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瑞鳳玉 (Astrophytum capricorne)

出典: Wikimedia Commons

瑞鳳玉

中級者向け

Astrophytum capricorne

長くねじれた褐色の刺で体を包み込むように覆うアストロフィツム。灰緑色の肌に白い星点を散らし、夏に中心が赤い大輪の黄花を咲かせる。種小名はヤギの角を意味する。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
5〜35℃
寿命
多年生。年数をかけて楕円〜円柱状に伸びる
サイズ
高さ最大50cm・幅10cm
湿度
30〜50%
水やり・肥料
少なめでよい(やせた用土を好む)

概要

瑞鳳玉(アストロフィツム・カプリコルネ)は、メキシコ北部のコアウイラ州からヌエボレオン州にかけてのチワワ砂漠に分布するサボテンです。標高300〜1400mほどの、年間降水量が200mmに満たない乾いた土地に生えます。球形〜楕円形の体に7〜9本の目立つ稜があり、成長すると高さ50cm、幅10cmほどになります。最大の特徴は刺で、長くねじれた刺が体を覆い隠すように伸び、この曲がった刺をヤギの角に見立てたのが種小名 capricorne の由来です。灰緑色の肌には白い星点が散りますが、星点の多い型と少ない型があります。夏に咲く花は大きな黄色で、中心が赤く色づきます。チワワ砂漠に広く分布することから、IUCN レッドリストでは低懸念(LC)とされています。有星類の例にもれず他家受粉の実生で殖やされるため個体差が大きく、日本には昭和初期から導入されて、刺が太くいかつい「大鳳玉」(var. crassispinum)、白点が密で白く見える「白瑞鳳玉」(var. niveum)、稜が波打つ「複隆瑞鳳玉」など、多くの変種や型が流通してきました。寒さにはある程度耐えますが凍結は避け、やせた水はけのよい用土で育てます。国内では専門店を中心に、変種名付きの実生株として出回ります。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

瑞鳳玉の大きさ

瑞鳳玉の成体サイズは高さ最大50cm・幅10cmです。

基本情報

原産地

メキシコ北部(コアウイラ州〜ヌエボレオン州のチワワ砂漠)

寿命

多年生。年数をかけて楕円〜円柱状に伸びる

サイズ

高さ最大50cm・幅10cm

適温

5〜35℃

湿度

30〜50%

水やり・肥料

少なめでよい(やせた用土を好む)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日当たりと風通しのよい、雨の当たらない場所で育てる。長い刺を美しく伸ばすには十分な光が要る。

水やり

夏型。生長期の春〜秋は用土が乾いてから与え、冬は控えて乾かし気味にする。

温度・冬越し

寒さにはある程度耐えるが、冬は凍らない場所で管理する。国内の図鑑は0℃前後を耐寒の目安としている。

用土・植え替え

やせたアルカリ性寄りの、非常に水はけのよい用土を好む。鉢ならサボテン用の用土で。

増やし方

実生(種子)で殖やす。他家受粉が必要で、実生株は刺や星点の出方に個体差がある。

病害虫・注意点

大鳳玉・白瑞鳳玉など変種や型の名で売られることが多い。入手時は名前と刺・星点の特徴を照らし合わせる。

有星類長刺夏型変種が多い

瑞鳳玉のよくある質問

Q瑞鳳玉の栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Q瑞鳳玉はどのくらいの大きさになる?
A

瑞鳳玉の成体サイズは高さ最大50cm・幅10cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Q瑞鳳玉の水やり・肥料は?
A

瑞鳳玉の水やり・肥料は「少なめでよい(やせた用土を好む)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Q瑞鳳玉の値段の相場は?
A

瑞鳳玉の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Astrophytum capricorne (A.Dietr.) Britton & Rose

別名(シノニム): Astrophytum capricorne, Astrophytum capricorne crassispinum, Astrophytum capricorne crassispinum-nudum, Astrophytum capricorne major, Astrophytum capricorne majus, Astrophytum capricorne minus, Astrophytum capricorne niveum, Astrophytum capricorne sanjuanense

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書IIIUCN LC · 低懸念

ワシントン条約(CITES)附属書II に掲載されています(サボテン科全体としての掲載)。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、国内での譲渡に登録などの手続きは不要です。外来生物法の規制対象ではありません。

出典: Species+(CITES)Astrophytum capricorne / 環境省 特定外来生物等一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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