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月下美人 (Epiphyllum oxypetalum)

出典: Wikimedia Commons

月下美人

初心者向け

Epiphyllum oxypetalum

平たい葉のような茎の縁から、長さ30cmにもなる純白の大輪を夜に咲かせる着生サボテン。強い香りを放ち、花は翌朝にはしぼみます。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
5〜35℃
寿命
多年生(寿命の資料は少ない)
サイズ
鉢植えで高さ1〜2m。花は長さ30cm・幅17cmほど
湿度
30〜50%
水やり・肥料
4〜9月に緩効性肥料、10月に液体肥料。窒素の多い肥料は花芽がつきにくくなる

概要

月下美人はサボテン科エピフィルム属のサボテンで、メキシコから中米にかけて分布し、樹木の上に着生して育ちます。茎は基部が木質化した円柱状の主茎から、長さ30cm、幅12cmほどになる平たい葉状の茎を出し、縁は浅く波打ちます。自生地の主茎は長さ6mに達することがありますが、鉢植えでは高さ1〜2mほどです。夏から秋(7〜11月)に、大きく育った株の平たい茎の縁に長さ30cm、幅17cmほどの白い大輪の花を咲かせ、花は夕方から開いて強い香りを放ち、翌朝までにしぼみます。連続して咲くのではなく、1シーズンに2〜3回ほどまとまって開花します。昼に咲く近縁のクジャクサボテンとは、夜咲きであることで区別されます。「夜咲きセレウス」と呼ばれることもありますが、夜に咲く柱サボテンのセレウス類とは近縁ではありません。栽培されている月下美人は品種改良されたものではなく原種そのもので、姫月下美人(E. pumilum)との交配から生まれた「満月美人」という品種もあります。国内では鉢物として広く流通し、夏の夜に咲く花として人気があります。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

月下美人の大きさ

月下美人の成体サイズは鉢植えで高さ1〜2m。花は長さ30cm・幅17cmほどです。

基本情報

原産地

メキシコ〜中米

寿命

多年生(寿命の資料は少ない)

サイズ

鉢植えで高さ1〜2m。花は長さ30cm・幅17cmほど

適温

5〜35℃

湿度

30〜50%

水やり・肥料

4〜9月に緩効性肥料、10月に液体肥料。窒素の多い肥料は花芽がつきにくくなる

栽培ポイント

日当たり・置き場所

11〜4月は日当たりのよい室内、5〜6月は戸外の日なたでよく日に当てると花芽がつきやすくなります。梅雨明けから9月中旬は葉焼けを防ぐため戸外の半日陰に移し、9月中旬〜10月は再びしっかり日に当てます。

水やり

5〜10月は用土の表面が乾いたらたっぷり与えます。11〜4月は表面が乾いてから数日待って少量を与え、乾かし気味に管理します。

温度・冬越し

寒さに弱いので、霜が降りる前に室内に取り込みます。乾かし気味に管理すれば0℃近くまで耐えます。

用土・植え替え

水はけのよい用土で、株に対して少し小さめの鉢に植えます。2年に1回ほど、5〜9月に古い土と傷んだ根を落として植え替えます。

増やし方

5〜9月にさし木でふやします。茎を2〜3節ずつ切り分けるか、30cmほどの茎をそのまま、肥料分の少ない清潔な用土にさします。

病害虫・注意点

茎や葉にカイガラムシが一年中付き、その排せつ物からすす病が出ます。見つけたらブラシでこすり落とすか、登録のある薬剤をラベルに従って使います。水のやりすぎは根腐れの原因になり、茎にしわが寄ってしおれます。

サボテン着生サボテン夜咲き香り

月下美人のよくある質問

Q月下美人の栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Q月下美人はどのくらいの大きさになる?
A

月下美人の成体サイズは鉢植えで高さ1〜2m。花は長さ30cm・幅17cmほどです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Q月下美人の水やり・肥料は?
A

月下美人の水やり・肥料は「4〜9月に緩効性肥料、10月に液体肥料。窒素の多い肥料は花芽がつきにくくなる」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Q月下美人の値段の相場は?
A

月下美人の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Epiphyllum oxypetalum (DC.) Haw.

別名(シノニム): Cereus oxypetalus DC., Cactus oxypetalus Moc. & Sessé ex DC., Cereus latifrons Zucc., Epiphyllum acuminatum K.Schum.

典拠データベース: GBIF · GBIF: Epiphyllum oxypetalum

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

サボテン科(Cactaceae spp.)として CITES 附属書 II に掲載されています。国際取引に許可が必要・国内の譲渡に登録は不要です。

出典: Species+(CITES): Epiphyllum oxypetalum

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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