食虫植物図鑑
人気の食虫植物の育て方・捕虫メカニズム・栽培のコツをまとめた品種図鑑です。
注目の食虫植物
55品種を表示 / 140品種中(25–48)
© Michal Rubeš / CC BY 3.0 czドロセラ・ペティオラリス
Drosera petiolaris
オーストラリア北部原産の熱帯性モウセンゴケ。長い柄の先にロゼット状の捕虫葉を展開。
© association AMV / CC BY-SA 4.0ドロセラ・ロツンディフォリア
Drosera rotundifolia
日本にも自生する丸葉のモウセンゴケ。湿地に生える身近な食虫植物。冬は休眠する。
© Alfindra Primaldhi / CC BY 2.0ネペンテス・アルボマルギナータ
Nepenthes albomarginata
袋の縁のすぐ下に白い毛の帯が巻く、名前どおり「白い縁取り」のウツボカズラ。この白い毛でシロアリをおびき寄せて捕らえる、シロアリ専門の食虫植物として知られる。袋は高さ15cmほど。
© No machine-readable author provided. NepGrower~commonswiki assumed (based on copyright claims). / CC BY-SA 2.5ネペンテス・アンプラリア
Nepenthes ampullaria
地面に密集して袋をつけるユニークなウツボカズラ。落葉を分解して栄養にする変わり種。
© JeremiahsCPs (English Wikipedia) / Public domainネペンテス・カシアナ
Nepenthes khasiana
インドに自生する唯一のウツボカズラ。緑地に赤褐色の筋が入る細めの袋を付け、袋の青い蛍光で虫を誘うと考えられている。ワシントン条約附属書Iの種で、国内の譲渡には登録票が要る。
© Keisotyo / CC BY-SA 4.0ネペンテス・ダイエリアナ
Nepenthes × dyeriana
N. × mixta と N. × dicksoniana を掛け合わせたとされる、4つの原種が関わる複雑交配のウツボカズラ。同じ組み合わせの交配が1900年に英国のVeitch商会で作られた記録がある。
© en:User:Rbrtjong / Public domainネペンテス・フッケリアーナ
Nepenthes × hookeriana
N. ampullaria と N. rafflesiana の自然交雑種で、ボルネオやマレー半島などの低地に比較的ふつうに見られるウツボカズラ。英名はHooker's pitcher-plant。国内では吊り鉢の定番として流通する。
© Original uploader was Attenboroughii at en.wikipedia / CC BY 3.0ネペンテス・ベントリコーサ
Nepenthes ventricosa
丸みを帯びた可愛らしい袋が特徴のウツボカズラ。高地性だが比較的育てやすい。
© Alfindra Primaldhi / CC BY 2.0ネペンテス・マキシマ
Nepenthes maxima
スラウェシ島原産の美しいウツボカズラ。大きな袋と多様な色変異が魅力。比較的丈夫。
© Scott Zona / CC BY 2.0ネペンテス・マダガスカリエンシス
Nepenthes madagascariensis
マダガスカル島東岸の低地湿地に生えるウツボカズラ。細身の漏斗形をした黄色い上部の袋が多く、幅広い縁とほぼ円形の蓋が目印。17世紀に記録された、属で最初に学術的に知られた種。
© en:User:Rbrtjong / Public domainネペンテス・ラインワルディアナ
Nepenthes reinwardtiana
ボルネオとスマトラに分布するウツボカズラ。袋の内側に「目玉」と呼ばれる2つの斑点が出るのが最大の特徴で、緑から濃赤まで色彩の幅が広い。低地から標高2200mまで生える珍しい種。
© en:User:Rbrtjong / Public domainネペンテス・ラフレシアーナ
Nepenthes rafflesiana
東南アジアに広く分布する大型ウツボカズラ。巨大な袋と変化に富んだ色合いが魅力。
ネペンテス・リンダ
Nepenthes 'Linda'
'Rebecca Soper' と赤い N. ventricosa の交配から選ばれた高地性の交配ウツボカズラ。中ほどが細くくびれた深いえんじ色の袋に、光沢のある濃色の縁が付く。親に似るため名札の確認が大切。
ネペンテス・レベッカソーパー
Nepenthes 'Rebecca Soper'
中ほどがくびれた細長い袋が、えんじ色から黒に近い濃色へ深まり、内側の淡い色と対照をなす高地性の交配ウツボカズラ。吊り鉢で広く出回る。交配親は資料により N. ventricosa × N. ramispina などとされる。

