蘭図鑑
人気の洋蘭の育て方・特徴・開花のコツをまとめた品種図鑑です。
81品種を表示 / 140品種中(49–72)
© Orchi / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム
独特の袋状リップが特徴の地生蘭。落ち着いた色合いと長持ちする花が人気。半日陰。
© Dalton Holland Baptista / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・カロッサム
Paphiopedilum callosum
インドシナ半島からマレー半島北部に分布するバルバタ節のパフィオ。濃淡の緑がまだらになった斑入りの葉を持ち、春から初夏に紫の毛が生えた花茎の先へ径8〜11cmの花を一輪咲かせます。
© Orchi / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・スカクリー
Paphiopedilum sukhakulii
タイ北東部の限られた山地だけに自生するパフィオ。緑の地に濃い斑点が散る花弁を左右へ水平に大きく張り出し、径14cmほどになる花を一輪咲かせます。葉は濃淡の緑のまだら模様です。
© Krzysztof Ziarnek, Kenraiz / CC BY-SA 4.0パフィオペディルム・スピセリアナム
Paphiopedilum spicerianum
インド・アッサムからブータン、ミャンマー、中国雲南の岩場に生える地生パフィオ。くすんだ緑の葉の裏の付け根に紫の細点が入り、秋から冬に細い花茎の先へ径6〜8cmの花を一輪咲かせます。
© Orchi / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・デレナティー
Paphiopedilum delenatii
ピンク色の可愛らしい花を咲かせるベトナム原産のパフィオ。斑入りの葉も美しい。
© Dalton Holland Baptista / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・フィリピネンセ
Paphiopedilum philippinense
フィリピンとボルネオ島北部の石灰岩地に生える大型のパフィオ。光沢のある厚い葉を9枚ほど広げ、長さ60cmに達する花茎に3〜5輪の花をつけ、花の差し渡しは最大22cmほどになります。
© Dalton Holland Baptista / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・プリムリナム
Paphiopedilum primulinum
スマトラ島北部に固有の小型の地生パフィオ。明るい緑の葉の間から伸びる花茎に、甘い香りのある淡黄色の花を下から一輪ずつ次々と咲かせ、長い期間花が続く「連続咲き」のタイプです。
© Orchi / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・ヘンリーアナム
Paphiopedilum henryanum
中国の広西・雲南とベトナム北部の石灰岩の崖に生える小型のパフィオ。光沢のある濃緑の細い葉をつけ、秋から冬に長さ12〜15cmの花茎の先へ径4〜6cmの花を一輪咲かせます。

バルボフィラム
蘭科最大の属で2000種以上。奇妙な花形や独特の匂いを持つ種が多く、マニアに人気。
© Eric Hunt / CC BY-SA 2.5バルボフィラム・メデューサエ
Bulbophyllum medusae
糸のように長く伸びる萼片をもつ白〜淡黄色の小花が丸く集まり、髪を振り乱したような房になる奇花。名はギリシャ神話のメデューサに由来し、高温多湿を好む東南アジア原産の着生ランです。
© Motohiro SUNOUCHI / CC BY 4.0バンダ・アンプラセア
Vanda ampullacea
ヒマラヤからインドシナにかけて分布する小型の単茎性ラン。以前はアスコセントラム属とされ、葉より短い花茎に小さな花を密につけます。アスコセンダなどの交配親として知られ、旧属名で売られることもあります。
© Orchi / CC BY-SA 3.0ファレノプシス・アマビリス
Phalaenopsis amabilis
白い大輪の胡蝶蘭のイメージのもとになった原種。長く弓なりに伸びる花茎に、径6〜8cmほどの白く平らな花を多数咲かせ、唇弁の先が糸のように細く2本伸びます。インドネシアの国花の一つです。
© Orchi / CC BY-SA 3.0ファレノプシス・コルヌセルビ
Phalaenopsis cornu-cervi
鹿の角のように平たく分かれる花茎が名前の由来の原種胡蝶蘭。肉厚で香りのある径3〜5cmの花を、同じ花茎から長い期間くり返し咲かせます。東南アジアの低地に広く分布します。

