蘭図鑑
人気の洋蘭の育て方・特徴・開花のコツをまとめた品種図鑑です。
26品種を表示 / 140品種中(1–24)
© sunoochi from Sapporo, Hokkaido, Japan / CC BY 2.0アツモリソウ
Cypripedium macranthos var. speciosum
赤紫色の大きな袋状の花を茎の先に咲かせる日本のアツモリソウ。北海道・本州の寒冷地の草原や明るい林に生え、種の保存法の特定第一種国内希少野生動植物種に指定されています。流通するのは人工増殖株です。
© A.Savin / FALアネクトキルス
金色の網目模様が葉を覆うジュエルオーキッド。キンセンランとも呼ばれ、テラリウム向き。

アネクトキルス・ロクスバーギー
Anoectochilus roxburghii
ビロードのような濃緑の葉に金色の網目模様が走る、葉を観賞する小型の地生ラン(ジュエルオーキッド)。葉裏は紫黒色で、秋に小さな白い花を数輪つけます。高い湿度を好み、テラリウム向きです。
© Diogo Correia / Public domainアングレカム
マダガスカル原産の白花蘭。長い距(きょ)と夜に香る花で、ダーウィンの蘭として有名。
© Orchi / CC BY-SA 3.0オドントグロッサム
Odontoglossum
南米高山原産の冷涼性蘭。美しい模様の花を長い花穂に多数咲かせる。10〜22℃、冷涼。
© Orchi / CC BY-SA 3.0カトレア・コクシネア
Cattleya coccinea
ブラジル大西洋岸の山地林に生える、草丈10cmに満たない小型のカトレア。小さな株に不釣り合いなほど大きな、径4〜6cmの鮮やかな朱紅色の花を咲かせます。旧名ソフロニティス・コクシネア。
© Alpsdake / CC BY-SA 4.0クマガイソウ
Cypripedium japonicum
扇形の大きな葉を2枚向かい合わせに広げ、その間から袋状の大きな花を横向きに咲かせるアツモリソウ属の多年草。白い唇弁に紫褐色の模様が入り、竹林や杉林の林床に大きな群落をつくります。

グラマトフィラム
東南アジアの熱帯雨林に着生する大型ランの属で、タイガーオーキッドとも呼ばれます。最大種スペキオサムは偽球茎が3mに達し、世界最大級のランとして知られます。
© snotch from Sapporo, Hokkaido, Japan / CC BY 2.0コアツモリソウ
Cypripedium debile
2枚の丸いハート形の葉を水平に広げ、その下に径1〜2cmの小さな花をうつむくように咲かせるアツモリソウ属の小型種。花は地面すれすれに咲くため、葉をめくらないと見えにくい植物です。
© Alpsdake / CC BY-SA 3.0サルメンエビネ
Calanthe tricarinata
黄緑色の花に、しわの寄った赤褐色の唇弁が垂れる山地性のエビネ。この唇弁を猿の顔に見立てたのが名の由来です。ブナ林など冷涼な深山の林床に生え、夏の暑さが苦手です。
© Orchi / CC BY-SA 3.0ソフロニティス
鮮やかな赤い花が特徴的な超小型蘭。カトレアとの交配でも重要な役割を果たす。
© Averater / CC BY 3.0デンドロビウム・ビクトリアレギナエ
Dendrobium victoriae-reginae
青紫の花弁の先が濃く色づき、中心が白くなる珍しい花色のデンドロビウム。フィリピンの標高1300〜2700mの苔むした森に固有で、涼しく湿った環境を一年中必要とします。
© Eric Hunt / CC BY-SA 3.0ドラキュラ
猿の顔に見える花で有名な高山性の蘭。冷涼な環境と高湿度が必須。8〜20℃、冷涼必須。
© snotch from Sapporo, Hokkaido, Japan / CC BY 2.0ナツエビネ
Calanthe puberula
真夏の7〜8月に淡い紫色の花を穂状に咲かせる、珍しい夏咲きのエビネ。萼片の先が反り返り、唇弁の縁が細かく波打ちます。暑さや乾燥、ウイルス病に弱く、長く育てるのが難しい種です。
© Alpsdake / CC BY-SA 4.0ネジバナ
