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クリプトコリネ・ベケッティ (Cryptocoryne beckettii)

出典: Wikimedia Commons

クリプトコリネ・ベケッティ

初心者向け

Cryptocoryne beckettii

オリーブ褐色〜緑の先のとがった葉に、紫がかった葉裏をもつスリランカ産のクリプトコリネ。60年以上前から栽培される丈夫な種で、軟水にも硬水にも適応し、走出枝で茂みをつくる。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
22〜26℃
寿命
多年草。子株で増え続ける
サイズ
高さ10〜15cm程度(ペッティ)
水やり・肥料
CO2なしでも育つ。底床肥料があると生長がよい

概要

クリプトコリネ・ベケッティ(Cryptocoryne beckettii)はサトイモ科クリプトコリネ属の水草で、スリランカの中部から南西部に分布する。同じスリランカ産のウェンティー(C. wendtii)、ウンデュラータ(C. undulata)、ワルケリ(C. walkeri)と近い仲間で、60年以上前からアクアリウムで使われてきた。緑に褐色のニュアンスが入る先のとがった葉が特徴で、流通の多い「ペッティ」('Petchii'、異名C. petchii)は小型の型で、長さ10〜15cmの葉の縁がわずかに波打ち、表面は濃いオリーブ褐色、裏面は紫色になる。葉の色や形は水槽の環境によって大きく変わり、近縁のウェンティーと紛らわしいこともある。軟水にも硬水にも適応し、光もあまり選ばないが、明るい方がよく育つ。植え付け後にロゼットが広がり、根茎から出る子株で密な茂みになる。栄養のある底床では生長がやや早い。水上栽培もでき、湿った肥えた用土で育てると花を咲かせることもある。国内では入門向けのクリプトとして専門店で定番的に流通している。

クリプトコリネ・ベケッティの大きさ

クリプトコリネ・ベケッティの成体サイズは高さ10〜15cm程度(ペッティ)です。

クリプトコリネ・ベケッティの適温(温度・湿度)

クリプトコリネ・ベケッティの適温は22〜26℃です。

基本情報

原産地

スリランカ(中部〜南西部)

寿命

多年草。子株で増え続ける

サイズ

高さ10〜15cm程度(ペッティ)

適温

22〜26℃

水やり・肥料

CO2なしでも育つ。底床肥料があると生長がよい

栽培ポイント

光量・照明

弱い光でも育つが、明るいほうがよく育つ。

CO2・肥料

CO2・肥料なしでも育つ。添加すると生長が早まる。

水温・水質

適温は22〜26℃。軟水〜硬水、pH5〜8と適応範囲が広い。

底床・活着

栄養のある底床に植えると生長がやや早くなる。

トリミング・増やし方

根茎から出る子株を切り離して植え替える。中景に置き、刈り込んで形を整える。

注意点

植え替えや光・水質の急な変化で葉が溶ける「クリプトコリネ溶け」が起きやすい。根茎が生きていれば新しい葉が出るので、抜かずに待つ。水草は野外に捨てず、水槽外へ逸出させない。

クリプトコリネ初心者向け中景ロゼット型

クリプトコリネ・ベケッティのよくある質問

Qクリプトコリネ・ベケッティの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qクリプトコリネ・ベケッティの適正温度は?
A

クリプトコリネ・ベケッティの適正温度は22〜26℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。

Qクリプトコリネ・ベケッティはどのくらいの大きさになる?
A

クリプトコリネ・ベケッティの成体サイズは高さ10〜15cm程度(ペッティ)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qクリプトコリネ・ベケッティの水やり・肥料は?
A

クリプトコリネ・ベケッティの水やり・肥料は「CO2なしでも育つ。底床肥料があると生長がよい」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qクリプトコリネ・ベケッティの値段の相場は?
A

クリプトコリネ・ベケッティの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Cryptocoryne beckettii Thuill. ex Trim.

別名(シノニム): Cryptocoryne petchii Alston

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES非掲載(Species+で該当なし)。国内の外来生物法・種の保存法による規制はない。水草は屋外の川・池・水路に捨てたり、水槽の水ごと流したりしないこと。不要になった株やトリミング屑は水を切ってごみとして処分する。

出典: Species+(CITES掲載確認) / 環境省 特定外来生物等一覧(外来生物法)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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