盆栽図鑑
人気の盆栽樹種の育て方・特徴・整姿のコツをまとめた品種図鑑です。
注目の盆栽
9品種を表示 / 137品種中
© Daderot / CC0キャラボク
Taxus cuspidata var. nana
日本海側の多雪地帯の山に自生するイチイの変種で、幹が直立せず根元から枝分かれして横に広がる。葉がイチイより幅広く螺旋状に付くのが見分けの要点。暑さにも比較的強く丈夫な松柏。
© Dalgial / CC BY-SA 3.0一位(イチイ)
Taxus cuspidata
古来より高貴な木とされ、その名も正一位に由来。赤い実と濃緑の針葉が美しく、寒冷地でも育つ丈夫な樹種。成長が遅く、盆栽として長く楽しめる。
紀州真柏
Juniperus chinensis 'Kishu'
紀州(和歌山・三重南部)産の系統として流通する真柏(ミヤマビャクシン)。糸魚川真柏よりやや葉が太く濃い緑色になるのが特徴とされる。登録品種ではなく産地系統の名前で、今は挿し木苗が中心。
九重
Pinus parviflora 'Kokonoe'
瑞祥と並ぶ五葉松の八房性品種。春の新芽(ミドリ)がほとんど伸びず、芽摘みや剪定の手間が少ないまま何年も樹形が崩れにくい。葉が短く芽が細かいので、小品盆栽に向く。
© Liné1 / CC BY-SA 3.0吾妻五葉
Pinus parviflora var. pentaphylla
福島市の吾妻山周辺を産地とする五葉松の呼び名で、日本三大五葉松の一つ。北方系の変種キタゴヨウにあたり、葉がやや長く葉裏の白い筋が目立つ。登録品種ではなく産地系統。
三河黒松
Pinus thunbergii
愛知県岡崎市など三河地方で生産される黒松の呼び名。盆栽では四国黒松や玄海黒松と並ぶ地方種として知られ、葉が短く丈夫で幹肌の荒れ方もよいとされる。登録品種ではなく産地系統。
千寿丸
Pinus thunbergii 'Senjumaru'
黒松「寿」の一枝に現れた枝変わりから生まれた八房性の黒松。芽数が多く枝作りが簡単で、葉が短く太く緑が濃い。樹形が早くできるので小品盆栽に向き、海外の愛好家にも人気がある。
津山檜
Chamaecyparis obtusa 'Tsuyama'
昭和30年に岡山県津山市で見つかった八房性のヒノキ。濃い緑の鱗片葉が密に茂り、葉先が丸く扇状に広がる姿は真柏にも似る。丈夫で剪定に強く、小品盆栽に使う檜の定番品種。
那須五葉
Pinus parviflora
栃木県那須地域を産地とする五葉松の呼び名で、吾妻五葉・四国五葉と並ぶ日本三大五葉松の一つ。登録品種ではなく産地系統で、ミニ〜小品の五葉松として最もよく出回る名前の一つ。
盆栽のよくある質問
- 盆栽の相場はいくらくらいですか?
- ミニ盆栽は1,000〜5,000円、中品盆栽は5,000〜50,000円、銘木クラスの大品盆栽は数十万〜数百万円以上と、樹齢やサイズ・樹形で大きく異なります。
- 盆栽は初心者でも始められますか?
- もみじや真柏、五葉松の小品から始めるのがおすすめです。基本的な水やりと年1〜2回の剪定ができれば、初心者でも十分に盆栽を楽しめます。
- 盆栽の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば数百年以上生き続けます。日本には樹齢数百年の盆栽も多数あり、世代を超えて受け継がれる芸術品としての価値があります。
- 盆栽を購入する際の注意点は?
- 根張り・幹の動き・枝のバランスを見ることが大切です。初心者は樹形が整った完成木よりも、手頃な素材木から自分で仕立てる楽しさを味わうのもおすすめです。
- 盆栽の管理で最も重要なことは?
- 毎日の水やりが最も重要です。表土が乾いたらたっぷり水を与え、夏場は朝夕2回が基本です。屋外の風通しと日当たりの良い場所で管理しましょう。