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ミルクブッシュ (Euphorbia tirucalli)

出典: Wikimedia Commons

ミルクブッシュ

初心者向け

Euphorbia tirucalli

鉛筆ほどの太さの緑の枝を無数に分けて、サンゴのような姿になるユーフォルビア。刺はなく、葉もすぐに落ちる。切ると出る白い乳液が名の由来で、この乳液は強い毒性をもつ。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
5〜35℃
寿命
多年生の低木〜小高木
サイズ
自生地で高さ5〜9m(鉢植えでは60cm〜1.8m)
湿度
30〜50%
水やり・肥料
控えめでよい(有機質の多すぎない用土で)

概要

ミルクブッシュ(ユーフォルビア・ティルカリー)はトウダイグサ科の低木〜小高木で、和名はミドリサンゴ、別名アオサンゴとも呼ばれます。アフリカ東部から南部、マダガスカルにかけて自生するとされますが、生け垣などとして古くから各地に植えられて野生化したため、本来の原産地ははっきりしていません。インドなどアジアの熱帯にも広く定着しています。自生地では高さ5〜9mになり、よく分枝する円筒形の多肉質の枝は太さ7mmほどで、刺はありません。若い枝につく長さ1〜2.5cmの小さな葉はすぐに落ちるため、緑の枝だけが目立ちます。花は枝先に咲く小さな黄緑色で目立ちません。枝を切ると白い乳液が出るのが「ミルクブッシュ」の名の由来で、この乳液は皮膚や粘膜に強い刺激性があり、目に入ると一時的に視力を失うこともあるため、扱いには十分な注意が必要です。乳液に炭化水素が多く含まれることから、かつて燃料作物として研究されたこともあります。枝が赤く色づく型も流通しています。鉢植えでは高さ60cm〜1.8mほどに収まり、明るい室内でも育てられます。国内の図鑑では夏型とされ、寒さには弱いので冬は室内で管理します。国内では観葉植物や多肉植物の売り場で定番として広く出回っています。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

ミルクブッシュの大きさ

ミルクブッシュの成体サイズは自生地で高さ5〜9m(鉢植えでは60cm〜1.8m)です。

基本情報

原産地

アフリカ東部〜南部、マダガスカルとされる(各地に帰化し原産地は不明確)

寿命

多年生の低木〜小高木

サイズ

自生地で高さ5〜9m(鉢植えでは60cm〜1.8m)

適温

5〜35℃

湿度

30〜50%

水やり・肥料

控えめでよい(有機質の多すぎない用土で)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

明るい間接光から直射日光までよく育つ。夏の暑い地域では午後に少し日陰になる場所がよい。

水やり

夏型。用土が乾いてから与え、目安は1〜2週に1回。水のやりすぎは根腐れの原因になる。冬は控える。

温度・冬越し

熱帯〜亜熱帯性で寒さに弱い。国内の図鑑は5℃を耐寒の目安としており、冬は室内の明るい場所で管理する。

用土・植え替え

水はけのよい用土で。室内では粗めの砂などを混ぜたローム質の用土が向き、有機質が多すぎないものを使う。

増やし方

挿し木で殖やせる。切り口から出る乳液に触れないよう手袋と保護めがねをし、切り口を乾かしてから挿す。

病害虫・注意点

乳液は非常に刺激が強く、目に入ると一時的に失明することもある。子どもやペットの手の届かない場所に置く。ハダニ、アブラムシ、コナカイガラムシに注意。

ユーフォルビア観葉サンゴ状夏型

ミルクブッシュのよくある質問

Qミルクブッシュの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qミルクブッシュはどのくらいの大きさになる?
A

ミルクブッシュの成体サイズは自生地で高さ5〜9m(鉢植えでは60cm〜1.8m)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qミルクブッシュの水やり・肥料は?
A

ミルクブッシュの水やり・肥料は「控えめでよい(有機質の多すぎない用土で)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qミルクブッシュの値段の相場は?
A

ミルクブッシュの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Euphorbia tirucalli L.

別名(シノニム): Arthrothamnus tirucalli, Euphorbia geayi, Euphorbia laro, Euphorbia media, Euphorbia media bagshawei, Euphorbia media bashawei, Euphorbia rhipsaloides, Euphorbia scoparia

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ワシントン条約(CITES)附属書II に掲載されています(多肉性のユーフォルビア属としての掲載)。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、国内での譲渡に登録などの手続きは不要です。外来生物法の規制対象ではありません。

出典: Species+(CITES)Euphorbia tirucalli / 環境省 特定外来生物等一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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