Spiranthes australis
芝生や土手など身近な草地に生える小型のラン。細長い花茎に桃色の小さな花が螺旋状に並んで咲き、「ねじれた花序」が名の由来です。右巻きと左巻きがほぼ半々で、白花などの変わり花もあります。
© Orchi / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・コンカラー
Paphiopedilum concolor
石灰岩の岩場に生えるブラキペタラム亜属の小型パフィオ。クリーム〜淡黄色の地に赤紫の細かな斑点が入る丸みのある花を、短い花茎に1〜2輪つけます。花にはリンゴに似た香りがあります。
© User:BotBln / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・ベラチュラム
Paphiopedilum bellatulum
白地に紫の斑点が散る丸い花を、葉のすぐ上に一輪咲かせるブラキペタラム亜属のパフィオ。英名は「巣の中の卵」。濃緑に白い斑模様の葉の裏は紫色で、石灰岩の岩場に生えます。
© Orchi / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・ロスチャイルディアヌム
Paphiopedilum rothschildianum
蘭の王と称される大型パフィオ。横に広がる大きな花と縞模様が圧巻。希少で高価。
© Elena Gaillard from New York, USA / CC BY 2.0バルボフィラム・ファレノプシス
バルボフィラム属最大級の種。巨大な葉と独特な臭いの花を咲かせる珍奇蘭として人気。
© Orchi / CC BY-SA 3.0バンダ
鮮やかな青紫色の花で有名な着生蘭。根を露出させて吊り下げ栽培が基本。吊り下げ栽培。
© Orchi / CC BY-SA 3.0バンダ・サンデリアーナ
Vanda sanderiana
フィリピン原産の大輪バンダ。ワリンワリンの名で知られ、バンダ交配の重要な親種。
© Orchi / CC BY-SA 3.0バンダ・セルレア
Vanda coerulea
ブルーオーキッドの代表種。澄んだ青色の花は蘭界で最も美しい青と称される。
© Andi S. / CC BY 2.0ファレノプシス・ビオラセア
Phalaenopsis violacea
スマトラ島などの低地に生える小型の原種胡蝶蘭。ジグザグに伸びる短い花茎に、径3.5cmほどの紫を主体とした花を一輪ずつ次々と咲かせ、スパイスのような強い香りを放ちます。
© Orchi / CC BY-SA 3.0フラグミペディウム・ベッセアエ
Phragmipedium besseae
アンデス山脈東斜面の、水の流れる崖や岩に生えるフラグミペディウム。それまでの同属にない朱赤色の花を咲かせることで知られ、1981年に記載されると交配親としても注目されました。
蘭のよくある質問
- 蘭の相場はいくらくらいですか?
- ミニ胡蝶蘭は1,000〜5,000円、大輪胡蝶蘭は5,000〜30,000円、カトレアは3,000〜20,000円、希少な原種蘭は数万円以上と種類やサイズで異なります。
- 蘭は初心者でも育てられますか?
- 胡蝶蘭やデンドロビウムは室内で管理しやすく、初心者にもおすすめです。直射日光を避けた明るい場所に置き、水苔が乾いてから水やりすれば長く花を楽しめます。
- 蘭の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば何十年も育てられます。胡蝶蘭は毎年花を咲かせ、株分けで増やすこともできます。10年以上育てている愛好家も少なくありません。
- 蘭を購入する際の注意点は?
- 根が緑色で健康的か、葉にハリがあるか、病斑がないかを確認しましょう。花つきの株を選ぶと開花イメージがわかりやすく、初心者でも管理しやすいです。
- 蘭の花を再び咲かせるコツは?
- 花後の花茎を節の上でカットし、明るい日陰で管理します。秋に昼夜の温度差をつけると花芽がつきやすくなります。適切な施肥と水やりを続けることが再開花の鍵です。