
出典: Wikimedia Commons
ユーフォルビア・メロフォルミス
初心者向けEuphorbia meloformis
8稜に分かれたメロンのような球形の体に、淡緑と紫褐色の縞模様が入るユーフォルビア。花が終わった後の花柄が長く残るのが特徴で、よく似たオベサとの見分けどころになる。
概要
ユーフォルビア・メロフォルミスは南アフリカ東ケープ州の固有種で、カリエガ(ウイテンハーヘ)、ゲベラ(ポートエリザベス)、マカンダ(グレアムズタウン)周辺の、石灰岩やカルクリートの露出する平地の短い草原や、多肉質の低木林のすき間に生えます。和名は貴青玉です。刺のない小型の多肉植物で、高さは10cmを超えることがまれで、長い直根の上に扁平な頂部をもつ半球形の体をつくります。体の径は5〜10cmで、8本の稜に淡緑〜紫褐色の縞と赤みを帯びた横帯が入ります。単頭のことが多いものの、年を経ると株元から子を出して群生することもあります。雌雄異株で、初夏から秋(原産地では11〜3月)に頂部から黄緑色の小さな花を咲かせ、花後も花柄が長く残ります。よく似たオベサ(E. obesa)とは、長く残る花柄、毛のある子房、疣や花の出る位置の間隔が広いことで見分けます。南アフリカのレッドリストでは、分布の狭さや違法採取から準絶滅危惧とされています。近縁の亜種バリダ(万代)はより大型で、硬くなった花柄が太く残る株が好まれます。国内では専門店の定番で、ホームセンターなどでも見かけます。傷つくと出る白い乳液は皮膚や目を刺激するので注意が必要です。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ユーフォルビア・メロフォルミスの大きさ
ユーフォルビア・メロフォルミスの成体サイズは高さ10cm以下・径5〜10cmです。
基本情報
原産地
南アフリカ(東ケープ州)
寿命
多年生
サイズ
高さ10cm以下・径5〜10cm
適温
5〜35℃
湿度
30〜50%
水やり・肥料
少なめでよい(緩効性の有機肥料を元肥に)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
生長期の春〜秋は、雨の当たらない日当たりと風通しのよい場所に置く。環境の変化による日焼けを防ぐため20〜30%ほど遮光する。
水やり
国内の資料では夏型とも春秋型ともされ、春〜秋が生長期。用土がしっかり乾いたらたっぷり与え、夜温が下がらない真夏は間隔をあける。冬は休眠するので断水する。
温度・冬越し
寒さにはある程度耐えるが、霜と凍結には注意する。冬は日当たりのよい室内か簡易温室で管理する。国内の図鑑は3〜5℃を耐寒の目安としている。
用土・植え替え
水はけのよい用土に、緩効性の有機肥料を元肥として混ぜる。直根が長いので深めの鉢が向く。
増やし方
雌雄異株なので、種子をとるには雄株と雌株の両方が必要。子株が出ればかき取って挿し木にできる。
病害虫・注意点
傷つくと出る白い乳液は皮膚や目を強く刺激する。植え替えなどでは手袋をし、触れた手で目をこすらない。
ユーフォルビア・メロフォルミスのよくある質問
Qユーフォルビア・メロフォルミスの栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Qユーフォルビア・メロフォルミスはどのくらいの大きさになる?
ユーフォルビア・メロフォルミスの成体サイズは高さ10cm以下・径5〜10cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qユーフォルビア・メロフォルミスの水やり・肥料は?
ユーフォルビア・メロフォルミスの水やり・肥料は「少なめでよい(緩効性の有機肥料を元肥に)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qユーフォルビア・メロフォルミスの値段の相場は?
ユーフォルビア・メロフォルミスの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Euphorbia meloformis Aiton
別名(シノニム): Euphorbia falsa, Euphorbia infausta, Euphorbia meloformis falsa, Euphorbia meloformis magna, Euphorbia meloformis meloformis, Euphorbia meloformis pomiformis, Euphorbia meloformis prolifera, Euphorbia meloformis valida
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ワシントン条約(CITES)附属書II に掲載されています(多肉性のユーフォルビア属としての掲載)。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、国内での譲渡に登録などの手続きは不要です。外来生物法の規制対象ではありません。
出典: Species+(CITES)Euphorbia meloformis / 環境省 特定外来生物等一覧
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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