盆栽図鑑
人気の盆栽樹種の育て方・特徴・整姿のコツをまとめた品種図鑑です。
注目の盆栽
62品種を表示 / 137品種中(25–48)
思いのまま
Prunus mume 'Omoi-no-mama'
一本の木、ときには同じ枝に紅・白・淡紅・絞りの八重咲きを咲き分ける野梅系の遅咲き品種。別名「輪違い」。どの色がどこに咲くかは毎年変わり、単色の花ばかりの年もある。
© Didier Descouens / CC BY-SA 4.0枝垂柳(シダレヤナギ)
Salix babylonica
しなやかに垂れ下がる枝が風情あふれる落葉樹。水辺の景を手元で楽しめる。成長が非常に早く、こまめな管理が必要だが、独特の樹姿は他にない魅力。
© Jonathan Billinger / CC BY-SA 2.0獅子頭
Acer palmatum 'Shishigashira'
肉厚で縮れた小さな葉が枝先に密に重なって付く、葉芸で知られる八房性のもみじ。薄く平らに開く一般的なもみじの葉とはまったく違い、葉を見ただけで区別できる。秋の紅葉も楽しめる。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0鹿児島紅
Prunus mume 'Kagoshima-beni'
紅梅の代表格とされる緋梅系の品種。濃い紅色の八重咲き中輪花を咲かせ、細い枝の髄や葉柄まで濃い紅色になる。緋梅系は花の香りもよく、盆栽の紅梅として定番の品種。
寿光
Rhododendron indicum 'Juko'
「寿」と「暁天」の交配から生まれた皐月。桃紫色の地に紅紫の絞りや底白、白を咲き分ける中輪花で、花弁も葉も肉厚。名花とされ、多くの枝変わり品種の親にもなっている。

出猩々(デショウジョウ)
Acer palmatum 'Deshojo'
春の新芽が鮮烈な紅色に染まるモミジの園芸品種。新緑→深緑→紅葉と色の変遷が美しい。小品盆栽で特に人気が高く、四季を通じた色変化が最大の見どころ。
真如の月
Rhododendron indicum 'Shinnyo-no-tsuki'
紫色の花の中心が白く抜ける「底白」の大輪を咲かせる皐月。昭和初期に「絶倫」と「艶姿」の交配から生まれたとされ、葉はやや大きく、花を見るため比較的大きな樹に仕立てることが多い。

真柏(シンパク)
Juniperus chinensis var. sargentii
盆栽界で最も人気の高い柏類。ジンやシャリ(枯れた幹の白骨化)の芸が見どころ。自然界では断崖に自生し、捻じれた幹が野性味と風格を両立。
瑞祥
Pinus parviflora 'Zuisho'
五葉松の八房性品種の代表格。一本の五葉松に現れた変異の枝から挿し木・接ぎ木・取り木で殖やされてきた系統で、枝葉が細かく詰まり、五葉松としては生長が速く樹形が早くできる。
© Jebulon / CC BY-SA 3.0清玄
Acer palmatum 'Seigen'
芽出しが赤く、その後の紅葉も美しい「春モミジ」に数えられるイロハモミジ系の品種。小葉で、春の赤い新芽と秋の紅葉の二度の色を楽しめるため、小品〜中品のもみじ盆栽として定常的に流通する。
© David J. Stang / CC BY-SA 4.0清姫
Acer palmatum 'Kiyohime'
小葉で芽出しの美しい矮性のもみじ。春先の若葉の縁が赤紫に色づき、夏は緑、秋は黄〜橙〜赤に紅葉する。高さより横に広がる性質で枝が密に出るため、小品もみじの定番品種になっている。
石化檜
Chamaecyparis obtusa 'Sekka'
盆栽用に選別されたヒノキの品種で、小品盆栽の定番。「石化」は一般の八房よりさらに葉が硬く縮れる性質を指し、細かな葉がこんもり密生して、化石のような古風な姿になる。
© albert kok / CC BY 3.0石楠花(シャクナゲ)
Rhododendron
華麗な花を咲かせる常緑低木。大輪の花房が春を彩る。高山性のものは涼しい環境を好み、管理にはやや経験が必要。花後の管理が重要。

