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紀州真柏

初心者向け

Juniperus chinensis 'Kishu'

紀州(和歌山・三重南部)産の系統として流通する真柏(ミヤマビャクシン)。糸魚川真柏よりやや葉が太く濃い緑色になるのが特徴とされる。登録品種ではなく産地系統の名前で、今は挿し木苗が中心。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
長命な樹種だが、系統としての資料は少ない
サイズ
ミヤマビャクシンは高さ30〜60cmほどで幹が這う。盆栽では小品から大品まで作られる
水やり・肥料
肥料(春〜秋。控えめに)

概要

紀州真柏(キシュウシンパク)は、盆栽で「真柏(シンパク)」と呼ばれるミヤマビャクシンのうち、紀州産として流通する系統の呼び名です。登録品種ではなく、産地にちなむ系統名です。ミヤマビャクシンはイブキ(Juniperus chinensis)の変種で、北海道から屋久島までの高山の岩場や海岸に分布し、幹は曲がりくねって枝葉が密に茂ります。盆栽では短く締まった紐状の鱗片葉と、わずかな水吸いでも生き延びる強靭な幹が真柏の魅力とされ、ジン・シャリと呼ばれる白骨化した枝幹の表現も見どころです。真柏には糸魚川産・四国産・北海道産・黒部産などの産地名がついた流通があり、盆栽解説では、葉が細く枝分かれの細かい糸魚川産が「シンパクの王様」とされる一方、紀州産はやや葉が太く濃緑色で、北海道産とともによく作られてきたと紹介されています。糸魚川真柏との見分けは、この葉の太さと緑の濃さが目安です。ただし産地名で流通するため形質が保証されるわけではなく、株ごとの差もあるので、実物の葉性で選ぶのが確実です。かつては山採りが中心でしたが、現在の素材は挿し木苗が主流です。

紀州真柏の大きさ

紀州真柏の成体サイズはミヤマビャクシンは高さ30〜60cmほどで幹が這う。盆栽では小品から大品まで作られるです。

基本情報

原産地

日本(紀州の産地名。ミヤマビャクシンは北海道〜屋久島の高山・海岸に分布)

寿命

長命な樹種だが、系統としての資料は少ない

サイズ

ミヤマビャクシンは高さ30〜60cmほどで幹が這う。盆栽では小品から大品まで作られる

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(春〜秋。控えめに)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

高山性で日当たりと風通しが必須。真夏も基本は日除けなしでよく日に当てると葉が締まる(ミニ盆栽や弱った樹は保護)

水やり

鉢土の中まで乾いてきたらたっぷり。春秋は1日2回、夏は2〜3回、冬は2〜3日に1回が目安。朝夕の葉水も効果的

温度・冬越し

耐寒性は強い。2〜3度霜に当ててから、棚下などで冷たく乾いた風を避ける。霜で一時的に葉が茶色くなることがある

用土・植え替え

赤玉土に桐生砂や川砂を3〜4割混ぜた水はけのよい用土。植え替えは3月中旬〜4月中旬か8月下旬〜9月、若木は1〜2年、完成木は2〜3年ごと

肥料

緩効性の有機肥料を少なめに。多肥は枝の徒長やトゲ状の「スギ葉」の原因になる

剪定・整姿

5〜10月に伸びた芽を指で摘み、混んだら葉すかし。針金は9月下旬〜12月上旬と2月中旬〜3月。ジン・シャリで幹を表現する

病害虫・注意点

丈夫だが、弱った樹にはサビ病が出ることがあるので、中間宿主になるナシなどバラ科の樹から離して置く。産地系統名のため葉性は株ごとに違う。自生種なので山採りではなく挿し木の栽培品を

松柏真柏産地系統初心者向け

紀州真柏のよくある質問

Q紀州真柏の栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Q紀州真柏はどのくらいの大きさになる?
A

紀州真柏の成体サイズはミヤマビャクシンは高さ30〜60cmほどで幹が這う。盆栽では小品から大品まで作られるです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Q紀州真柏の水やり・肥料は?
A

紀州真柏の水やり・肥料は「肥料(春〜秋。控えめに)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Q紀州真柏の値段の相場は?
A

紀州真柏の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

分類・学名典拠

学名(受理名): Juniperus chinensis 'Kishu' L.

典拠データベース: GBIF · GBIF · GBIF: Juniperus chinensis var. sargentii(ミヤマビャクシン)

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。「紀州真柏」は産地系統の呼び名で、種苗法の登録品種ではありません(品種登録データベースに「紀州」の Juniperus の登録なし、2026年9月確認)。野生株は採取せず、挿し木などの栽培品を選んでください。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索) / 農林水産省 品種登録データベース

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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