© Σ64 / CC BY 3.0富士桜の通販|生産者直販
富士桜は、富士山や箱根周辺に自生する日本固有の野生桜で、マメザクラとも呼ばれます。花や葉、樹形が全体に小ぶりで、自生地では大きく育つ木もありますが、株立ちでは3〜5m程度にとどまることが多い種です。盆栽としても白から淡い紅色の小さな花を下向きに咲かせる姿が楽しめ、木がまだ若いうちから開花しやすいのも魅力です。仕立てにはやや経験を要する中級者向けの品種ですが、手をかけた分だけ表情豊かに育ち、桜の情緒をコンパクトに味わいたい方に向いています。
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富士桜の基本データ
- 栽培難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 樹齢の資料は少ない
- サイズ
- 最大10mほどだが、株立ちで3〜5mが多い(盆栽はミニ〜小品)
- 水やり
- 肥料(花後〜秋、梅雨と真夏を除く)
- 日当たり・置き場所
- 日当たりと湿り気のある環境を好む。ただしマメザクラ系は強い日差しと暑さに弱いので、夏は遮光した明るい半日陰で
- 水やり
- 乾燥地では育ちが悪い。少しの水切れでも過湿でも根を傷めやすいので、表土が乾いてきたらたっぷり与える
- 温度・冬越し
- 耐寒性が高く、冬に-20℃になる地域でも育つ。開花には冬の寒さが必要なので屋外で冬越しし、乾いた風と遅霜は避ける
- 用土・植え替え
- 火山地帯の産で土質はあまり選ばないが、鉢では水はけのよい用土に。根詰まりを見て植え替える
- 肥料
- 花後から秋に、梅雨と真夏を除いて与える。リン酸を含む花もの向けの肥料が合う
- 剪定・整姿
- 芽を出す力が弱く、強い剪定で衰弱しやすい。花後に伸び過ぎた枝を軽く整える程度にし、切り口には保護剤を塗る
- 病害虫・注意点
- アブラムシ、カイガラムシ、根頭がんしゅ病などサクラ類共通の病害虫に注意。自生種なので山採りではなく栽培品を選ぶ
富士桜について
富士山や箱根に自生する小型の野生桜「富士桜」。白〜淡紅色の花を下向きに咲かせ、若木のうちから開花する盆栽向きの品種。中級者向けですが、コンパクトな樹形で桜を身近に楽しめます。
富士桜を育てはじめる前に知っておきたい7つのこと
1日当たりと風通し
富士桜は日当たりを好むため、屋外で一日を通して光が当たる場所に置きます。風通しの悪い場所は病害虫の原因になりやすいため、鉢の周囲に空間を確保しましょう。真夏は西日を避けられる位置に移すと葉焼けを防げます。
2水やりの基本
用土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えるのが基本です。開花期から新芽が伸びる時期は特に乾きやすいため、水切れに注意します。冬は落葉して休眠するため、頻度を控えめにします。
3水はけのよい用土
富士桜は多湿を嫌うため、赤玉土を中心に水はけと保水性のバランスがとれた用土を選びます。過湿による根腐れは生育不良の主な原因になるため、鉢底の排水も確認しておきましょう。
4植え替えの時期
植え替えは花が終わり新芽が動き出す前の時期に行うのが一般的です。根鉢を軽くほぐして古い土を落とし、傷んだ根を整理してから新しい用土に植え付けます。毎年ではなく、鉢の中の根の状態を見ながら数年に一度を目安にします。
5花芽を残す剪定
富士桜は前年に伸びた枝に花芽をつけるため、剪定の時期と場所を誤ると翌春の花数が減ってしまいます。花後すぐに伸びすぎた枝を整理し、秋以降の強い剪定は避けるのが基本です。中級者向けとされるのは、この花芽管理に経験が求められるためです。
6病害虫への注意
サクラ類は総じてアブラムシなどの害虫やうどんこ病などがつきやすい仲間です。新芽や葉の裏をこまめに観察し、早い段階で異常に気づけるようにしておくと管理が楽になります。
7選ぶときのポイント
入手する際は、幹肌に傷みがなく枝分かれのバランスが取れた株を選ぶと、その後の樹形づくりがしやすくなります。花芽がついている株は開花時期の姿を確認しやすい一方、休眠期は枝ぶりや幹の動きで見極めます。栽培難易度は中級者向けとされているため、桜盆栽の基本を経験してから挑戦するのもおすすめです。
富士桜のよくある質問
- Q.富士桜とマメザクラは同じ品種ですか?
- A.はい、富士桜は日本固有の野生桜であるマメザクラの別名です。富士山や箱根周辺に多く自生することからこの名で呼ばれています。
- Q.初心者でも育てられますか?
- A.富士桜は中級者向けとされる品種です。花芽の管理や用土の水はけなど、桜盆栽特有のコツを要するため、他の樹種で盆栽の基本を経験してから挑戦するとスムーズです。
- Q.どのくらいの大きさに育ちますか?
- A.自生地では大きく育つ木もありますが、株立ちでは3〜5m程度にとどまることが多い種です。盆栽として仕立てる場合はミニ〜小品サイズで管理されるのが一般的です。
- Q.何年くらい楽しめますか?
- A.富士桜については樹齢に関する詳しい資料は多くありません。他の桜盆栽と同様に、水やりや植え替えなど日々の手入れを続けることで長く付き合っていくことができます。
- Q.花はいつ、どんな色に咲きますか?
- A.木がまだ若いうちから、白色から淡い紅色の小さな花を下向きに咲かせます。開花期は他のサクラ類と同様に春先が中心です。
富士桜栽培に役立つ便利ツール
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