
出典: Wikimedia Commons
瑠璃殿
初心者向けHaworthiopsis limifolia
濃い褐緑色の幅広い三角形の葉に、やすりの目のような白い突起の横筋が並ぶ硬葉系ハオルチア。葉が風車のようにねじれて広がるロゼットになります。
概要
瑠璃殿はツルボラン科の多肉植物で、かつてはハオルチア属(Haworthia limifolia)に含まれていましたが、現在は硬い葉をもつグループがハオルチオプシス属として分けられ、Haworthiopsis limifolia とされています。流通上は今もハオルチアとして扱われることがほとんどです。南アフリカのムプマランガ州、クワズール・ナタール州、エスワティニ、モザンビーク南部に分布します。茎はなく、12〜30枚の幅広い三角形の葉が風車のように広がるロゼットをつくり、ロゼットは径5〜6cmほどで、単頭か少しずつ子を出して最大20頭ほどの群生になります。種小名の limifolia(やすりのような葉)のとおり、葉は明るい緑から濃い褐緑色で、表面の白い突起がつながって横筋状に並ぶのが最大の特徴です。ロゼットが径12(〜15)cmになる大型のクローンが選抜・増殖されているほか、斑入りの個体も知られ、変種もいくつか記載されています。窓をもつ軟葉系のハオルチアとは、硬く不透明な葉と横筋の突起で一目で区別できます。国内では硬葉系ハオルチアの定番として園芸店・専門店ともに流通しています。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
瑠璃殿の大きさ
瑠璃殿の成体サイズはロゼット径5〜6cm(大型のクローンは12〜15cm)です。
基本情報
原産地
南アフリカ(ムプマランガ州・クワズール・ナタール州)、エスワティニ、モザンビーク南部
寿命
多年生(寿命の資料は少ない)
サイズ
ロゼット径5〜6cm(大型のクローンは12〜15cm)
適温
5〜35℃
湿度
30〜50%
水やり・肥料
春と秋の生育期に緩効性肥料か液体肥料を少量
栽培ポイント
日当たり・置き場所
一年を通して明るい日陰で育てます。直射日光でも枯れませんが、生育が遅くなり葉色が悪くなります。少し日に当てると赤みを帯びて締まった株になります。
水やり
春(3〜6月)と秋(9〜11月)に育つ春秋型です。生育期は用土の表面が乾いたらたっぷり与え、夏と冬は控えます。
温度・冬越し
冬は凍らない明るい場所で乾かし気味に休眠させます。湿った用土のまま寒さに当てると根腐れの原因になります。
用土・植え替え
水はけのよい用土を使い、用土が古くなったら生育期の直前か初期に植え替えます。
増やし方
植え替え時に子株を株分けするのが手軽です。葉挿しやタネまきでもふやせます。適期は3〜5月と9〜10月です。
病害虫・注意点
花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミが付くことがあります。常に湿った用土ではキノコバエが発生します。
瑠璃殿のよくある質問
Q瑠璃殿の栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Q瑠璃殿はどのくらいの大きさになる?
瑠璃殿の成体サイズはロゼット径5〜6cm(大型のクローンは12〜15cm)です。栽培環境や個体差により多少前後します。
Q瑠璃殿の水やり・肥料は?
瑠璃殿の水やり・肥料は「春と秋の生育期に緩効性肥料か液体肥料を少量」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Q瑠璃殿の値段の相場は?
瑠璃殿の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Haworthiopsis limifolia (Marloth) G.D.Rowley
別名(シノニム): Haworthia limifolia Marloth
典拠データベース: GBIF · GBIF: Haworthiopsis limifolia
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ハオルチオプシス・リミフォリア(瑠璃殿)は CITES に掲載されていません(Species+ で確認)。国内での譲渡に特別な手続きは要りません。
出典: Species+(CITES): Haworthiopsis limifolia
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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