メインコンテンツへスキップ
ビカクシダ・スパーバム (Platycerium superbum)

出典: Wikimedia Commons

ビカクシダ・スパーバム

中級者向け

Platycerium superbum

直径60cmを超える大きな貯水葉を広げ、2枚一組の胞子葉が長く垂れ下がる大型のビカクシダ。胞子は最初の分岐の付け根に大きな1枚のパッチでつく。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生(着生シダ)
サイズ
貯水葉は直径60cm以上、胞子葉は長さ30〜200cm。株の幅は1m程度になる
湿度
50〜70%
水やり・肥料
肥料の要否を示した資料は少ない。自生地では貯水葉にたまった落ち葉などが分解して養分になる

概要

ビカクシダ・スパーバム(Platycerium superbum)は、ウラボシ科ビカクシダ属の大型の着生シダで、オーストラリアのクイーンズランド州東部からニューサウスウェールズ州北東部にかけての熱帯雨林や湿潤な森林に分布する。Flora of Australia による特徴は次のとおり。根から子株を出さない単独性の種で、貯水葉は下部が丸い腎形で直径60cm以上になり、淡褐色の星状毛に密に覆われる。貯水葉の上部は扇形に立ち上がり、細長く二又に分かれた裂片を不規則に広げる。胞子葉はふつう2枚一組で垂れ下がり、長さ30〜200cm、最大5回ほど二又に分かれる。胞子嚢は胞子葉の裏の、最初の分岐のくぼみに張り出すように、幅10〜50cmの1枚の大きなパッチでつく。最もよく似ているのはフィリピン産のグランデで、かつては同じ種とされていた。見分けるポイントは胞子のパッチで、スパーバムは1つの分岐に1枚なのに対し、グランデは分岐した裂片の左右に同じ大きさのパッチが2枚ずつつく。どちらも子株を出さないので、株分けでなく胞子から増やされる。自生地ではひと株が幅1m程度に育つ。国内ではグランデとの識別が話題になりやすく、専門店で実生株が流通している。

ビカクシダ・スパーバムの大きさ

ビカクシダ・スパーバムの成体サイズは貯水葉は直径60cm以上、胞子葉は長さ30〜200cm。株の幅は1m程度になるです。

基本情報

原産地

オーストラリア東部(クイーンズランド州東部〜ニューサウスウェールズ州北東部)

寿命

多年生(着生シダ)

サイズ

貯水葉は直径60cm以上、胞子葉は長さ30〜200cm。株の幅は1m程度になる

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

肥料の要否を示した資料は少ない。自生地では貯水葉にたまった落ち葉などが分解して養分になる

栽培ポイント

日当たり・置き場所

木漏れ日〜半日陰程度の明るさ。大株になるので、胞子葉が垂れ下がれる高さのある場所に吊るす。

水やり

株元(成長点のまわり)に定期的に水を与え、根が少し乾いてから次を与える。完全に乾き切らせない。板付けの株は鉢ごと水に浸けるか、株元にたっぷりかける。

温度・冬越し

熱帯〜亜熱帯の森林の種。冬は霜に当てず、室内や温室で管理する。

用土・植え替え

板やヘゴ板に水苔で着生させるか、ラン用の用土や水苔で鉢植えにする。貯水葉が根元を覆うように育つので、貯水葉を無理にはがさない。

増やし方

子株を出さないため株分けはできない。増やすには胞子から育てる。

病害虫・注意点

「グランデ」の名で売られる株にスパーバムが含まれることがあるので、胞子のパッチの数を確認する。ハダニ・アブラムシ・コナカイガラムシに注意。胞子葉の表面を覆う白い星状毛は株を守るものなので、こすり落とさない。

ビカクシダ大型種原種単独性

ビカクシダ・スパーバムのよくある質問

Qビカクシダ・スパーバムの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qビカクシダ・スパーバムはどのくらいの大きさになる?
A

ビカクシダ・スパーバムの成体サイズは貯水葉は直径60cm以上、胞子葉は長さ30〜200cm。株の幅は1m程度になるです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qビカクシダ・スパーバムの水やり・肥料は?
A

ビカクシダ・スパーバムの水やり・肥料は「肥料の要否を示した資料は少ない。自生地では貯水葉にたまった落ち葉などが分解して養分になる」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qビカクシダ・スパーバムの値段の相場は?
A

ビカクシダ・スパーバムの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

分類・学名典拠

学名(受理名): Platycerium superbum de Jonch. & Hennipman

別名(シノニム): Platycerium grande var. tamburinense Domin

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES(ワシントン条約)の附属書には掲載されていない。特定外来生物・種の保存法の国内希少野生動植物種にも該当しない。

出典: Species+(CITES 掲載確認) / 環境省 特定外来生物等一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

関連コラム

コラムをもっと見る →

🩺 かかりやすい病気

お探しの株が見つかりませんか?

希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。