithops salicola
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
リトープス・サリコラ(李夫人・紫李夫人を含む)は CITES に掲載されていません(Species+ で確認)。国内での譲渡に特別な手続きは要りません。
出典: Species+(CITES): Lithops salicola
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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