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コウホネ (Nuphar japonica)

出典: Wikimedia Commons

コウホネ

中級者向け

Nuphar japonica

矢じり形の厚い葉を水上に立て、夏に黄色いカップ形の花を咲かせる日本の水草。白く太い地下茎が骨のように見えるのが名の由来。各地で減っており、多くの都道府県で絶滅危惧種になっている。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
20〜28℃
寿命
多年草。地下茎で長く維持できる
サイズ
水上葉の長さ20〜50cm、花の直径3〜5cm
水やり・肥料
栄養のある泥や田土で育てる

概要

コウホネ(Nuphar japonica)はスイレン科コウホネ属の多年生の水草で、北海道南西部から本州・四国・九州の浅い池や沼、川、水路に生え、日本固有種ともされる。名前は泥の中を横に這う白く太い地下茎が骨のように見えることに由来する。葉には水中の沈水葉と水上葉があり、水上葉は基部が矢じり形の長楕円形で長さ20〜50cm、革質で光沢のある濃い緑。浅い場所では水面から立ち上がり、深い場所では水面に浮かぶ。沈水葉は薄い膜質で縁が波打ち、流れのある場所では沈水葉だけをつけることもある。冬は水上葉が枯れ、沈水葉だけが残る。6〜10月に長い花柄の先に直径3〜5cmの黄色いカップ形の花を上向きに咲かせる。花弁のように見えるのは5枚の萼片である。花の色が赤みを帯びる型や斑入りの型も栽培されている。河川改修や圃場整備で激減し、多くの都道府県のレッドリストに載っているため、野外から採取せず栽培株を求めたい。近縁のシモツケコウホネは種の保存法で採取・譲渡が原則禁止されている別種なので混同に注意する。ビオトープや池のほか、沈水葉を水槽で楽しむこともできる。国内では水生植物を扱う園芸店で流通している。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

コウホネの大きさ

コウホネの成体サイズは水上葉の長さ20〜50cm、花の直径3〜5cmです。

コウホネの適温(温度・湿度)

コウホネの適温は20〜28℃です。

基本情報

原産地

日本(北海道南西部〜九州)

寿命

多年草。地下茎で長く維持できる

サイズ

水上葉の長さ20〜50cm、花の直径3〜5cm

適温

20〜28℃

水やり・肥料

栄養のある泥や田土で育てる

栽培ポイント

光量・照明

中程度〜強い光で育つ。屋外では日当たりのよい池や鉢で育てる。

CO2・肥料

CO2添加は不要。泥の多い栄養のある土に植える。

水温・水質

生育に適した水温は20〜28℃。寒さに強く、屋外で冬越しできる。冬は水上葉が枯れて沈水葉だけになる。

底床・活着

泥深い底に地下茎を横に寝かせて植える。水深によって葉が立ち上がったり浮いたりする。

トリミング・増やし方

地下茎を切り分けて増やす。

注意点

多くの都道府県で絶滅危惧種のため、野外から採取せず栽培株を選ぶ。近縁のシモツケコウホネは種の保存法で採取・譲渡が原則禁止されている。池や川に植えたり捨てたりしない。

在来種ビオトープ花を楽しむ浮葉植物

コウホネのよくある質問

Qコウホネの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qコウホネの適正温度は?
A

コウホネの適正温度は20〜28℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。

Qコウホネはどのくらいの大きさになる?
A

コウホネの成体サイズは水上葉の長さ20〜50cm、花の直径3〜5cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qコウホネの水やり・肥料は?
A

コウホネの水やり・肥料は「栄養のある泥や田土で育てる」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qコウホネの値段の相場は?
A

コウホネの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Nuphar japonica DC.

別名(シノニム): Nuphar japonica var. rubrotincta (Casp.) Ohwi, Nuphar japonica var. stenophylla Miki

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES非掲載(Species+で該当なし)。コウホネ自体は外来生物法・種の保存法の規制対象ではないが、多くの都道府県のレッドリストで絶滅危惧種などに指定されている。近縁のシモツケコウホネ(Nuphar submersa)は種の保存法の国内希少野生動植物種で、採取や売買・譲渡が原則禁止されているため、コウホネ類を扱う際は種を取り違えないこと。野外から採取せず、池や川、水路に植えたり捨てたりしないこと。不要になった株は乾かしてからごみとして処分する。

出典: Species+(CITES掲載確認) / 環境省 国内希少野生動植物種一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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