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ビカクシダ・エレファントティス (Platycerium elephantotis)

出典: Wikimedia Commons

ビカクシダ・エレファントティス

中級者向け

Platycerium elephantotis

胞子葉が鹿の角のように分岐せず、切れ込みのない幅広い一枚の葉として垂れ下がる、ゾウの耳のようなビカクシダ。熱帯アフリカ原産で、明るい緑の大きな貯水葉が季節ごとに入れ替わる。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生(着生シダ)
サイズ
種レベルの計測値を示した資料は少ない。胞子葉は長く幅広く垂れ下がる
湿度
50〜70%
水やり・肥料
肥料の要否を示した資料は少ない。自生地では貯水葉にたまった落ち葉などが分解して養分になる

概要

ビカクシダ・エレファントティス(Platycerium elephantotis)は、ウラボシ科ビカクシダ属の着生シダで、熱帯アフリカに分布する。英語では Angola Staghorn、Elephant Ear Staghorn などと呼ばれ、かつては P. angolense の名でも知られた。種小名は「ゾウの耳」の意味。最大の見分けどころは胞子葉で、ほかのビカクシダの胞子葉が鹿の角のように分岐するのに対し、本種の胞子葉は長く幅広い一枚の葉として垂れ下がり、下端に切れ込みや指状の裂片がない。この姿がゾウの耳にたとえられる。貯水葉は明るい緑色の大きな葉で、群れになって株元を覆う。生育には季節性がはっきりあり、春に前年の貯水葉が枯れ、夏に新しい貯水葉が出て、そのあとに新しい胞子葉が伸びる。乾燥期にしおれても水が戻ればよく回復する一方、暗い場所で湿りすぎると腐りやすい。明るく暖かい環境では子株をよく出し、大きく育って長く生きるとされる。国内では専門店で定常的に扱われている。詳しい形態を記した学術的な資料は入手しにくく、愛好家向けの識別ガイドや植物園の記録が主な情報源になっている。

基本情報

原産地

熱帯アフリカ

寿命

多年生(着生シダ)

サイズ

種レベルの計測値を示した資料は少ない。胞子葉は長く幅広く垂れ下がる

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

肥料の要否を示した資料は少ない。自生地では貯水葉にたまった落ち葉などが分解して養分になる

栽培ポイント

日当たり・置き場所

明るく暖かい場所を好む。暗い場所で湿った状態が続くと腐りやすい。

水やり

生育期は株元に水を与え、根が少し乾いてから次を与える。乾燥でしおれても回復しやすい一方、常に湿った状態は避ける。

温度・冬越し

熱帯アフリカの種で寒さに弱い。冬は暖かい室内で管理する。

用土・植え替え

板付けや水苔植えで育てる。春に前年の貯水葉が枯れて夏に新しい貯水葉が出るので、枯れた貯水葉の上部を切り詰めると新しい貯水葉がまっすぐ立ちやすい。

増やし方

明るく暖かい環境では子株をよく出すので、育った子株を株分けして増やせる。

病害虫・注意点

季節によって貯水葉が枯れるのは生育サイクルの一部なので、慌てて株を処分しない。ハダニ・アブラムシ・コナカイガラムシに注意。胞子葉の表面を覆う白い星状毛は株を守るものなので、こすり落とさない。

ビカクシダ原種アフリカゾウの耳

ビカクシダ・エレファントティスのよくある質問

Qビカクシダ・エレファントティスの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qビカクシダ・エレファントティスの水やり・肥料は?
A

ビカクシダ・エレファントティスの水やり・肥料は「肥料の要否を示した資料は少ない。自生地では貯水葉にたまった落ち葉などが分解して養分になる」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qビカクシダ・エレファントティスの値段の相場は?
A

ビカクシダ・エレファントティスの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Platycerium elephantotis Schweinf.

別名(シノニム): Platycerium angolense Welw. ex Baker, Alcicornium angolense (Welw. ex Baker) Underw., Platycerium velutinum C.Chr.

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES(ワシントン条約)の附属書には掲載されていない。特定外来生物・種の保存法の国内希少野生動植物種にも該当しない。

出典: Species+(CITES 掲載確認) / 環境省 特定外来生物等一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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