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銀手毬 (Mammillaria vetula subsp. gracilis)

出典: Wikimedia Commons

銀手毬

初心者向け

Mammillaria vetula subsp. gracilis

細い円柱形の小さな茎が硬めの白い刺に包まれ、手まりのように群がるマミラリア。子株がぽろぽろ外れやすく、さし木で簡単にふやせます。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
5〜35℃
寿命
多年生(寿命の資料は少ない)
サイズ
小型で群生する。茎の大きさの資料は少ない
湿度
30〜50%
水やり・肥料
4〜7月中旬と9〜10月に、薄めた液体肥料を2週間に1回ほど

概要

銀手毬はサボテン科マミラリア属のサボテンで、現在はマミラリア・ベツラ(Mammillaria vetula)の亜種 gracilis として扱われ、流通上は旧名のマミラリア・グラキリスでも呼ばれます。メキシコのイダルゴ州とケレタロ州に分布します。茎はやや細い円柱形の明るい緑色で、硬めの白い刺に覆われます。側面や頂部から子株を次々に出して群生し、子株は外れやすく、落ちた子株から簡単に根づきます。1〜2月ごろ、控えめな黄色みがかったクリーム色の花を咲かせます。ピンクの花を咲かせる「赤花銀手毬」もあります。子株が外れやすい性質と、小さな茎が密に群がる姿が、同じ白い刺のマミラリアでも毛に覆われる玉翁や高砂との見分けどころです。とても丈夫で、強い日差しや長い乾燥、軽い霜にも耐えるとされ、生長はゆっくりで、一度落ち着けば同じ鉢と用土で長く育ちます。別名に銀毛丸、可憐丸があります。国内では一般の園芸店やホームセンターでミニサボテンとして流通し、開花期に入手しやすくなります。

基本情報

原産地

メキシコ(イダルゴ州・ケレタロ州)

寿命

多年生(寿命の資料は少ない)

サイズ

小型で群生する。茎の大きさの資料は少ない

適温

5〜35℃

湿度

30〜50%

水やり・肥料

4〜7月中旬と9〜10月に、薄めた液体肥料を2週間に1回ほど

栽培ポイント

日当たり・置き場所

強い光を好み、日照が足りないと形が乱れて花も咲きません。日当たりのよい屋外か温室、簡易フレームで育てます。日陰で育てた株を急に強い日差しに出すと焼けるので、少しずつ慣らします。

水やり

サボテンは多肉植物の夏型に準じて育てます。用土が乾いたらたっぷり与えますが、真夏は控えめにし、与えた水が早く乾く風通しのよい場所に置きます。やや乾かし気味に育てると締まったきれいな株になります。冬は乾かします。

温度・冬越し

枯れない最低温度の目安は3℃です。軽い霜には耐えるとされますが、冬は凍らない明るい場所で乾かして管理します。

用土・植え替え

無機質で水はけのよい用土を使います。生長がゆっくりなので、植え替えは鉢が子株でいっぱいになってからで十分です。

増やし方

外れた子株をさし木にすれば簡単にふやせます。適期は春から夏です。タネまきでもふやせます。

病害虫・注意点

子株が外れやすいので、植え替えや移動のときは株を強く触らないようにします。落ちた子株が鉢の周りで勝手に根づくこともあります。

サボテンマミラリアミニサボテン群生

銀手毬のよくある質問

Q銀手毬の栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Q銀手毬の水やり・肥料は?
A

銀手毬の水やり・肥料は「4〜7月中旬と9〜10月に、薄めた液体肥料を2週間に1回ほど」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Q銀手毬の値段の相場は?
A

銀手毬の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Mammillaria vetula subsp. gracilis (Pfeiff.) D.R.Hunt

別名(シノニム): Mammillaria gracilis Pfeiff., Mammillaria fragilis Salm-Dyck, Escobariopsis gracilis (Pfeiff.) Doweld

典拠データベース: GBIF · GBIF: Mammillaria vetula subsp. gracilis

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

サボテン科(Cactaceae spp.)として CITES 附属書 II に掲載されています。国際取引に許可が必要・国内の譲渡に登録は不要です。

出典: Species+(CITES): Mammillaria vetula

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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