蘭図鑑
人気の洋蘭の育て方・特徴・開花のコツをまとめた品種図鑑です。
81品種を表示 / 140品種中(25–48)
© Orchi / CC BY-SA 3.0シクノチェス
白鳥のように首を曲げた花柱が特徴。スワンオーキッドと呼ばれ、芳香性の蘭。
© Accrochoc / CC BY-SA 3.0ジゴペタラム
紫と緑のコントラストが美しい芳香性の蘭。ヒヤシンスに似た甘い香りが特徴。
© Yercaud-elango / CC BY-SA 4.0シンビジウム
Cymbidium spp.
日本で最もポピュラーな洋蘭のひとつ。豪華な花房を長期間楽しめ、耐寒性が高いのが特徴。春〜秋は屋外で直射日光に当てて管理し、夏の高温で花芽を分化させる。
© Orchi / CC BY-SA 3.0ステンホペア
下向きに花を咲かせる独特の蘭。バスケット栽培が必須で、強烈な芳香が特徴。
© Orchi / CC BY-SA 3.0セロジネ・クリスタータ
Coelogyne cristata
冬の終わりから春に、縁の波打つ純白の大輪を垂れ下がる花茎に連ねるヒマラヤ原産のラン。唇弁の中央に黄色いとさか状の突起が並び、よい香りがあります。涼しい環境を好みます。
タカネエビネ
Calanthe discolor × Calanthe striata
エビネとキエビネの自然交雑から生まれたとされるエビネの一群。姿は両親の中間で個体差が大きく、エビネに似た株に黄色い唇弁をもつものが多く見られます。花色は株ごとに違います。
© Dalton Holland Baptista / CC BY-SA 3.0ツニア
竹のような茎からカトレアに似た大きな白花を咲かせる落葉蘭。夏に華やかに開花。
© The original uploader was JoJan at English Wikipedia . / Attributionデンドロビウム
Dendrobium spp.
約1,500種を擁する蘭科最大級の属。ノビル系(デンドロビウム・ノビレ)が日本で最も人気。バルブ(茎)に沿って花がびっしり咲く姿は圧巻。冬の低温処理が開花の鍵。

デンドロビウム・アグレガタム
Dendrobium aggregatum
鮮やかな黄色の花を房状に咲かせる小型デンドロビウム。春に一斉に開花する姿が見事。
© Elena Gaillard from New York, USA / CC BY 2.0デンドロビウム・アノスマム
Dendrobium anosmum
長さ1mを超えて垂れ下がる茎に、葉が落ちたあと大輪の紫花を節ごとに咲かせるデンドロビウム。名は「香りがない」の意味ですが、実際にはラズベリーに似た強い香りがあります。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0デンドロビウム・クリソトキサム
Dendrobium chrysotoxum
鮮やかな黄金色の花を房状に咲かせるデンドロビウム。蜂蜜のような甘い芳香がある。
© Michael Wolf (Webseite) / CC BY-SA 3.0デンドロビウム・ジェンキンシー
Dendrobium jenkinsii
平たい小さな偽球茎が群がる極小型のデンドロビウム。早春、1枚の肉厚な葉の脇から、はちみつの香りがする鮮やかな黄色の花を1〜5輪咲かせます。コルク付けの株で流通します。
© Drew Avery / CC BY 2.0デンドロビウム・シルシフロラム
Dendrobium thyrsiflorum
白い花弁に濃い黄色の唇弁をもつ花を、長さ30cmほどの房に30〜50輪も密集させて垂らす房咲きデンドロビウム。松かさのような花房の形が英名の由来で、明るい光と通風を好みます。
© Doug Beckers from Killcare Heights, Australia / CC BY-SA 2.0デンドロビウム・スペシオサム
Dendrobium speciosum
オーストラリア最大のデンドロビウム。巨大な株から長い花穂を多数立ち上げる壮観な蘭。
© Orchi / CC BY-SA 3.0デンドロビウム・デンシフロラム
Dendrobium densiflorum
