メインコンテンツへスキップ
アデニア・ケラマンサス (Adenia keramanthus)

出典: Wikimedia Commons

アデニア・ケラマンサス

中級者向け

Adenia keramanthus

幹も葉も灰色〜赤褐色の細かい毛に覆われる、アデニア属では例外的な毛深い種。ケニア・タンザニア原産で、下向きに咲く壺形のクリーム色の花と、卵ほどの大きさの赤い実をつけます。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
10〜35℃
寿命
長寿命(寿命の資料は少ない)
サイズ
高さ50〜100cm。塊根は太さ10cmほど
水やり・肥料
生育期に緩効性の肥料を適量

概要

アデニア・ケラマンサスはトケイソウ科アデニア属の塊根植物で、ケニア南東部とタンザニア北東部(キリマンジャロ周辺など)の標高0〜1000mに分布します。乾いた岩の斜面、木の点在する草原、疎林、乾いた森の縁などに生え、有毒で家畜に食べられにくく、火にも強いとされます。塊根は灰色の樹皮に覆われたこぶの多い形で、太さ10cmほどまでになり、細かい毛が生えます。そこから多肉質の茎を少数立ち上げ、高さ50〜100cmほどになり、上部3分の1でよく枝分かれします。幹と葉が灰色〜赤褐色の細かい毛に覆われる点はアデニア属では例外的で、多くの種のようなつる性ではなく、巻きひげもない低木状の姿になります。葉は淡い緑色で両面が灰色のフェルト状の毛に覆われ、卵形〜円形で長さ1.5〜15cmです。花は下向きに咲くクリーム色の壺形で、種小名はギリシャ語の「壺」と「花」に由来します。花はしばしば葉が開ききる前に咲き、高さ15〜20cmの小さな株でも開花します。果実は卵ほどの大きさで、熟すと鮮やかな赤〜紅紫色になります。IUCN レッドリストでは低懸念(LC)です。国内では現地株や実生株が通販やネットオークションで流通しています。

アデニア・ケラマンサスの大きさ

アデニア・ケラマンサスの成体サイズは高さ50〜100cm。塊根は太さ10cmほどです。

基本情報

原産地

ケニア南東部・タンザニア北東部

寿命

長寿命(寿命の資料は少ない)

サイズ

高さ50〜100cm。塊根は太さ10cmほど

適温

10〜35℃

水やり・肥料

生育期に緩効性の肥料を適量

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日なた〜明るい半日陰で育てます。真夏の強すぎる直射は避け、室内では明るい場所に置きます。

水やり

葉と茎の両方で光合成をするので、生育期はむらなく水を与えるとよく育ちます。ただし過湿では腐りやすいので注意します。

休眠期の管理

冬に枝が枯れ込んで葉がなくなったら水を切り、乾かして管理します。葉のない時期の多すぎる水は腐れの原因になります。

温度・冬越し

冬は10℃を下回らないようにし、できれば15℃前後を保ちます。寒く湿った環境ではとても腐りやすくなります。

用土・植え替え

軽石やパーライトを多く混ぜた、とても水はけのよい用土に植え、2年ごとに植え替えます。何年かかけて少しずつ株元を持ち上げると、塊根が土から出て太ってきます。

増やし方

種子と挿し木で増やせます。挿し木はよく発根しますが、塊根を楽しむ株は実生で育てます。

病害虫・注意点

アデニア属は植物全体に強い毒をもつとされます。剪定や植え替えのときは手袋をし、子どもやペットの手の届かない場所に置きます。

塊根植物アデニア東アフリカトケイソウ科

アデニア・ケラマンサスのよくある質問

Qアデニア・ケラマンサスの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qアデニア・ケラマンサスはどのくらいの大きさになる?
A

アデニア・ケラマンサスの成体サイズは高さ50〜100cm。塊根は太さ10cmほどです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qアデニア・ケラマンサスの水やり・肥料は?
A

アデニア・ケラマンサスの水やり・肥料は「生育期に緩効性の肥料を適量」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qアデニア・ケラマンサスの値段の相場は?
A

アデニア・ケラマンサスの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Adenia keramanthus Harms

別名(シノニム): Keramanthus kirkii Hook.fil.

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外IUCN LC · 低懸念

CITES には掲載されていません(Species+ で確認)。国内での譲渡に特別な手続きは要りません。

出典: Species+(CITES): Adenia keramanthus / IUCN レッドリスト区分(GBIF 経由): Adenia keramanthus

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

関連コラム

コラムをもっと見る →

🩺 かかりやすい病気

お探しの株が見つかりませんか?

希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。