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オトンナ・レトロルサ (Othonna retrorsa)

出典: Wikimedia Commons

オトンナ・レトロルサ

中級者向け

Othonna retrorsa

綿毛に覆われた多頭の塊根に、網目状の葉脈が浮き出る白っぽい灰緑色の硬い葉をロゼット状に広げる冬型のオトンナ。葉の縁に後ろ向きの小さな白い歯が並ぶのが名前の由来です。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
10〜35℃
寿命
長寿命の多年草(寿命の資料は少ない)
サイズ
高さ10cm・径30cmほどのクッション状
水やり・肥料
生育期に控えめに

概要

オトンナ・レトロルサはキク科オトンナ属の冬型の塊根植物で、南アフリカ北ケープ州ナマクアランドのスプリングボック、ホンデクリップバーイ、カミスクローンに囲まれた範囲にだけ分布します。分布域は約3035km²で、現在およそ20の小集団が知られ、個体数は安定しているとされます。露出した岩の斜面の浅い砂のくぼみや花崗岩の割れ目に生え、深い土に育つ株よりも岩の割れ目の株のほうが小さく詰まった姿になります。同じ岩場にはオトンナ・ユーフォルビオイデスも生えます。綿毛に覆われた塊根から多数の頭を出してクッション状に広がり、年を経ると高さ10cm、径30cmほどになります。葉は枝先に密なロゼットをつくり、長さ3〜7.5cm、幅8〜15mmの線形〜へら形で硬い革質、両面に網目状の葉脈が目立つ白っぽい灰緑色です。縁には小さな白い歯がまばらに並び、しばしば後ろ向きにつきます。枯れた古い葉の付け根が茎のまわりに残り、繊維状のかたまりになるのも特徴です。花茎は高さ10〜20cmほどで、黄色い小さな頭花をつけます。実生の塊根は1年で成株の半分ほどの大きさに育つことがあります。国内では冬型コーデックスとして通販で鉢植えが流通しています。

オトンナ・レトロルサの大きさ

オトンナ・レトロルサの成体サイズは高さ10cm・径30cmほどのクッション状です。

基本情報

原産地

南アフリカ(北ケープ州ナマクアランド)

寿命

長寿命の多年草(寿命の資料は少ない)

サイズ

高さ10cm・径30cmほどのクッション状

適温

10〜35℃

水やり・肥料

生育期に控えめに

栽培ポイント

日当たり・置き場所

生育期の秋〜春はよく日の当たる場所で育てます。自生地に近い厳しめの環境で育てると詰まった姿を保てます。

水やり

冬型です。秋に生長点に新しい葉が見え始めたら水やりを始め、生育期は用土が乾いてから与えます。

休眠期の管理

春に葉が黄ばんで落ち始めたら水を切り、夏はほぼ乾かして休ませます。

用土・植え替え

岩の割れ目の浅い砂地に生える種なので、粗い砂や軽石の多い水はけのよい用土を使い、深すぎない鉢に植えます。

病害虫・注意点

古い葉の付け根が株元に残って繊維状になるのは本種の性質です。無理にはがさず、腐っている部分だけ取り除きます。

塊根植物オトンナ冬型南アフリカワシントン条約III

オトンナ・レトロルサのよくある質問

Qオトンナ・レトロルサの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qオトンナ・レトロルサはどのくらいの大きさになる?
A

オトンナ・レトロルサの成体サイズは高さ10cm・径30cmほどのクッション状です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qオトンナ・レトロルサの水やり・肥料は?
A

オトンナ・レトロルサの水やり・肥料は「生育期に控えめに」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qオトンナ・レトロルサの値段の相場は?
A

オトンナ・レトロルサの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Othonna retrorsa DC.

別名(シノニム): Othonna retrorsa var. linearifolia DC., Othonna zeyheri Sond. ex Harv.

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書III

2023年に南アフリカが CITES 附属書 III に掲載した種です。附属書 III の種は国際取引で輸出許可書や原産地証明書が必要になりますが、国内での譲渡に登録は不要です。

出典: Species+(CITES): Othonna retrorsa

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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