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オトンナ・カカリオイデス (Othonna cacalioides)

AI生成イメージ

オトンナ・カカリオイデス

上級者向け

Othonna cacalioides

地中に平たいジャガイモのような塊根をもち、地表すれすれに20以上もの短い頭を並べる、キク科でもっとも小さな多肉植物の一つ。冬型で、光沢のある小さな葉と黄色い小花をつけます。

栽培難易度
上級者向け
適正温度
10〜35℃
寿命
生長がとても遅く長寿命(寿命の資料は少ない)
サイズ
地表すれすれの小型種。塊根は径9cm以上
水やり・肥料
生育期に控えめに

概要

オトンナ・カカリオイデスはキク科オトンナ属の冬型の塊根植物で、南アフリカの北ケープ州・西ケープ州(ボッケフェルト断崖〜ギフベルフ)とナミビア南部に分布します。南アフリカ側の分布域は20km²に満たず、テーブルマウンテン砂岩の石英岩の岩盤にできた、粗い砂が薄くたまっただけのごく浅いくぼみに生えます。生育地の荒廃、採取、家畜の踏みつけが脅威とされ、IUCN レッドリストでは危急(VU)に区分されています。茎は平たいジャガイモ状の塊根となってほとんど地中にあり、径9cm以上になります。樹皮は淡褐色〜くすんだ橙色で光沢があり、白い綿毛の跡が残ります。そこから20以上に分かれることもある短く太い頭が地表すれすれに並び、雨の季節に長さ2〜2.5cmのへら形の葉を出し、葉が枯れる頃に小さな黄色い花を咲かせます。夏から秋は葉のない肉質の茎だけで過ごします。単頭〜少頭の株はかつてオトンナ・ピグマエアとして区別されましたが、現在は本種の変異の範囲とされています。コレクターの人気が高い一方、栽培ではもっとも生長が遅く難しいオトンナの一つとされます。国内では冬型コーデックスとして通販や専門店で鉢植えが流通しています。

オトンナ・カカリオイデスの大きさ

オトンナ・カカリオイデスの成体サイズは地表すれすれの小型種。塊根は径9cm以上です。

基本情報

原産地

南アフリカ(北ケープ州・西ケープ州)〜ナミビア南部

寿命

生長がとても遅く長寿命(寿命の資料は少ない)

サイズ

地表すれすれの小型種。塊根は径9cm以上

適温

10〜35℃

水やり・肥料

生育期に控えめに

栽培ポイント

日当たり・置き場所

生育期の秋〜春はよく日の当たる場所で育てます。自生地に近い厳しめの環境で育てると株が締まります。

水やり

冬型です。秋に新葉が動き出したら水やりを始め、生育期は用土が乾いてから与えます。

休眠期の管理

春に葉が黄ばんで落ち始めたら水を減らし、夏は乾かして休眠させます。休眠中の過湿は塊根の腐れにつながります。

用土・植え替え

浅い砂地の岩のくぼみに生える種なので、粗い砂や軽石の多い、とても水はけのよい用土を使います。

病害虫・注意点

自生地がごく狭い危急種で、国際取引には許可が必要です。生長が遅く栽培も難しいため、根の張った国内の実生株を選ぶと失敗が少なく、野生個体への負担も減らせます。

塊根植物オトンナ冬型南アフリカワシントン条約III

オトンナ・カカリオイデスのよくある質問

Qオトンナ・カカリオイデスの栽培難易度は?
A

上級者向け。上級者向けの品種です。高度な栽培技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。

Qオトンナ・カカリオイデスはどのくらいの大きさになる?
A

オトンナ・カカリオイデスの成体サイズは地表すれすれの小型種。塊根は径9cm以上です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qオトンナ・カカリオイデスの水やり・肥料は?
A

オトンナ・カカリオイデスの水やり・肥料は「生育期に控えめに」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qオトンナ・カカリオイデスの値段の相場は?
A

オトンナ・カカリオイデスの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Othonna cacalioides L.fil.

別名(シノニム): Othonna minima DC., Othonna pillansii Hutch., Othonna pygmaea Compton, Othonna wrinkleana Lavranos

典拠データベース: GBIF · GBIF · GBIF(accepted: Crassothonna cacalioides)

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書IIIIUCN VU · 危急

2023年に南アフリカが CITES 附属書 III に掲載した種です。附属書 III の種は国際取引で輸出許可書や原産地証明書が必要になりますが、国内での譲渡に登録は不要です。 IUCN レッドリストでは危急(VU)です。

出典: Species+(CITES): Othonna cacalioides / IUCN レッドリスト区分(GBIF 経由): Othonna cacalioides

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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