
出典: Wikimedia Commons
日輪玉
初心者向けLithops aucampiae
赤褐色の頂面に濃い褐色の網目模様が入る大型のリトープス。明るい黄色の大きな花を咲かせ、水やりの失敗にも比較的強い丈夫な普及種です。
概要
日輪玉はハマミズナ科リトープス属の多肉植物で、南アフリカ北ケープ州のホープタウンからブライバーグ西方にかけての鉄鉱石や砂岩、チャートの礫が広がる乾いた土地に生え、夏に雨の降る地域に分布します。1929年にポストマスバーグの農場でこれを見つけたジュアニタ・オーカンプ(Juanita Aucamp)にちなんで名づけられました。自生地では赤い土にほぼ埋まり、切り詰めたような葉の上面だけを出して周りの小石にまぎれています。1頭は長さ25〜55mm、幅20〜40mmとリトープスの中でも大きく、頂面はやや盛り上がり、黄褐色〜赤褐色の縁取りの中に褐色の窓と入り組んだ網目模様が入ります。年を経ると2〜5頭ほど、ときにそれ以上に群生します。花は明るい黄色で、径は最大52mmに達します。窓や溝の模様が乏しく古いれんがのような質感の変種 koelemanii も知られます。リトープスの中でも水やりの失敗に比較的強く、紫勲や李夫人とともに育てやすい種とされます。国内では丈夫な入門種として広く流通しています。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
日輪玉の大きさ
日輪玉の成体サイズは1頭の長さ25〜55mm、幅20〜40mm。花径は最大52mmです。
日輪玉の適温(温度・湿度)
日輪玉の適温は8〜25℃です。
基本情報
原産地
南アフリカ 北ケープ州(ホープタウン〜ブライバーグ西方)
寿命
多年生(寿命の資料は少ない)
サイズ
1頭の長さ25〜55mm、幅20〜40mm。花径は最大52mm
適温
8〜25℃
湿度
30〜50%
水やり・肥料
秋から春の生育期に緩効性肥料か液体肥料を少量
栽培ポイント
日当たり・置き場所
雨よけのある日当たりのよい場所で育てます。色よく育てるには明るい光が必要です。梅雨明けから夏は風通しのよい日陰で休ませます。
水やり
冬型です。花が終わってから古い葉が新しい葉に完全に置き換わるまでは水を控えるのが基本です。秋に涼しくなったら水やりを再開し、生育期は用土が乾いたら鉢底から流れ出るまで与えます。6〜9月の休眠期は控えて乾かします。
温度・冬越し
冬の最低温度は3℃を下回らないようにすると株がきれいに保てます(枯れない目安は0〜3℃)。軽い霜で枯れることはまれですが、厳寒期は室内に取り込むか防寒します。
用土・植え替え
ゴボウ状の直根を伸ばすので、やや深さのある鉢に水はけのよい用土で植えます。頻繁な植え替えは要らず、生育が鈍ったり鉢が窮屈になったら10〜11月に植え替えます。
増やし方
タネまき(10〜11月)か、群生した株の株分けでふやします。株分けは発根に時間がかかるので早めに済ませます。
病害虫・注意点
蕾や花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミが付くことがあり、花弁はナメクジ、葉はヨトウムシに食べられることがあります。咲き終わった花がらは腐敗の原因になるので指で取り除きます。
日輪玉のよくある質問
Q日輪玉の栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Q日輪玉の適正温度は?
日輪玉の適正温度は8〜25℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
Q日輪玉はどのくらいの大きさになる?
日輪玉の成体サイズは1頭の長さ25〜55mm、幅20〜40mm。花径は最大52mmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Q日輪玉の水やり・肥料は?
日輪玉の水やり・肥料は「秋から春の生育期に緩効性肥料か液体肥料を少量」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Q日輪玉の値段の相場は?
日輪玉の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Lithops aucampiae L.Bolus
別名(シノニム): Lithops koelemanii de Boer, Lithops aucampiae var. koelemanii (de Boer) D.T.Cole
典拠データベース: GBIF · GBIF: Lithops aucampiae · Wikipedia: Lithops aucampiae
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
リトープス・アウカンピアエ(日輪玉)は CITES に掲載されていません(Species+ で確認)。国内での譲渡に特別な手続きは要りません。
出典: Species+(CITES): Lithops aucampiae
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
関連コラム
リトープスの育て方完全ガイド|脱皮と休眠期の管理がカギ
生きた宝石と呼ばれるリトープスの育て方を詳しく解説。脱皮の仕組みと管理、休眠期の断水、失敗しやすいポイントと対策を紹介します。
夏型多肉植物の秋準備管理
夏型多肉植物の秋の管理を解説。9〜11月に株に起きる変化、水やりを段階的に減らすタイミング、屋外から室内へ移す置き場所と温度管理、秋の施肥と病害虫対策、品種別のチェックポイントまで、冬の休眠に備える準備を紹介します。
多肉植物のコナカイガラムシ対策|早期発見・駆除・予防の完全ガイド
コナカイガラムシは多肉植物の葉の付け根や新芽に潜みやすい害虫。特徴・発生環境・早期発見のコツ・綿棒やアルコールでの駆除法・再発防止の管理習慣までを1種に絞って詳しく解説する。
多肉植物の夏型と冬型の成長周期・水管理戦略
多肉植物の生育型の違い、年間を通じた成長周期、季節別の水管理戦略、失敗事例と対策方法について解説します。
🩺 かかりやすい病気
お探しの株が見つかりませんか?
希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。





