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王冠竜 (Ferocactus glaucescens)

出典: Wikimedia Commons

王冠竜

中級者向け

Ferocactus glaucescens

青緑色に白く粉を吹いたような肌と、鋭い稜に並ぶ黄色い刺の対比が美しい強刺類のサボテン。球形から円筒形に育って群生することもあり、頂部に鐘形の黄色い花を咲かせる。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
5〜35℃
寿命
多年生
サイズ
高さ最大45cm・径最大60cm
湿度
30〜50%
水やり・肥料
控えめでよい

概要

王冠竜(フェロカクタス・グラウケスケンス)はメキシコ固有のサボテンで、イダルゴ州、グアナフアト州、ケレタロ州、サン・ルイス・ポトシ州の、標高550〜2300mの石灰岩の丘や乾いた林に生えます。1828年にド・カンドールが Echinocactus glaucescens として記載し、1922年にブリトンとローズがフェロカクタス属に移しました。種小名は「青緑色を帯びる」という意味で、白く粉を吹いたような青緑色の肌を指します。体は球形〜円筒形で、単頭のことも子を出して群生することもあり、高さ45cm、径60cmほどまで育ちます。頂部はややくぼみ、疣のない鋭い稜が12〜17本あり、しばしば連なる細長い刺座に、長さ3.5cmほどの黄色い刺が中刺1本と側刺6〜7本並びます。花は鐘形の黄色で長さ4.5cmほど、果実は球形で白〜黄色に赤みを帯びます。英国王立園芸協会のガーデン・メリット賞を受けており、温帯では温室での栽培が勧められています。刺のない型(f. nuda)も知られています。分類上は、GBIF などで Bisnaga 属に移す扱いもありますが、ワシントン条約の資料や園芸では現在も Ferocactus glaucescens の名が使われています。国内の図鑑では夏型に分類され、強刺類の定番として専門店を中心に流通しています。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

王冠竜の大きさ

王冠竜の成体サイズは高さ最大45cm・径最大60cmです。

基本情報

原産地

メキシコ(イダルゴ州、グアナフアト州、ケレタロ州、サン・ルイス・ポトシ州)

寿命

多年生

サイズ

高さ最大45cm・径最大60cm

適温

5〜35℃

湿度

30〜50%

水やり・肥料

控えめでよい

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日当たりのよい、雨の当たらない場所で育てる。温帯では温室や簡易温室での栽培が勧められている。

水やり

夏型。生長期の春〜秋は用土が乾いてから与え、冬は控えて乾かし気味にする。

温度・冬越し

国内の図鑑は-6℃程度を耐寒の目安としているが、鉢植えは冬に凍結させないよう霜の当たらない場所で管理する。

用土・植え替え

石灰岩の丘に自生する種なので、水はけのよいサボテン用の用土で植える。

病害虫・注意点

刺は硬く鋭いので、植え替えは厚手の手袋や新聞紙で包んで行う。刺のない型(f. nuda)も同じ名で流通することがある。

強刺類青肌夏型フェロカクタス

王冠竜のよくある質問

Q王冠竜の栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Q王冠竜はどのくらいの大きさになる?
A

王冠竜の成体サイズは高さ最大45cm・径最大60cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Q王冠竜の水やり・肥料は?
A

王冠竜の水やり・肥料は「控えめでよい」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Q王冠竜の値段の相場は?
A

王冠竜の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Ferocactus glaucescens (DC.) Britton & Rose

別名(シノニム): Echinocactus dietrichianus, Echinocactus glaucescens, Echinocactus mammillarioides, Echinocactus pfeifferi, Echinocactus theiacanthus, Echinocactus theionacanthus, Echinofossulocactus pfeifferi, Ferocactus glaucescens

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ワシントン条約(CITES)附属書II に掲載されています(サボテン科全体としての掲載)。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、国内での譲渡に登録などの手続きは不要です。外来生物法の規制対象ではありません。

出典: Species+(CITES)Ferocactus glaucescens / 環境省 特定外来生物等一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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