© Dwergenpaartje / CC BY-SA 4.0チレコドン・レティキュラータスの通販|生産者直販
チレコドン・レティキュラータスは、和名を万物想(ばんぶつそう)というベンケイソウ科の塊根植物です。冬から春にかけて枝先に多肉質の葉を茂らせ、夏には葉を落として休眠する冬型の性質を持ちます。最大の見どころは、咲き終わった花茎が枯れても落ちずに残り、細かく枝分かれしながら銀色のとげの網となって、ずんぐりとした幹を包み込んでいく独特の姿です。生長はとても遅く、実生から見応えのある株に育つまで10〜20年ほどかかるとされ、時間をかけて向き合う楽しみのある品種です。栽培には季節に応じた水やりの切り替えなど基本を押さえる必要があるため、中級者向けとされています。
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チレコドン・レティキュラータスの基本データ
- 栽培難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 生長がとても遅く長寿命(実生から成株まで10〜20年)
- サイズ
- 幹の太さ6cmほど・高さ3〜38cm、株は径30cm(ときに60cm)のドーム状
- 水やり
- 生育期にカリ分の多い肥料を薄めて
- 日当たり・置き場所
- よく日の当たる場所がもっとも向きますが、半日なたでも育ち花も咲きます。
- 水やり
- 冬型です。晩夏〜早春の生育期は、根鉢がほぼ乾いたら水を与えます。冬の寒い時期は2週間に1回ほどに減らします。
- 休眠期の管理
- 晩春〜夏は落葉して休眠するので、水を切って乾かして管理します。
- 温度・冬越し
- 冬の最低温度は5℃、できれば8℃以上を保ちます。寒いと葉が落ちやすくなります。
- 用土・植え替え
- とても水はけのよい用土(腐葉土や細かいバークと川砂・軽石を半々、または水はけのよいサボテン用土)に植え、2〜3年ごとに緩効性肥料を混ぜて植え替えます。株元の首が土の表面に出るように植え、膨らんだ茎を深く埋めないようにします。
- 増やし方
- 種子で増やします。熟した種子はすぐにまくとよく発芽しますが、本葉が出るまで2か月ほどかかることがあり、成株になるまでに10〜20年かかります。苗は2〜3年目に鉢上げし、その後はなるべく植え替えで動かしすぎないようにします。
- 病害虫・注意点
- 家畜に中毒を起こす有毒植物なので、子どもやペットの手の届かない場所に置きます。カイガラムシがつきやすいので注意します。花茎の網は本種の特徴なので切り取らずに残します。
チレコドン・レティキュラータスについて
和名は万物想。冬に葉を茂らせ夏は休眠する冬型の塊根植物。咲き終えた花茎が銀色のとげの網となって幹を包む独特の姿と、10〜20年かけてゆっくり育つ生長の遅さが魅力の中級者向け品種です。
チレコドン・レティキュラータスを育てはじめる前に知っておきたい7つのこと
1置き場所と風通し
生育期は日当たりと風通しの良い場所で管理します。真夏は休眠期に入るため、直射日光の当たりすぎる場所は避け、明るい半日陰などへ移すと株への負担を抑えられます。
2水やりのメリハリ
葉が茂る秋〜春は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。夏に落葉して休眠している間は断水気味に管理し、幹に水分をためた状態で休ませることが大切です。
3水はけの良い用土
塊根植物向けの水はけの良いミネラル質の用土が適しています。過湿は根腐れの原因になるため、有機質を控えめにした配合で管理するとよいでしょう。
4植え替えは控えめに
生長がとても遅いため、頻繁な植え替えは必要ありません。根への負担が少ない生育期の初め頃に、様子を見ながら数年に一度のペースで行います。
5夏の休眠期の管理
夏になると自然に葉を落として休眠に入りますが、これは枯れたのではなく通常のサイクルです。断水気味にしつつ風通しの良い場所で静かに夏越しさせます。
6冬の寒さへの配慮
「冬型」といっても寒さに強いわけではなく、生育期がたまたま冬にあたる性質です。霜や凍結の心配がある時期は室内の明るい窓辺などに取り込んで管理します。
7株を選ぶときの見方
幹がしっかりと締まって傷みがなく、枝先の花茎の網目が自然に残っているものは順調に育ってきた株の目安になります。生長がゆっくりな植物なので、株のサイズや形も選ぶ際の手がかりになります。
チレコドン・レティキュラータスのよくある質問
- Q.冬型なのに冬は外に出しっぱなしで大丈夫?
- A.「冬型」は生育期が冬にあたるという意味で、寒さに強いという意味ではありません。霜や凍結の恐れがある地域や時期は、室内の明るい場所に取り込んで管理してください。
- Q.夏に葉が落ちたのですが枯れたのでしょうか?
- A.夏に落葉するのはチレコドン・レティキュラータスの通常の休眠サイクルで、枯れたわけではありません。幹がしっかりしていれば、断水気味に管理しながら見守ってください。
- Q.幹を覆うとげのような網は何ですか?
- A.咲き終わった花茎が枯れても落ちずに残り、細かく枝分かれして銀色の網状になったものです。株が育ってきた証でもあり、無理に取り除く必要はありません。
- Q.成株らしい姿になるまでどれくらいかかりますか?
- A.生長がとても遅く、実生から見応えのある株になるまでにはおよそ10〜20年かかるとされています。焦らず長い時間をかけて育てる植物です。
- Q.初心者でも育てられますか?
- A.栽培難易度は中級者向けとされ、季節に応じた水やりの切り替えなど冬型の塊根植物特有の管理を理解しておくと安心です。多肉植物や塊根植物の経験があると育てやすいでしょう。
チレコドン・レティキュラータス栽培に役立つ便利ツール
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