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ビカクシダ・アルシコルネ (Platycerium alcicorne)

出典: Wikimedia Commons

ビカクシダ・アルシコルネ

初心者向け

Platycerium alcicorne

アフリカ東部〜マダガスカルに分布するビカクシダ。アフリカ産は黄緑色でつやがありほぼ無毛、マダガスカル産は濃い緑で毛が多く貯水葉に深いうねが出るなど、産地で姿が違う。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生(着生シダ)
サイズ
種レベルの計測値を示した資料は少ない
湿度
50〜70%
水やり・肥料
肥料の要否を示した資料は少ない。自生地では貯水葉にたまった落ち葉などが分解して養分になる

概要

ビカクシダ・アルシコルネ(Platycerium alcicorne)は、ウラボシ科ビカクシダ属の着生シダで、マダガスカル・コモロ諸島とアフリカ南東部(モザンビーク・ジンバブエなど)に分布する。ビカクシダ属の基準種(属の名前のもとになった種)でもある。かつては P. vassei という別名で別種とされたこともあるが、現在は同じ種として扱われる。この種は産地によって姿がかなり違うのが特徴で、愛好家向けの識別ガイドでは次のように整理されている。よく流通するアフリカ産の株は、葉が黄緑色で、ろう質のつやがあり毛がほとんどなく、枯れた貯水葉は濃い茶色になる。マダガスカル産の株は濃い緑色で毛が多く、光が十分だと貯水葉の上半分に谷のような深いうねが出て、枯れた貯水葉は黒っぽくなる。マダガスカル産は栽培が難しく、コレクションでは見つけにくい。アフリカ産の胞子葉は幅広い葉の先に細長い指状の裂片が伸びる。アフリカ産は子株をよく出し、過湿にはマダガスカル産よりやや弱い。どちらもビフルカツムより少し寒さに弱い。流通しているオーストラリア産のビフルカツムが、かつて P. alcicorne の名で扱われていた時期もあるため、古い資料の記述には注意したい。国内では丈夫な普及種として、園芸店やホームセンターでも扱われる。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

基本情報

原産地

マダガスカル・コモロ諸島・アフリカ南東部(モザンビーク・ジンバブエなど)

寿命

多年生(着生シダ)

サイズ

種レベルの計測値を示した資料は少ない

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

肥料の要否を示した資料は少ない。自生地では貯水葉にたまった落ち葉などが分解して養分になる

栽培ポイント

日当たり・置き場所

明るい場所を好む。マダガスカル産は光が十分だと貯水葉に深いうねが出る。強い直射日光は葉焼けに注意。

水やり

株元に定期的に水を与え、根が少し乾いてから次を与える。アフリカ産は過湿にやや弱いので、水のやりすぎに注意する。

温度・冬越し

ビフルカツムよりやや寒さに弱い。霜には耐えないので、冬は室内に取り込む。

用土・植え替え

板やヘゴ板に水苔で着生させるか、ラン用の用土や水苔で鉢植えにする。貯水葉が根元を覆うように育つので、貯水葉を無理にはがさない。

増やし方

アフリカ産は子株をよく出すので、育った子株を株分けして増やせる。

病害虫・注意点

産地による違いが大きいので、購入時はアフリカ産かマダガスカル産かを確認する。ハダニ・アブラムシ・コナカイガラムシに注意。胞子葉の表面を覆う白い星状毛は株を守るものなので、こすり落とさない。

ビカクシダ原種丈夫アフリカ

ビカクシダ・アルシコルネのよくある質問

Qビカクシダ・アルシコルネの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qビカクシダ・アルシコルネの水やり・肥料は?
A

ビカクシダ・アルシコルネの水やり・肥料は「肥料の要否を示した資料は少ない。自生地では貯水葉にたまった落ち葉などが分解して養分になる」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qビカクシダ・アルシコルネの値段の相場は?
A

ビカクシダ・アルシコルネの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Platycerium alcicorne (P.Willemet) Desv.

別名(シノニム): Platycerium vassei Poiss., Acrostichum alcicorne P.Willemet, Stemaria alcicornis (P.Willemet) Schott

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES(ワシントン条約)の附属書には掲載されていない。特定外来生物・種の保存法の国内希少野生動植物種にも該当しない。

出典: Species+(CITES 掲載確認) / 環境省 特定外来生物等一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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