ネペンテス(ウツボカズラ)
Nepenthes spp.
東南アジアを中心に約170種が分布する壺型食虫植物。蓋付きの壺(ピッチャー)で昆虫を捕らえて消化する。ハイランド種(高地)とローランド種(低地)で栽培環境が異なる。
© Noah Elhardt / CC BY-SA 2.5ハエトリソウ
Dionaea muscipula
世界で最も有名な食虫植物。二枚貝のような葉が0.1秒で閉じて昆虫を捕獲する驚異的なメカニズムを持つ。北米東海岸の湿地のみに自生。冬には休眠が必要。

ハエトリソウ・B52
Dionaea muscipula 'B52'
最大級のトラップを持つハエトリソウ品種。名前は爆撃機B-52に由来する迫力のサイズ。
© Gabriele Zoppoli / CC BY-SA 4.0ハエトリソウ・エイリアン
Dionaea muscipula 'Alien'
捕虫葉が強く弓なりに曲がり、先端が癒着して閉じきらない奇形系のハエトリソウ。短い縁毛に小さな翼が付く。映画『エイリアン』の頭部に見立てて名付けられたフランス作出の登録品種。

ハエトリソウ・キングヘンリー
Dionaea muscipula 'King Henry'
直立する長いトラップが特徴のハエトリソウ品種。力強い姿が王者の風格。

ハエトリソウ・グリーンドラゴン
Dionaea muscipula 'Green Dragon'
トラップの内側が緑色の珍しい品種。通常の赤いトラップとは異なる清涼感がある。
ハエトリソウ・シャークティース
Dionaea muscipula 'Shark Teeth'
縁の毛が短いギザギザの歯になるタイプとして流通するハエトリソウの品種名。ICPSの登録品種一覧には無い名前で、作出者や基準となる株ははっきりしない。育て方は基本種と同じ。
ハエトリソウ・ジョーズ
Dionaea muscipula 'Jaws'
縁毛が短い三角の歯になり、半開きの捕虫葉がサメの顎のように見えるハエトリソウ。大きく色づきのよい捕虫葉も特徴。米国で交配・選抜され2002年にICPS登録された品種。

ハエトリソウ・デンテート
Dionaea muscipula 'Dentate Traps'
トラップの歯が三角形に尖った品種。通常の細い歯とは異なる力強い印象。

ハエトリソウ・ビッグマウス
Dionaea muscipula 'Big Mouth'
非常に大きなトラップを形成する品種。捕虫葉は長さ4.5cmほどになる。
食虫植物のよくある質問
- 食虫植物の相場はいくらくらいですか?
- ハエトリソウは500〜2,000円、ネペンテス(ウツボカズラ)は1,000〜10,000円、希少な高地性ネペンテスは数万円以上と種類やサイズで大きく異なります。
- 食虫植物は初心者でも育てられますか?
- ハエトリソウやモウセンゴケ、サラセニアは比較的育てやすく初心者にもおすすめです。腰水管理で湿度を保ち、日当たりの良い場所に置けば元気に育ちます。
- 食虫植物の寿命はどれくらいですか?
- ハエトリソウは適切に管理すれば10年以上、サラセニアも同様に長寿です。ネペンテスは環境が合えば何十年も育ち、株がどんどん大きくなります。
- 食虫植物を購入する際の注意点は?
- 葉や捕虫器官が健康的か、根腐れしていないか確認しましょう。ネペンテスは袋がついている個体を選ぶと安心です。購入後は急な環境変化を避けて徐々に慣らしましょう。
- 食虫植物に虫を与える必要はありますか?
- 虫を与えなくても光合成で十分育ちます。虫は補助的な栄養源であり、無理に与える必要はありません。屋外栽培なら自然に虫を捕らえるので、観察を楽しめます。