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ナナカマド© Koichi Oda / CC BY 2.0

ナナカマドの通販|生産者直販

ナナカマド(Japanese rowan)はバラ科の落葉樹で、盆栽としても親しまれている樹種です。羽根のように細かく切れ込んだ葉は秋になると鮮やかな赤へと紅葉し、葉が落ちたあとも房状の赤い実が枝に残って、しばらくの間、冬の枝ぶりに彩りを添えます。初夏には白い小花が傘状に集まって咲き、一年を通じて姿の変化を楽しめるのが魅力です。もともと冷涼な気候を好む樹種で、暖地の平地では長く維持するのがやや難しいとされています。成長はゆっくりとした樹種で、時間をかけてじっくり樹形を育てていく盆栽向きの性質を持ちますが、栽培にはやや経験を要するため中級者向けとされています。

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ナナカマドの基本データ

栽培難易度
中級者向け
寿命
成長が遅い樹種で、寿命の資料は少ない
サイズ
樹高5〜10m
水やり
肥料(1〜2月に有機質の固形肥料。与えすぎない)
日当たり・置き場所
日当たりと風通しのよい場所へ。日照不足では花が咲かず病害虫にも弱くなる。冷涼な環境を好む
水やり
乾燥を嫌う。春秋は1日1回、真夏は2回、冬は3日に1回を目安に、表土が乾いたらたっぷり。夏の水切れに注意
温度・冬越し
寒さに強く北海道では平地でも育つ。暖地では夏の暑さで弱りやすく、長期の維持が難しい
肥料
1〜2月に有機質の固形肥料。与えすぎると樹が弱る原因になる
剪定・整姿
落葉後の11〜3月に剪定して風通しをよくする。剪定を好まず、強く切ると樹形が乱れやすい
病害虫・注意点
うどんこ病、アブラムシ、暖地ではカミキリムシに注意。自生種なので山採りではなく栽培品を
特徴紅葉実もの雑木寒冷地向き

ナナカマドについて

ナナカマドは秋の鮮やかな紅葉と、落葉後も房になって残る赤い実が魅力のバラ科の盆栽樹種。初夏には白い小花も咲かせます。冷涼な気候を好み、成長はゆっくりで、栽培には中級者向けの経験が求められます。

ナナカマドを育てはじめる前に知っておきたい7つのこと

  1. 1置き場所は涼しく風通しよく

    冷涼な気候を好む樹種なので、日当たりと風通しのよい場所で管理しつつ、真夏の強い直射日光や蒸れは避けるようにします。暖地の平地では夏の暑さが負担になりやすい点に留意しましょう。

  2. 2水切れに注意して水やり

    乾燥に弱いため、用土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、水切れを起こさないようにします。特に葉が茂る時期や気温の高い時期は乾きが早くなるため、こまめに土の状態を確認しましょう。

  3. 3水はけのよい用土を選ぶ

    過湿を嫌う一方で乾燥にも弱いため、水はけと保水性のバランスがとれた用土を選ぶことが大切です。一般的な盆栽用の培養土をベースに、環境に応じて調整するとよいでしょう。

  4. 4植え替えは休眠期に

    植え替えは葉が落ちた休眠期に行うのが基本です。根を大きく傷つけないよう注意しながら作業し、植え替え後は直射日光や強い風を避けた場所で養生させましょう。

  5. 5紅葉と実を楽しむ季節管理

    秋の紅葉と、落葉後に枝に残る赤い実がナナカマドの見どころです。実を長く楽しむためには、鳥による食害や強い風雨を避けられる場所に置くとよいでしょう。

  6. 6成長はゆっくりが前提

    成長が遅い樹種のため、樹形づくりは長い年月をかけてじっくり進めることになります。すぐに大きな変化を求めず、年単位で少しずつ形を整えていく気持ちで向き合うとよいでしょう。

  7. 7株選びは枝ぶりと健康状態を確認

    株を選ぶ際は、枝が枯れ込んでいないか、葉や幹に病害虫の跡がないかを確認しましょう。すでに紅葉や実つきの経過が見える株であれば、今後の樹形の方向性もイメージしやすくなります。

ナナカマドのよくある質問

Q.ナナカマドは初心者でも育てられますか?
A.ナナカマドは中級者向けとされる樹種で、冷涼な気候を好むなど管理にややコツが必要です。盆栽や庭木の栽培経験がある方であれば挑戦しやすいですが、初めての方は事前に管理方法をよく確認しておくと安心です。
Q.暖かい地域でも育てられますか?
A.ナナカマドは冷涼な地を好む樹種で、暖地の平地では長期間にわたって良好な状態を維持するのが難しいとされています。暖かい地域で育てる場合は、置き場所や季節ごとの管理により注意を払う必要があります。
Q.紅葉と実はいつ頃楽しめますか?
A.秋になると葉が鮮やかな赤色に紅葉し、葉が落ちたあとも房状の赤い実が枝に残ります。実は落葉後もしばらく枝に留まるため、季節が進んでからも冬の枝ぶりとあわせて楽しめます。
Q.植え替えはどのくらいの頻度で行えばよいですか?
A.根の状態を見ながら、数年に一度を目安に休眠期に行うのが一般的です。成長が遅い樹種のため根詰まりの進み方もゆるやかですが、鉢の中の様子を定期的に確認しておくと安心です。
Q.盆栽なのに樹高5〜10mとありますが本当ですか?
A.これは自生地での自然樹高を示す数値で、盆栽では鉢の中で仕立てることで小さなサイズに保たれます。剪定や植え替えを重ねながら、自然の樹形の魅力を凝縮して楽しむのが盆栽としてのナナカマドの特徴です。

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