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ハナキリン (Euphorbia milii)

出典: Wikimedia Commons

ハナキリン

初心者向け

Euphorbia milii

鋭い刺が密に生えた茎の先に、赤・ピンク・黄・白などの花びらのような苞をつけるマダガスカル原産のユーフォルビア。暖かければ一年中咲き、鉢花として親しまれる。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
5〜35℃
寿命
多年生の低木
サイズ
高さ1〜1.8m(鉢植えでは60cm以下のことが多い)
湿度
30〜50%
水やり・肥料
開花中は生育期に適度に施す

概要

ハナキリン(花麒麟)はマダガスカル原産のトウダイグサ科の低木で、多肉質の茎に鋭い刺が密に生えます。種小名は、1821年にフランスへ本種を持ち込んだレユニオン島総督ミリウス男爵にちなみます。中東に古くから持ち込まれていたとの説があり、キリストのいばらの冠の伝説から英語では crown-of-thorns と呼ばれます。茎は直立しますが、伸びると半つる状になって他のものに寄りかかり、刺は長さ3cmほどになります。長さ3.5cmほどの楕円形の葉は若い枝先に多くつき、休眠期の前に落ちるのは自然なことです。花のように見えるのは花序を包む一対の苞で、赤、ピンク、橙、黄、白などに色づき、気温があれば一年を通して咲き続けます。花柄は粘り気があり、小さな虫がつくことがありますが、食虫植物ではありません。多くの変種と栽培品種があり、とくにタイで育種された大輪で茎の太い系統が知られています。高さは品種により1〜1.8mほどです。日当たりを好み、湿って冷えた用土を嫌います。国内では多肉植物というより鉢花として花屋や園芸店で広く流通し、寄せ植えや花壇にも使われます。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

ハナキリンの大きさ

ハナキリンの成体サイズは高さ1〜1.8m(鉢植えでは60cm以下のことが多い)です。

基本情報

原産地

マダガスカル

寿命

多年生の低木

サイズ

高さ1〜1.8m(鉢植えでは60cm以下のことが多い)

適温

5〜35℃

湿度

30〜50%

水やり・肥料

開花中は生育期に適度に施す

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日当たりを好み、室内でも日の当たる場所に置く。暑い地域の屋外では真昼に少し日陰になる場所のほうが花付きがよい。

水やり

夏型。乾燥ぎみ〜適度な湿り気を好み、用土が乾いてから与える。休眠期の前の落葉は自然なことで、その時期は水を控える。

温度・冬越し

湿って冷えた用土と2℃を下回る低温を嫌う。冬は室内の日当たりのよい場所で管理する。

用土・植え替え

水はけのよい土ベースの鉢用土で植える。刺が鋭いので植え替えは厚手の手袋で行う。

増やし方

挿し木で殖やせる。切り口から出る乳液を乾かしてから挿す。暖かい季節に行う。

病害虫・注意点

切り口から出る白い乳液は有毒で、皮膚につくとかぶれ、目に入ると激しい炎症を起こす。剪定や植え替えは手袋と保護めがねをして行い、子どもやペットの手の届かない場所に置く。犬や猫などにも有毒。カイガラムシ、コナカイガラムシ、アザミウマ、ハダニがつくことがある。

ユーフォルビア鉢花四季咲き刺もの

ハナキリンのよくある質問

Qハナキリンの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qハナキリンはどのくらいの大きさになる?
A

ハナキリンの成体サイズは高さ1〜1.8m(鉢植えでは60cm以下のことが多い)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qハナキリンの水やり・肥料は?
A

ハナキリンの水やり・肥料は「開花中は生育期に適度に施す」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qハナキリンの値段の相場は?
A

ハナキリンの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Euphorbia milii Des Moul.

別名(シノニム): Euphorbia bojeri, Euphorbia bojeri mucronulata, Euphorbia breonii, Euphorbia milii breonii, Euphorbia milii imperatae, Euphorbia milii lutea, Euphorbia milii milii, Euphorbia milii tananarivae

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ワシントン条約(CITES)附属書II に掲載されています(多肉性のユーフォルビア属としての掲載)。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、国内での譲渡に登録などの手続きは不要です。外来生物法の規制対象ではありません。 なお、100株以上の単位で出荷される人工増殖の園芸品種は CITES の対象外とする注釈があります。

出典: Species+(CITES)Euphorbia milii / 環境省 特定外来生物等一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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