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アデニア・スピノーサ (Adenia spinosa)

出典: Wikimedia Commons

アデニア・スピノーサ

中級者向け

Adenia spinosa

不規則にふくらむ大きな塊根から、とげのある細い枝をねじれるように伸ばす南アフリカ北部〜ボツワナ・ジンバブエの夏型アデニア。塊根ができるのは実生株だけで、挿し木株には塊根ができません。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
10〜35℃
寿命
長寿命(寿命の資料は少ない)
サイズ
高さ2.5mまで。塊根は自生地で径1.5mに達する
水やり・肥料
生育期に控えめに

概要

アデニア・スピノーサはトケイソウ科アデニア属の塊根植物で、南アフリカ北部のリンポポ州とボツワナ、ジンバブエに分布します。乾燥して暑い低木林の、深く乾いた砂地や岩の間に生え、コミフォラやボスキアなどの木や低木の陰に半ば隠れるように育ちます。高さ2.5mまでのとげのあるよじ登り性の低木で、不規則にふくらむ多肉質の塊根は自生地で径1.5mに達し、その上から細い枝がねじれ合うように伸びます。枝の先の鈍いとげは花序や若いとげが変化したもので、巻きひげのように他の植物に絡む働きもあります。葉は互生する広い卵形で、表は灰緑色、裏は淡い色で浅く裂け、冬の乾季には落葉します。雌雄異株で、晩冬から真夏にかけて葉腋にクリーム色がかった黄色の花を咲かせ、雄花は雌花より密に集まります。果実は3つに分かれる卵形の蒴果で、熟すと緑から黄色に変わります。現地のヴェンダ語名は「小さなバオバブ」と「大きなおなか」を合わせた言葉で、ふくらんだ幹の姿に由来します。南アフリカでは低懸念とされる一方、ジンバブエでは危急とされています。国内では実生株と挿し木株の両方が流通していますが、挿し木株は塊根をつくらないので、塊根を楽しむなら実生株を選びます。

アデニア・スピノーサの大きさ

アデニア・スピノーサの成体サイズは高さ2.5mまで。塊根は自生地で径1.5mに達するです。

基本情報

原産地

南アフリカ北部(リンポポ州)・ボツワナ・ジンバブエ

寿命

長寿命(寿命の資料は少ない)

サイズ

高さ2.5mまで。塊根は自生地で径1.5mに達する

適温

10〜35℃

水やり・肥料

生育期に控えめに

栽培ポイント

日当たり・置き場所

暑く乾いた環境を好む夏型です。よく日の当たる場所で育て、自生地のように株元はやや陰になる程度でかまいません。

水やり

夏の生育期はたっぷり水を与えます。

休眠期の管理

冬の乾季に落葉して休むので、冬は水を切って乾かして管理します。

温度・冬越し

霜に耐えないので、冬は霜の当たらない暖かい場所に取り込みます。

用土・植え替え

水はけのよい砂質の用土に植えます。酸性寄りの用土を好みます。

増やし方

種子と挿し木で増やせます。塊根ができるのは実生株だけで、挿し木株には塊根ができません。

病害虫・注意点

樹液は口に入ると有毒です。剪定や植え替えのときは手袋をし、子どもやペットの手の届かない場所に置きます。とげにも注意します。

塊根植物アデニア夏型南アフリカワシントン条約III

アデニア・スピノーサのよくある質問

Qアデニア・スピノーサの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qアデニア・スピノーサはどのくらいの大きさになる?
A

アデニア・スピノーサの成体サイズは高さ2.5mまで。塊根は自生地で径1.5mに達するです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qアデニア・スピノーサの水やり・肥料は?
A

アデニア・スピノーサの水やり・肥料は「生育期に控えめに」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qアデニア・スピノーサの値段の相場は?
A

アデニア・スピノーサの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Adenia spinosa Burtt Davy

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書IIIIUCN LC · 低懸念

2023年に南アフリカが CITES 附属書 III に掲載した種です。附属書 III の種は国際取引で輸出許可書や原産地証明書が必要になりますが、国内での譲渡に登録は不要です。

出典: Species+(CITES): Adenia spinosa / IUCN レッドリスト区分(GBIF 経由): Adenia spinosa

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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