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ヒツジグサ© Dinkun Chen / CC BY-SA 4.0

ヒツジグサの通販|生産者直販

ヒツジグサは、日本に自生する唯一のスイレンとして知られる水生の多年草です。水面に浮かぶ葉の間から、直径3〜7cmほどの小さく可憐な白い花を咲かせます。花が開くのは午後2時ごろとされ、この時間帯を表す「未の刻」にちなんで名付けられたという説があります。葉の裏側はほんのり赤紫色を帯びており、表側とは違った表情を楽しめるのも魅力です。派手さより静かな趣を感じさせる花姿で、和の雰囲気を演出したい水辺づくりにも向いています。多くの都道府県で絶滅危惧種などに指定されているため、野外から採らず栽培された株を選び、ヒツジグサを親にした交配品種と混同しないよう学名や由来も確かめましょう。栽培にはある程度の経験があるとより安定して楽しめる品種です。

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ヒツジグサの基本データ

栽培難易度
中級者向け
寿命
多年草
サイズ
葉の長さ8〜19cm、花の直径3〜7cm
水やり
生育期に固形の緩効性肥料を少量
光量・照明
温帯スイレンと同じく、少なくとも半日以上、できれば終日直射日光の当たる場所で育てる。
CO2・肥料
自生地は栄養の少ない水域なので、肥料は控えめにする。与える場合は固形の緩効性肥料を土に埋め込む。
水温・水質
寒さに強く、冬も水を張ったまま屋外で越冬できる。地下茎が凍りつかないようにする。自生地は中性〜弱酸性の水。
底床・活着
田土や荒木田土に植え、株元から水面まで10cmほどの水位を目安にする。
トリミング・増やし方
地下茎では増えないので、種子をまいて増やす。
注意点
多くの都道府県で絶滅危惧種のため、野外から採取せず栽培株を選ぶ。交配品種と混同しないよう学名を確かめる。コイやザリガニのいる池では食害を受ける。池や川に植えたり捨てたりしない。
特徴在来種ビオトープ花を楽しむ浮葉植物

ヒツジグサについて

日本に自生する唯一のスイレンとして知られるヒツジグサ。直径3〜7cmの白い花と赤紫色の葉裏が特徴の多年草水草で、午後に花を咲かせる習性でも知られます。栽培は中級者向けで、和の趣ある水辺づくりに向いています。

ヒツジグサを育てはじめる前に知っておきたい7つのこと

  1. 1日当たりのよい場所に

    ヒツジグサは日光を好むため、屋外の明るい場所に置くとよく花を咲かせます。半日以上日が当たる場所を選ぶと、花つきが安定しやすくなります。

  2. 2水深は浅めが基本

    葉の長さは8〜19cm程度なので、水鉢や睡蓮鉢など浅めの水深でも育てやすい植物です。深すぎる容器よりも、葉が水面までしっかり届く水深を選びましょう。

  3. 3用土は田土や荒木田土

    水生植物用の重い土(田土・荒木田土など)を選ぶと、根が安定し株が動きにくくなります。軽い培養土は水中で崩れやすいため向きません。

  4. 4植え替えは生育期に

    株が大きくなり鉢が窮屈になってきたら、生育期に合わせて植え替えを行います。根が張りすぎると花つきが悪くなることがあるため、様子を見ながら数年に一度を目安に行うとよいでしょう。

  5. 5冬は屋外でも越冬可能

    多年草のため、防寒対策をすれば屋外でも冬を越すことができます。水面が凍結する地域では、容器を凍らない深さに沈めるなどの工夫をするとよいでしょう。

  6. 6肥料は控えめに

    肥料を与えすぎると葉ばかり茂って花つきが悪くなることがあります。生育期に緩効性肥料を少量与える程度にとどめると、バランスよく育ちます。

  7. 7栽培株を選び、学名を確かめる

    購入時は葉に傷みや変色が少なく、根がしっかりしている株を選ぶとその後の生育が安定しやすくなります。ヒツジグサは多くの都道府県で絶滅危惧種とされているため、野外から採取された株ではなく栽培株を選びましょう。交配されたスイレンと混同しないよう、学名(Nymphaea tetragona)も確かめてください。池や川、水路に植えたり捨てたりせず、不要になった株は乾かしてからごみに出します。

ヒツジグサのよくある質問

Q.ヒツジグサは初心者でも育てられますか?
A.栽培難易度は中級者向けとされています。水生植物の基本(水深・日照・用土)を押さえていれば挑戦しやすいですが、全くの初心者よりも植物栽培に慣れた方に向いています。
Q.花はいつごろ、どのくらいの大きさで咲きますか?
A.花の直径は3〜7cmほどで、生育期に水面で咲きます。午後2時ごろに開くとされ、この習性が和名の由来になったといわれています。
Q.睡蓮鉢のような小さな容器でも育てられますか?
A.葉の長さは8〜19cm程度とコンパクトなため、睡蓮鉢など比較的小さな容器でも育てやすい植物です。深い池でなくても楽しめます。
Q.葉の裏が赤紫色なのは病気ではありませんか?
A.赤紫色は品種の自然な特徴で、病気ではありません。葉の表と裏で異なる色合いを楽しめる点も、ヒツジグサの魅力の一つです。
Q.冬は屋外に置いたままで大丈夫ですか?
A.多年草のため、防寒対策をすれば屋外でも越冬できます。地域の気候に応じて、水面が凍結しない深さに容器を沈めるなどの工夫をするとよいでしょう。

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