
出典: Wikimedia Commons
寿(ハオルチア・レツーサ)
初心者向けHaworthia retusa
つやのある三角形の肉厚な葉が星形のロゼットに開き、上半分が平らに折れ曲がって半透明の窓になるハオルチア。窓には縦の筋模様が入ります。
概要
寿(レツーサ)はツルボラン科ハオルチア属の多肉植物で、南アフリカ西ケープ州のハイデルベルグからリバーズデールにかけての粘土質の丘に分布し、低木の下や石の間に生えます。18世紀初めには栽培に導入された古くから知られる種です。茎はごく短く、10〜15枚の葉がずんぐりした星形のロゼットをつくり、ロゼットは径5〜10(〜15)cmほどです。葉は長さ2.5〜4(〜8)cm、三角形で厚く、上半分が平らに切り詰められたように反り返り、その面が縦の筋の入った暗色の窓になるのが特徴です。葉の表面はなめらかでつやがあり、明るい光では褐色や紫がかった色になります。ハオルチアの中でも変異の大きい種で、近縁の種との中間的な集団も知られます。自生地の株は単頭か少数の群生にとどまりますが、園芸店で「レツーサ」として売られる子吹きのよい株には、実際は近縁のハオルチア・ツルギダ(H. turgida)であるものも多いとされます。国内では窓系ハオルチアの基本種として広く流通し、交配や選抜の親にも使われています。
寿(ハオルチア・レツーサ)の大きさ
寿(ハオルチア・レツーサ)の成体サイズはロゼット径5〜10(〜15)cm、葉長2.5〜4(〜8)cmです。
基本情報
原産地
南アフリカ 西ケープ州(ハイデルベルグ〜リバーズデール)
寿命
多年生(寿命の資料は少ない)
サイズ
ロゼット径5〜10(〜15)cm、葉長2.5〜4(〜8)cm
適温
5〜35℃
湿度
30〜50%
水やり・肥料
春と秋の生育期に緩効性肥料か薄めた液体肥料を少量
栽培ポイント
日当たり・置き場所
一年を通して明るい日陰で育てます。直射日光でも枯れはしませんが、生育が遅くなりみずみずしさが失われます。少し日に当てると葉が赤みを帯びて締まります。
水やり
春(3〜6月)と秋(9〜11月)に育つ春秋型です。生育期は用土の表面が乾いたらたっぷり与え、夏と冬は控えます。冷暖房の効いた室内では一年中育つこともあります。
温度・冬越し
冬は凍らない明るい場所で休眠させ、湿った用土のまま寒さに当てないようにします。
用土・植え替え
水はけのよい用土を使い、用土が古くなって生育が鈍ったら、生育期の直前か初期に植え替えます。
増やし方
株分け、葉挿し、タネまきでふやします。適期は3〜5月と9〜10月です。葉は付け根の部分を必ず付けて外します。
病害虫・注意点
花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミが付くことがあります。いつも湿った用土ではキノコバエの幼虫が根や茎を傷めます。
寿(ハオルチア・レツーサ)のよくある質問
Q寿(ハオルチア・レツーサ)の栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Q寿(ハオルチア・レツーサ)はどのくらいの大きさになる?
寿(ハオルチア・レツーサ)の成体サイズはロゼット径5〜10(〜15)cm、葉長2.5〜4(〜8)cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Q寿(ハオルチア・レツーサ)の水やり・肥料は?
寿(ハオルチア・レツーサ)の水やり・肥料は「春と秋の生育期に緩効性肥料か薄めた液体肥料を少量」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Q寿(ハオルチア・レツーサ)の値段の相場は?
寿(ハオルチア・レツーサ)の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Haworthia retusa (L.) Duval
別名(シノニム): Aloe retusa L., Apicra retusa (L.) Willd., Catevala retusa (L.) Medik.
典拠データベース: GBIF · GBIF: Haworthia retusa
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ハオルチア・レツーサは CITES に掲載されていません(Species+ で確認)。国内での譲渡に特別な手続きは要りません。
出典: Species+(CITES): Haworthia retusa
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
関連コラム
ハオルチアの育て方完全ガイド|軟葉系・硬葉系の違いと管理のコツ
ハオルチアの軟葉系と硬葉系の違い、適切な日当たり・水やり・用土の選び方、増やし方や植え替えのタイミングまで、初心者にもわかりやすく解説する育て方の完全ガイドです。
ハオルチアの窓を透明にするには|品種別の透明度と曇らせない育て方
ハオルチアの窓の透明度は品種でほぼ決まり、栽培でできるのは曇らせないことです。白濁・へこみの原因4つ、窓を大きく見せる深植えと徒長の見分け方、オブツーサなど透明度で選ぶ品種を解説します。
【徹底比較】エケベリア vs ハオルチア|育て方・費用・特徴の違い
エケベリアとハオルチアの違いを徹底比較。原産地や姿などの基本プロフィール、日照・水やり・置き場所の違い、増やし方と価格帯、生活スタイルに合うのはどちらか、季節ごとの管理カレンダーまで、選び方を解説します。
エケベリアとハオルチア、育てやすいのはどっち?徹底比較
多肉植物の入門種として人気のエケベリアとハオルチアを徹底比較。日照条件・水やり頻度・紅葉の楽しみ方・増やしやすさなど、初心者が知りたいポイントを解説します。
🩺 かかりやすい病気
お探しの株が見つかりませんか?
希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。





