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ハス© Peripitus / CC BY-SA 4.0

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ハスは、撥水性のある丸い葉を水面より高く立ち上げ、夏になると白やピンクの大輪の花を咲かせる水生植物です。葉の上を水滴がコロコロと転がる姿も観賞のポイントで、地下茎は食用のレンコンとして親しまれています。多年草なので、植え替えを重ねることで数年にわたって花を楽しめます。草丈は50〜100cm、葉の直径は40〜50cmほどに育ちますが、茶碗ほどの小さな器で楽しめる小型品種もあり、庭のない住まいでも鉢やかめで栽培できます。栽培には基本を押さえる必要がありますが、季節ごとの手入れを覚えれば毎年の開花が楽しめる植物です。

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ハスの基本データ

栽培難易度
中級者向け
寿命
多年草。植え替えで長く維持できる
サイズ
草丈50〜100cm、葉の直径40〜50cm(小型品種はより小さい)
水やり
元肥に緩効性肥料、4〜9月は月1回程度追肥
光量・照明
終日よく日の当たる場所で育てる。日当たりが悪いと花が咲きにくい。
CO2・肥料
元肥として緩効性の化成肥料を用土に混ぜ、4〜9月は1か月に1回程度追肥する。
水温・水質
常に水を張った状態を保つ。耐暑性は強く、耐寒性は普通。冬も水を切らさず、地下茎を凍らせないようにする。
底床・活着
粘土質の肥えた土を使う。田土が適し、なければ赤玉土に腐葉土を1〜2割混ぜる。かめや樽、鉢に植え、植え替えは生長を始める3月に行う。
トリミング・増やし方
3月に新芽のついた塊茎を3〜4節に切って株分けする。種まきの適期は4〜5月。
注意点
ハス属には品種登録された品種があり、登録品種は許諾なく増殖して販売・譲渡できない。品種名で売買するときは農林水産省の品種登録データベースで確認する。6〜8月は腐敗病が出やすい。池や川に捨てたり植えたりしない。
特徴ビオトープ花を楽しむ鉢植え抽水植物

ハスについて

ハスは水面より高く撥水性の葉を広げ、夏に白やピンクの大輪の花を咲かせる多年草の水生植物です。地下茎はレンコンとして知られ、茶碗で育つ小型品種は鉢やかめでも栽培を楽しめます。

ハスを育てはじめる前に知っておきたい7つのこと

  1. 1置き場所は日当たり重視

    ハスは日光を好むため、終日よく日の当たる屋外の場所に置くのが基本です。日当たりが悪いと花が咲きにくくなります。ベランダでも十分な日照があれば栽培できます。

  2. 2水を切らさない管理

    鉢やかめに水を張って育てる水生植物のため、水位が下がったらこまめに足し水をします。特に夏場は蒸発が早いので、毎日の水位チェックが欠かせません。

  3. 3用土は粘土質の田土

    ハスは水はけの良い土ではなく、粘土質でやや重みのある田土や専用培養土を好みます。軽い培養土だと水中で土が舞い、根が安定しにくくなります。

  4. 4植え替えは休眠期に

    生育が旺盛で鉢の中が地下茎でいっぱいになりやすいため、休眠期にあたる時期に株分けを兼ねて植え替えると生育が安定します。数年に一度の植え替えで花付きを保てます。

  5. 5夏の大輪が見頃

    花は主に夏に咲き、白やピンクの大輪が数日かけて開閉を繰り返します。一輪の花は数日で散りますが、株全体では夏を通して次々と新しい花が楽しめます。

  6. 6冬は地上部が枯れる

    冬になると地上部の葉は枯れて休眠状態に入りますが、地下茎は生きているため春になると新しい葉が芽吹きます。凍結対策として水を深めに保つと安心です。

  7. 7株選びは地下茎の状態と品種名の確認

    苗を選ぶ際は、地下茎(レンコン部分)が太くしっかりしていて、傷みや乾燥がないものを選ぶと活着しやすくなります。芽の先端が生き生きとしているかも確認しましょう。ハス属には種苗法の登録品種があり、登録品種は許諾なく増やして販売・譲渡できません。品種名で売買したり、株分けした株を譲ったりするときは、農林水産省の品種登録データベースで登録品種かどうかを確認してください。また、池や川、水路に植えたり捨てたりせず、不要になった株は乾かしてからごみに出しましょう。

ハスのよくある質問

Q.初心者でも育てられますか?
A.ハスは中級者向けの植物で、水位管理や用土選びなど基本を覚える必要があります。とはいえ、コツを押さえれば毎年花を咲かせることができます。まずは小型品種から始めるのもおすすめです。
Q.庭がなくても栽培できますか?
A.茶碗ほどの小さな器で育つ小型品種もあるため、庭がなくても鉢やかめでベランダ栽培が可能です。日当たりの良い場所を確保できれば十分楽しめます。
Q.花はどのくらいの期間咲きますか?
A.一輪の花は数日で花びらを落としますが、株全体では夏の間、次々と新しい花が咲きます。そのため夏を通して開花を楽しめます。
Q.植え替えはどのくらいの頻度で必要ですか?
A.地下茎の生育が旺盛なため、数年に一度を目安に休眠期の植え替えが必要です。鉢の中が地下茎でいっぱいになると花付きが悪くなることがあります。
Q.地下茎(レンコン)は食べられますか?
A.ハスの地下茎はレンコンとして知られる部分です。ただし観賞用に育てている株を食用にする場合は、施した肥料や栽培管理の内容をご自身でご確認のうえ判断してください。

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