
出典: Wikimedia Commons
シンビジウム
中級者向けCymbidium spp.
日本で最もポピュラーな洋蘭のひとつ。豪華な花房を長期間楽しめ、耐寒性が高いのが特徴。春〜秋は屋外で直射日光に当てて管理し、夏の高温で花芽を分化させる。
概要
シンビジウム(Cymbidium)は熱帯・亜熱帯アジアからオーストラリアにかけて約55種が分布する着生・地生ランです。ヒマラヤ山麓・中国南部・日本・東南アジアの標高の高い山地の森に自生し、大型の偽球茎に3〜12枚の細長い葉をつけます。花は1本の花茎に5〜20輪以上が整然と並び、白・黄・緑・ピンク・赤・褐色など色彩が豊富で、厚みがあり光沢のある花弁は花持ちが非常に長いのが特徴です。花期は主に秋〜春で切り花・鉢物として世界的に流通します。冬は室内の明るい窓辺で管理します。バーク・水苔・専用培養土で植え込み、生育期は適宜施肥します。東洋蘭としての長い歴史を持ち、中国・日本では古典的な文化植物として洋ランとしても広く愛好されています。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
シンビジウムの寿命
シンビジウムの寿命は20年以上です。
シンビジウムの大きさ
シンビジウムの成体サイズは30〜80cm(花茎含む)です。
シンビジウムの適温(温度・湿度)
シンビジウムの適温は15〜25℃です。湿度は50〜70%が目安です。
管理は春〜秋は屋外の半日陰〜日向で充実した草体を作り、花芽形成には夏の高温と秋の昼夜温差(10℃以上)が不可欠です。
基本情報
原産地
熱帯・亜熱帯アジア(ヒマラヤ・中国南部・日本・東南アジア)〜オーストラリア
寿命
20年以上
サイズ
30〜80cm(花茎含む)
適温
5〜30℃(適温15〜25℃)
湿度
50〜70%
水やり・肥料
固形肥料を春〜秋に2ヶ月ごと+液肥月2回
栽培ポイント
日当たり・置き場所
春〜秋は屋外の半日陰〜日向で充実した草体を作ります。冬は室内の明るい窓辺で管理します。
水やり
生育期はたっぷり与えます。冬は室内で乾き気味に管理し、用土の表面が乾いてから与えます。
温度・冬越し
5〜30℃に耐え、適温は15〜25℃です。花芽形成には夏の高温と秋の昼夜温差10℃以上が不可欠です。
用土・植え替え
バーク・水苔・専用培養土で植え込みます。古いバルブは若いバルブの栄養源になるので2〜3年は残します。
肥料
春〜秋に固形肥料を2ヶ月ごとに置き、液肥を月2回与えます。冬は施肥を止めます。
病害虫・注意点
秋に室内へ取り込む時期が重要で、早すぎると花芽が育ちません。湿度は50〜70%を保ちます。
シンビジウムのよくある質問
Qシンビジウムの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qシンビジウムの適正温度は?
シンビジウムの適正温度は15〜25℃です。推奨湿度は50〜70%です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
Qシンビジウムの寿命はどれくらい?
シンビジウムの平均寿命は20年以上です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Qシンビジウムはどのくらいの大きさになる?
シンビジウムの成体サイズは30〜80cm(花茎含む)です。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qシンビジウムの水やり・肥料は?
シンビジウムの水やり・肥料は「固形肥料を春〜秋に2ヶ月ごと+液肥月2回」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qシンビジウムの値段の相場は?
シンビジウムの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年8月31日
栽培スペック
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Cymbidium spp. Sw.
別名(シノニム): Cymbidium spp., Wutongshania, Jensoa, Iridorchis, Cyperorchis, × Cyperocymbidium, Pachyrhizanthe, Arethusantha
典拠データベース: GBIF · POWO · RHS 蘭交配種登録(International Orchid Register) · AOS(米国蘭協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ラン科 Orchidaceae は科全体が CITES 附属書II(附属書I 該当の Paphiopedilum 属・Phragmipedium 属および特定種を除く)。栽培品種・交配種も科の規制を受けるが、人工繁殖個体は附属書により取引が簡略化される場合がある。
出典: CITES Appendices (Orchidaceae spp. = Appendix II) / CITES Appendix I Orchid Checklist (Kew/UNEP-WCMC 2019)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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