ファレノプシス・シレリアーナ
Phalaenopsis schilleriana
銀色の斑入り葉とピンクの花が美しい原種胡蝶蘭。多数の花を垂れ下がるように咲かせる。
© Elena Gaillard from New York, USA / CC BY 2.0ファレノプシス・スチュアルティアナ
Phalaenopsis stuartiana
フィリピン・ミンダナオ島に固有の原種胡蝶蘭。まだら模様の葉を持ち、冬から春に長さ90cmにもなる枝分かれした花茎を弓なりに垂らして、ほのかに香る径5〜9cmの花を最大100輪ほど咲かせます。
© Naoki Takebayashi from Fairbanks, AK, USA / CC BY-SA 2.0ファレノプシス・テトラスピス
Phalaenopsis tetraspis
アンダマン・ニコバル諸島とスマトラ島北西部に生える原種胡蝶蘭。強い香りのある肉厚の花は白から赤まで色の出方が株ごと、さらに同じ株でも年ごとに変わり、かつてのスペシオサもこの種に含まれます。
© Willow Coville / CC BY-SA 4.0ファレノプシス・プルケリマ
Phalaenopsis pulcherrima
以前はドリティス属とされた原種胡蝶蘭。立ち気味の硬い葉を多くつけ、まっすぐ伸びる長い花茎に鮮やかな桃紅色の小輪花を下から順に咲かせます。花色や花形の変異が多いことでも知られます。
© sunoochi from Sapporo, Hokkaido, Japan / CC BY 2.0ファレノプシス・ベリーナ
Phalaenopsis bellina
レモンのような爽やかな芳香を持つ原種胡蝶蘭。緑と紫のグラデーションが美しい。
© Orchi / CC BY-SA 3.0ファレノプシス・ルデマニアナ
Phalaenopsis lueddemanniana
フィリピン固有の原種胡蝶蘭。ロウ質で肉厚の花は白〜黄土色の地に紫〜赤紫の斑点や横縞が入り、甘い香りがあって長持ちします。花茎の先に子株(高芽)をつけやすい性質があります。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0フウラン
Vanda falcata
日本原産の小型着生蘭。江戸時代から愛培されてきた古典園芸植物。白花と甘い夜香が魅力。
© Eric Hunt / CC BY-SA 4.0フラグミペディウム
南米産の袋蘭。パフィオペディルムに似るが常に湿った環境を好む点が異なる。

ブラッシア
蜘蛛のように長い花弁からスパイダーオーキッドと呼ばれる。独特の形状が人気。
© Ghislain118 http://www.fleurs-des-montagnes.net / CC BY-SA 3.0プレイオネ
ヒマラヤ原産の小型落葉蘭。春に大きな花を一輪咲かせ、寒さに強い。0℃程度まで。
© yakovlev.alexey from Moscow, Russia / CC BY-SA 2.0プレウロタリス
1000種以上を擁する大属。超小型の花が多く、ルーペで観察する楽しみがある。
蘭のよくある質問
- 蘭の相場はいくらくらいですか?
- ミニ胡蝶蘭は1,000〜5,000円、大輪胡蝶蘭は5,000〜30,000円、カトレアは3,000〜20,000円、希少な原種蘭は数万円以上と種類やサイズで異なります。
- 蘭は初心者でも育てられますか?
- 胡蝶蘭やデンドロビウムは室内で管理しやすく、初心者にもおすすめです。直射日光を避けた明るい場所に置き、水苔が乾いてから水やりすれば長く花を楽しめます。
- 蘭の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば何十年も育てられます。胡蝶蘭は毎年花を咲かせ、株分けで増やすこともできます。10年以上育てている愛好家も少なくありません。
- 蘭を購入する際の注意点は?
- 根が緑色で健康的か、葉にハリがあるか、病斑がないかを確認しましょう。花つきの株を選ぶと開花イメージがわかりやすく、初心者でも管理しやすいです。
- 蘭の花を再び咲かせるコツは?
- 花後の花茎を節の上でカットし、明るい日陰で管理します。秋に昼夜の温度差をつけると花芽がつきやすくなります。適切な施肥と水やりを続けることが再開花の鍵です。