
出典: Wikimedia Commons
新天地(ギムノカリキウム)
初心者向けGymnocalycium saglionis
灰緑色の扁平な球体に褐色〜黒の太い刺が反り返るギムノカリキウム。属の中で最も大きくなる種で、単頭のまま直径30cmを超えることがあります。
概要
新天地はサボテン科ギムノカリキウム属のサボテンで、アルゼンチン北西部(フフイ、サルタ、トゥクマン、カタマルカ、ラ・リオハ、サン・フアン)の標高240〜2,600mの岩の多い丘に広く分布し、自生地では個体数の多い種です。茎は扁平な球形〜短い円筒形で、直径30(〜40)cm、高さは15〜30cm、まれに90cmに達し、ギムノカリキウムの中で最も大型になります。肌は鈍い緑〜青緑で、低く幅広い稜が丸いいぼに分かれ、刺は黄褐色・赤褐色・黒で古くなると灰色になり、外側へ反り返ります。子を吹かずに単頭で育つのも特徴です。花は白〜淡いピンクで喉が赤く、径2〜3cmほどで頂部に冠のように並び、生育期に繰り返し咲きます。果実は赤い球形です。黄色い斑が入る「新天地錦」は同じ種の斑入り個体で、斑の部分は日焼けしやすくなります。国内では実生株が専門店を中心に流通し、斑入り品は一般の園芸店ではあまり見かけません。
新天地(ギムノカリキウム)の大きさ
新天地(ギムノカリキウム)の成体サイズは直径30(〜40)cm、高さ15〜30cm(まれに90cm)です。
基本情報
原産地
アルゼンチン北西部(標高240〜2,600m)
寿命
長寿命の多年生植物(寿命の資料は少ない)
サイズ
直径30(〜40)cm、高さ15〜30cm(まれに90cm)
適温
5〜35℃
湿度
30〜50%
水やり・肥料
植え替え時に緩効性の有機肥料を元肥として
栽培ポイント
日当たり・置き場所
春から秋は雨の当たらない日当たりと風通しのよい戸外か簡易温室で育てます。真夏の日中の強い直射日光は日焼けや生育停止の原因になるため、軽く遮ります。
水やり
サボテンは多肉植物の夏型に準じて管理します。春から秋の生育期は用土が完全に乾いたらたっぷり与え、真夏と冬はほぼ断水します。
温度・冬越し
冬はほぼ乾かして管理し、0℃以上を保ちます。気温が5℃を下回る頃には日の当たる簡易温室か室内に移します。
用土・植え替え
大きく育つので根張りの余裕を持たせ、2〜3年に一度、鉢が窮屈になったら植え替えます。酸性寄りの用土を好むとされます。
増やし方
子を吹かないため、ふやし方はタネまきが基本です。果実は十分に熟してから採種します。
病害虫・注意点
斑入りの「新天地錦」は斑の部分が日焼けしやすいので、春から秋は30%程度遮光すると安心です。
新天地(ギムノカリキウム)のよくある質問
Q新天地(ギムノカリキウム)の栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Q新天地(ギムノカリキウム)はどのくらいの大きさになる?
新天地(ギムノカリキウム)の成体サイズは直径30(〜40)cm、高さ15〜30cm(まれに90cm)です。栽培環境や個体差により多少前後します。
Q新天地(ギムノカリキウム)の水やり・肥料は?
新天地(ギムノカリキウム)の水やり・肥料は「植え替え時に緩効性の有機肥料を元肥として」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Q新天地(ギムノカリキウム)の値段の相場は?
新天地(ギムノカリキウム)の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Gymnocalycium saglionis (Cels) Britton & Rose
別名(シノニム): Echinocactus saglionis Cels, Echinocactus hybogonus Salm-Dyck, Gymnocalycium saglione (Cels) Britton & Rose, Brachycalycium tilcarense Backeb.
典拠データベース: GBIF · GBIF: Gymnocalycium saglionis
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
サボテン科(Cactaceae spp.)として CITES 附属書 II に掲載されています。国際取引に許可が必要・国内の譲渡に登録は不要です。
出典: Species+(CITES): Gymnocalycium saglionis
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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