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コウホネ© 松岡明芳 / CC BY-SA 3.0

コウホネの通販|生産者直販

コウホネは、矢じり形の厚い葉を水面からすっと立ち上げ、夏になると黄色いカップ形の花を咲かせる日本の水草です。花の直径は3〜5cmほどで、水上に凛と咲く姿が印象的です。白く太い地下茎の見た目が骨のようであることから「川骨」と名づけられたといわれています。多年草で、地下茎を健康に保てば長く育て続けられるのも魅力のひとつです。かつては各地の池沼でふつうに見られましたが、自生地では数を減らし、今では多くの都道府県のレッドリストで絶滅危惧種などに指定されています。野外から採らず、栽培された株を選んで育てましょう。育成には多少の経験が求められますが、葉の展開や開花の変化をじっくり楽しめる水草です。

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コウホネの基本データ

栽培難易度
中級者向け
寿命
多年草。地下茎で長く維持できる
サイズ
水上葉の長さ20〜50cm、花の直径3〜5cm
適正温度
20〜28℃
水やり
栄養のある泥や田土で育てる
光量・照明
中程度〜強い光で育つ。屋外では日当たりのよい池や鉢で育てる。
CO2・肥料
CO2添加は不要。泥の多い栄養のある土に植える。
水温・水質
生育に適した水温は20〜28℃。寒さに強く、屋外で冬越しできる。冬は水上葉が枯れて沈水葉だけになる。
底床・活着
泥深い底に地下茎を横に寝かせて植える。水深によって葉が立ち上がったり浮いたりする。
トリミング・増やし方
地下茎を切り分けて増やす。
注意点
多くの都道府県で絶滅危惧種のため、野外から採取せず栽培株を選ぶ。近縁のシモツケコウホネは種の保存法で採取・譲渡が原則禁止されている。池や川に植えたり捨てたりしない。
特徴在来種ビオトープ花を楽しむ浮葉植物

コウホネについて

コウホネは黄色いカップ形の花と矢じり形の厚い葉が特徴の日本の水草です。多年草で地下茎により長く育てられ、夏になると直径3〜5cmの花を咲かせます。栽培は中級者向けです。

コウホネを育てはじめる前に知っておきたい7つのこと

  1. 1日当たりを確保する

    コウホネは日光を好む水草で、花を咲かせるにはしっかりとした日照が必要です。屋外の睡蓮鉢や池で、1日の大半に日が当たる場所に置くと生育が安定します。半日陰でも育ちますが、開花数は減る傾向があります。

  2. 2水やりより水位管理

    鉢植えで育てる場合は、用土が常に水に浸った状態を保つことが基本です。水位が下がりすぎないよう定期的に足し水を行い、夏場の蒸発にも注意します。水を丸ごと入れ替える必要は少なく、足し水中心で管理できます。

  3. 3用土は田土か荒木田土

    水草用の重い用土(田土や荒木田土など)を使うと、根が安定して活着しやすくなります。軽い園芸用培養土は水中で崩れやすく、コウホネには不向きです。植え付け後は表面に赤玉土などを軽く敷くと用土の流出を防げます。

  4. 4植え替えは春が目安

    地下茎がよく伸びるため、数年に一度は株分けを兼ねた植え替えが必要になります。休眠から動き出す春先が適期で、地下茎を傷つけないよう丁寧に掘り上げて植え直します。根詰まりすると花付きが悪くなることがあります。

  5. 5冬は水上葉が枯れ込む

    コウホネは冬になると水上に伸びていた葉が枯れ込み、地下茎を中心とした状態で休眠します。これは自然な性質で、枯れた葉を取り除いておけば春に新芽が出てきます。凍結が心配な地域では、鉢を水深のある場所に沈めるなどして地下茎を守ります。

  6. 6栽培株を選び、種を取り違えない

    購入時は地下茎がふっくらとして硬く、傷みや変色が少ない株を選ぶと活着しやすくなります。葉が青々として展開途中の新芽があるものは、成長が順調に進んでいるサインです。コウホネは多くの都道府県で絶滅危惧種とされているため、野外から採取された株ではなく栽培株を選びましょう。近縁のシモツケコウホネは種の保存法の国内希少野生動植物種で、採取や売買・譲渡が原則禁止されているので、コウホネ類を扱うときは種を取り違えないよう注意してください。池や川、水路に植えたり捨てたりせず、不要になった株は乾かしてからごみに出します。

  7. 7花は夏に水面近くで

    花芽は初夏から夏にかけて水中から伸び上がり、水面近くで黄色いカップ形の花を咲かせます。花の直径は3〜5cmほどで、1つの花は数日間咲き続けます。株が充実してくると、シーズン中に複数回開花することもあります。

コウホネのよくある質問

Q.屋内の水槽でも育てられますか?
A.屋内でも育成は可能ですが、コウホネは強い日照を好むため、屋外や明るい窓辺など光量を確保できる環境が向いています。屋内で育てる場合は光量不足で花が咲きにくくなることがあります。
Q.花はどれくらいの期間咲きますか?
A.1つの花は数日間咲き続けます。初夏から夏にかけて次々と花芽が上がってくるため、株が充実していれば開花の時期を長く楽しめます。
Q.地下茎はどのように管理すればいいですか?
A.地下茎は白く太い形状で、株の生命線となる部分です。用土にしっかり埋め、数年に一度、春に植え替えを行うことで健全な状態を保てます。傷つけると生育が弱ることがあるため、扱いは丁寧に行います。
Q.冬に葉が枯れてしまいましたが枯死していますか?
A.冬になると水上に伸びていた葉が枯れ込むのはコウホネの通常の性質で、地下茎が生きていれば枯死ではありません。枯れた葉を取り除いて管理を続ければ、春に新しい葉が出てきます。
Q.初心者でも育てられますか?
A.コウホネは中級者向けとされる水草で、日照・用土・水位管理などにある程度の知識が求められます。基本を押さえれば長く育てられるため、水草栽培に慣れてきた段階で挑戦するのに向いています。

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