赤松
Pinus densiflora
雌松とも呼ばれる優美な松。赤褐色の樹皮と柔らかな針葉が女性的な印象を与える。文人木や模様木の樹形が多く、繊細で上品な佇まいが魅力。
© Original: Olga Ukhvatkina ; edit: MPF / CC BY-SA 4.0朝鮮五葉松(チョウセンゴヨウマツ)
Pinus koraiensis
五葉松の近縁種で、より大きな松笠と食用の松の実が特徴。朝鮮半島・中国東北部・ロシア極東と日本(本州中部・四国)に自生し、寒さに非常に強い。力強い幹と豊かな葉が魅力。
© junichiro aoyama from Kyoto, Japan / CC BY 2.0椿(ツバキ)
Camellia japonica
日本を代表する常緑花木。冬から春に咲く花は品種により赤、白、桃色と多彩。艶やかな濃緑の葉も美しく、花と葉のバランスが絶妙な盆栽になる。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0杜松(トショウ)
Juniperus rigida
鋭い針状の葉を持つ日本原産のジュニパー。シンパクとは異なる荒々しい質感が特徴。小品盆栽から大品まで幅広く楽しめる。ジン・シャリの表現にも優れる。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0冬至
Prunus mume 'Toji'
冬至のころから咲き始めることが名の由来とされる、野梅系の白梅。一重の白い中輪花を極早咲きで付け、花数が多く、幹の太りもよい。冬至梅とも呼ばれ、梅盆栽の苗としても定番。
© Tanaka Juuyoh / CC BY 2.0唐松(カラマツ)
Larix kaempferi
日本唯一の落葉針葉樹。春の芽吹きから秋の黄葉、冬の裸木まで四季の変化を楽しめる。高山に自生し、力強い幹模様が魅力。
© 3268zauber / CC BY-SA 3.0藤(フジ)
Wisteria floribunda
春に紫色の花房を垂れ下げる優美な花物盆栽。棚仕立てや懸崖仕立てで花房の美しさを最大限に引き出す。古木になるほど花付きが良くなる。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0道知辺
Prunus mume 'Michishirube'
昔、街道に植えられて旅人の道しるべになったと伝わる花ウメ。一重の大輪で、花色は淡紅〜紅とされる。幹の太りがよく樹勢が非常に強いことが試験場の調査で確かめられている。
© Kakidai / CC BY-SA 3.0梅(ウメ)
Prunus mume
早春に芳香を放つ花を咲かせる花物盆栽の代表。古木感のある幹肌と気品ある花姿が日本の伝統美を体現。松竹梅の一つとして古来より愛されてきた。
© Hayati Mayang Arum / CC BY-SA 4.0白丁花(ハクチョウゲ)
Serissa japonica
小さな白い星形の花が無数に咲く常緑低木。極小葉で小品〜ミニ盆栽に最適。根がよく太り、根上がりの樹形も作りやすい。室内でも管理可能。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0八重寒紅
Prunus mume 'Yae-kanko'
寒の入りから立春ごろに咲く「寒梅」の一つで、濃い紅色の八重咲きの花を付ける極早咲きの花ウメ。福井県園芸試験場の7品種比較でも最も早く咲いた。
盆栽のよくある質問
- 盆栽の相場はいくらくらいですか?
- ミニ盆栽は1,000〜5,000円、中品盆栽は5,000〜50,000円、銘木クラスの大品盆栽は数十万〜数百万円以上と、樹齢やサイズ・樹形で大きく異なります。
- 盆栽は初心者でも始められますか?
- もみじや真柏、五葉松の小品から始めるのがおすすめです。基本的な水やりと年1〜2回の剪定ができれば、初心者でも十分に盆栽を楽しめます。
- 盆栽の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば数百年以上生き続けます。日本には樹齢数百年の盆栽も多数あり、世代を超えて受け継がれる芸術品としての価値があります。
- 盆栽を購入する際の注意点は?
- 根張り・幹の動き・枝のバランスを見ることが大切です。初心者は樹形が整った完成木よりも、手頃な素材木から自分で仕立てる楽しさを味わうのもおすすめです。
- 盆栽の管理で最も重要なことは?
- 毎日の水やりが最も重要です。表土が乾いたらたっぷり水を与え、夏場は朝夕2回が基本です。屋外の風通しと日当たりの良い場所で管理しましょう。