淡黄色の花弁と黄金色の唇弁をもつ花を、垂れ下がる房にぎっしりと咲かせる房咲きデンドロビウム。断面が四角い茎が特徴で、丈夫で育てやすい一方、花持ちは1週間ほどと短めです。
© Photo by David J. Stang / CC BY-SA 4.0デンドロビウム・ノビレ
Dendrobium nobile
ノビル系デンドロビウム交配種の元になった原種。直立する黄色みを帯びた茎の節々に、香りのあるロウ質の花を2〜4輪ずつ咲かせ、花色は白から桃・紫まで変化に富みます。
© Arne and Bent Larsen, Haarby, Denmark / CC BY-SA 2.5 dkデンドロビウム・パリシー
Dendrobium parishii
葉の落ちた茎の節に、紫紅色の花を2〜3輪ずつ咲かせる中型のデンドロビウム。花は花持ちがよく、ルバーブやラズベリーに似た香りがあります。生育期と冬の休眠期のメリハリが開花の鍵です。
© পাপৰি বৰা / CC BY-SA 4.0デンドロビウム・ビギバム
Dendrobium bigibbum
弓なりの花茎に丸みのある赤紫の花を最大20輪つける、オーストラリア北東部原産のデンドロビウム。クックタウン・オーキッドと呼ばれ、デンファレ系交配種の元になった原種です。
© Orchi / CC BY-SA 3.0デンドロビウム・ファーメリ
Dendrobium farmeri
淡い藤色から白の花弁に、中心が黄色い唇弁の花を垂れ下がる房に30輪以上もつける房咲きデンドロビウム。茎は先端近くだけが膨らみ、断面が菱形になるのが見分けの目印です。

デンドロビウム・ファレノプシスタイプ
胡蝶蘭に似た花を咲かせるデンドロビウム。切り花としても人気で、温暖な環境を好む。
© Qwert1234 / Public domainトキソウ
Pogonia japonica
日当たりのよい湿原や原野に生える小型の地生ラン。細い茎に葉を1枚だけつけ、初夏に朱鷺(とき)の羽の色に似た淡い紅紫色の花を横向きに1輪咲かせます。唇弁の内側に毛状の突起が密生します。
© Francisco Manuel Blanco (O.S.A.) / Public domainトリコグロッティス
東南アジア原産の着生蘭。茎に沿って小さな花を多数つけ、チョコレートのような香りがある品種も。
© snotch from Sapporo, Hokkaido, Japan / CC BY 2.0ナゴラン
Phalaenopsis japonica
沖縄の名護岳で見つかったことが名の由来の、国内自生の小型の着生ラン。厚い革質の葉を2列につけ、初夏から夏に淡い緑白色の花を咲かせます。側萼片の赤紫の横縞と、レモンに似た香りが特徴です。
© Malcolm Manners from Lakeland FL, USA / CC BY 2.0バニラ
Vanilla planifolia
バニラの原料となるつる性の蘭。唯一の商業作物となった蘭で、育てると花も楽しめる。
蘭のよくある質問
- 蘭の相場はいくらくらいですか?
- ミニ胡蝶蘭は1,000〜5,000円、大輪胡蝶蘭は5,000〜30,000円、カトレアは3,000〜20,000円、希少な原種蘭は数万円以上と種類やサイズで異なります。
- 蘭は初心者でも育てられますか?
- 胡蝶蘭やデンドロビウムは室内で管理しやすく、初心者にもおすすめです。直射日光を避けた明るい場所に置き、水苔が乾いてから水やりすれば長く花を楽しめます。
- 蘭の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば何十年も育てられます。胡蝶蘭は毎年花を咲かせ、株分けで増やすこともできます。10年以上育てている愛好家も少なくありません。
- 蘭を購入する際の注意点は?
- 根が緑色で健康的か、葉にハリがあるか、病斑がないかを確認しましょう。花つきの株を選ぶと開花イメージがわかりやすく、初心者でも管理しやすいです。
- 蘭の花を再び咲かせるコツは?
- 花後の花茎を節の上でカットし、明るい日陰で管理します。秋に昼夜の温度差をつけると花芽がつきやすくなります。適切な施肥と水やりを続けることが再開花の鍵です。