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ウォーターマッシュルーム (Hydrocotyle verticillata)

出典: Wikimedia Commons

ウォーターマッシュルーム

初心者向け

Hydrocotyle verticillata

細い葉柄の先に円い盾形の葉をつけ、地下茎で這い広がる湿生植物(和名ウチワゼニクサ)。ビオトープの定番だが、日本各地で野生化しており国の「防除推進外来種」。特定外来生物のブラジルチドメグサとは別種。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
20〜28℃
寿命
多年草。地下茎で広がり続ける
サイズ
水槽内で高さ3〜10cmほど。屋外では40cm前後まで
水やり・肥料
CO2は中程度あるとよい。屋外では肥料なしでも育つ

概要

ウォーターマッシュルーム(Hydrocotyle verticillata)はウコギ科チドメグサ属の多年草で、日本の流通株は環境省リストでウチワゼニクサ(H. verticillata var. triradiata)とされ、ウォーターコインとも呼ばれる。南北アメリカに分布し、流通しているものは北米南部原産とされる。地下茎が盛んに枝分かれして這い、節から細い葉柄を立てて、中心に柄がつく円い盾形の葉を広げる。6〜10月に花茎を出し、小さな白い花を輪状につける。湿地や水辺に生え、水上・水中どちらでも育つ。水槽では前景に使われ、強い光と軟らかい弱酸性の水で最もよく育つ。根付かせずに浮かべても育ち、土を湿らせておけば鉢植えにもできる。日本には1960年ごろに入り、本州・四国・九州・南西諸島で野生化した。環境省の生態系被害防止外来種リスト第2版(2026年9月)では「防除推進外来種」とされ、水に運ばれて広がりやすいため自然水域に持ち込まないよう求められている。よく似たブラジルチドメグサ(H. ranunculoides)は特定外来生物で売買・栽培が禁止されているが、本種はそれより小型で浮葉をつけることが少ない。本種は特定外来生物ではない。国内ではビオトープ用の水辺植物として広く売られる。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

ウォーターマッシュルームの大きさ

ウォーターマッシュルームの成体サイズは水槽内で高さ3〜10cmほど。屋外では40cm前後までです。

基本情報

原産地

南北アメリカ(流通株は北米南部原産とされる)

寿命

多年草。地下茎で広がり続ける

サイズ

水槽内で高さ3〜10cmほど。屋外では40cm前後まで

適温

20〜28℃

水やり・肥料

CO2は中程度あるとよい。屋外では肥料なしでも育つ

栽培ポイント

光量・照明

強い光を好む。屋外では日当たりのよい場所で育てる。

CO2・肥料

水槽ではCO2を中程度添加するとよく育つ。屋外では肥料なしでも育つ。

水温・水質

軟らかい弱酸性の水で最もよく育つ。湿った土なら鉢植えでも育つ。

底床・活着

底床に植えるほか、根付かせずに浮かべても育つ。屋外では水辺の鉢やビオトープ向き。

トリミング・増やし方

地下茎がよく伸びるので、増えすぎた部分を切り取る。切った地下茎を植えれば増える。

注意点

生態系被害防止外来種リストの「防除推進外来種」。川や池、水田に捨てたり植えたりせず、雨で容器から溢れて流れ出ないようにする。刈った株は乾かしてごみに出す。

ビオトープ前景草外来種注意丸葉

ウォーターマッシュルームのよくある質問

Qウォーターマッシュルームの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qウォーターマッシュルームはどのくらいの大きさになる?
A

ウォーターマッシュルームの成体サイズは水槽内で高さ3〜10cmほど。屋外では40cm前後までです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qウォーターマッシュルームの水やり・肥料は?
A

ウォーターマッシュルームの水やり・肥料は「CO2は中程度あるとよい。屋外では肥料なしでも育つ」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qウォーターマッシュルームの値段の相場は?
A

ウォーターマッシュルームの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Hydrocotyle verticillata Thunb.

別名(シノニム): Hydrocotyle verticillata var. triradiata (A.Rich.) Fernald

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES非掲載(Species+で該当なし)。環境省の生態系被害防止外来種リスト第2版(2026年9月)で「防除推進外来種」(ウチワゼニクサ)。外来生物法ではチドメグサ属の植物を輸入する際に種類名証明書の添付が必要だが、国内での栽培・売買は規制されていない。特定外来生物に指定されているのは同属のブラジルチドメグサ(H. ranunculoides)で、本種ではない。自然水域には持ち込まず、屋外の川・池・水路に捨てたり流したりしないこと。

出典: Species+(CITES掲載確認) / 環境省 特定外来生物等一覧(外来生物法) / 環境省 生態系被害防止外来種リスト / 環境省 生態系被害防止外来種リスト 植物(第2版)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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