盆栽図鑑
人気の盆栽樹種の育て方・特徴・整姿のコツをまとめた品種図鑑です。
注目の盆栽
18品種を表示 / 137品種中
© 5snake5 / CC0アセビ
Pieris japonica
早春に壺形の小花を房状に垂らして咲かせる日本特産の常緑低木。花は白が基本で、盆栽では薄紅〜濃い紅色の赤花系が人気。株全体に毒があり、口に入れないよう注意が要る。
© Plant Image Library / CC BY-SA 2.0ガマズミ
Viburnum dilatatum
初夏に白い小花を傘状に咲かせ、秋に直径6mmほどの赤い実を房にして付ける日本の雑木林を代表する落葉低木。盆栽では小葉の「金華山」などの系統が好まれ、実もの雑木の定番。
© Alex Abair / CC BY 4.0ノイバラ
Rosa multiflora
初夏に香りの強い白い小花を円錐状に咲かせ、秋に赤い実(偽果)を付ける日本の代表的な野バラ。世界のバラの品種改良に貢献した原種の一つで、盆栽では原種に近い野生のバラとして花と実を楽しむ。
旭山桜
Prunus 'Asahiyama'
樹が小さいうちから淡紅色の八重の花を枝いっぱいに咲かせる里桜系の品種。大きくならない矮性で、「一才桜」の名で売られる桜盆栽の多くはこの品種。鉢植えでも毎年花を楽しみやすい。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0花菖蒲(ハナショウブ)
Iris ensata
草もの盆栽の人気種。紫や白の大輪の花が水辺の風情を小鉢に凝縮する。苔とのコーディネートが美しく、初夏の季節感を演出する一鉢となる。
金采
Rhododendron indicum 'Kinsai'
花弁が細い帯状に裂けた「采咲き」の紅花を咲かせる、系統不明の皐月の古花。細い小葉と秋の紅葉も見どころ。まれに普通の5弁花が混じり、その枝は花の時期に見極めて切る。
© Cliff from Arlington, Virginia, USA / CC BY 2.0光琳
Rhododendron indicum 'Korin'
「晃山」と「大盃」の交配から生まれた皐月で、紫紅色の無地の小輪花を咲かせる。花弁は肉厚の剣弁で、細い小葉は秋に紅葉する。小輪ながら伸長性があり、花付きがよく強健な人気品種。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0山査子(サンザシ)
Crataegus cuneata
春に白い花が咲き、秋に赤い実がなる落葉小高木。花・実・紅葉と三拍子揃った盆栽向きの樹種。棘があるため整姿時は手袋推奨。
© Laitche / CC BY-SA 4.0山茶花
Camellia sasanqua
晩秋から冬に白〜桃色の花を咲かせるツバキ科の常緑樹。ツバキと違い花弁が一枚ずつ散り、かすかな香りがある。花の少ない晩秋〜冬の棚を彩る花もの盆栽として古くから親しまれている。
© Ray_go / CC BY-SA 3.0深山霧島
Rhododendron kiusianum
九州の霧島山や阿蘇山、九重山などの火山の高所に群生する小型のツツジ。葉が小さく枝が密に分かれ、紅紫色を中心に桃・白などの小さな花を枝先いっぱいに咲かせる。丈夫で小品盆栽向き。
© Ragesoss / CC BY-SA 3.0大盃
Rhododendron indicum 'Osakazuki'
「おおさかずき」と読む皐月の代表品種で、一般にサツキといえばこの品種を指すほど広く植えられる。濃い桃紫色の中輪で花付きがよく、強健で刈り込みに強い。幹肌が赤く美しい古花。
長寿梅
Chaenomeles japonica 'Chojubai'
日本に自生するクサボケの矮性の園芸品種で、名前に「梅」と付くがウメではなくボケの仲間。四季咲き性で春と秋を中心に朱赤色などの一重の花を咲かせ、小品・ミニ盆栽の花ものとして人気が高い。
© Cliff from Arlington, Virginia, USA / CC BY 2.0日光
Rhododendron indicum 'Nikko'
古花「晃山」の枝変わりとして見つかった皐月。トキ色(淡い桃色)の地に絞りが入る小輪花で、紅・桃・白の単色も一株で咲き分ける。小葉で枝打ち・芽吹きがよい盆栽向きの定番品種。
© Show_ryu / CC BY-SA 3.0萩(ハギ)
Lespedeza
秋の七草の一つ。枝垂れる細い枝に小さな紫紅色の花が無数に咲く風情は格別。草もの盆栽の代表格で、秋の風情を凝縮した一鉢となる。
八咫の鏡
Rhododendron indicum 'Yata-no-kagami'
明治時代から伝わる系統不明の古花で、濃い紅の中輪花の中心に白い大きな玉斑が入る皐月。照りのある肉厚の葉は秋に美しく紅葉し、強健で枝がよく伸びて仕立てやすい銘花。
© Shuvaev / CC BY 4.0姫石榴
Punica granatum 'Nana'
背丈が低く、花も実も普通のザクロより小さい矮性のザクロ。初夏に朱赤色のしわのある花を咲かせ、鉢植えやミニ盆栽で花と実の両方を楽しめる。一才ザクロの名でも出回る。
© Francisco Manuel Blanco (O.S.A.) / Public domain百日紅(サルスベリ)
Lagerstroemia indica
夏から秋にかけてピンクや白の花を長期間咲かせる花もの盆栽。滑らかな樹皮と捻じれる幹が独特の風合いを生む。名前の通り猿も滑る滑らかな肌。
© Tiffany825 / CC BY 3.0木槿(ムクゲ)
Hibiscus syriacus
夏から秋にかけて次々と花を咲かせる落葉低木。韓国の国花としても知られる。一日花だが連続開花で長く楽しめる。丈夫で成長も早い。
盆栽のよくある質問
- 盆栽の相場はいくらくらいですか?
- ミニ盆栽は1,000〜5,000円、中品盆栽は5,000〜50,000円、銘木クラスの大品盆栽は数十万〜数百万円以上と、樹齢やサイズ・樹形で大きく異なります。
- 盆栽は初心者でも始められますか?
- もみじや真柏、五葉松の小品から始めるのがおすすめです。基本的な水やりと年1〜2回の剪定ができれば、初心者でも十分に盆栽を楽しめます。
- 盆栽の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば数百年以上生き続けます。日本には樹齢数百年の盆栽も多数あり、世代を超えて受け継がれる芸術品としての価値があります。
- 盆栽を購入する際の注意点は?
- 根張り・幹の動き・枝のバランスを見ることが大切です。初心者は樹形が整った完成木よりも、手頃な素材木から自分で仕立てる楽しさを味わうのもおすすめです。
- 盆栽の管理で最も重要なことは?
- 毎日の水やりが最も重要です。表土が乾いたらたっぷり水を与え、夏場は朝夕2回が基本です。屋外の風通しと日当たりの良い場所で管理しましょう。