蘭図鑑
人気の洋蘭の育て方・特徴・開花のコツをまとめた品種図鑑です。
37品種を表示 / 140品種中(1–24)
© Orchi / CC BY-SA 3.0アングレカム・レオニス
Angraecum leonis
マダガスカルとコモロ諸島に自生する着生ラン。左右に平たい多肉質の葉を扇のように重ねる姿が目印で、長い距をもつ白いロウ質の花を咲かせ、夜になるとジャスミンに似た香りを放ちます。
© 日:Jnn / CC BY 2.1 jpイワチドリ
Hemipilia keiskei
本州中部以西と四国の渓谷の岩の割れ目に生える、日本固有の小さな地生ラン。草丈10cmほどで、4〜5月に1cmほどの桃紫色の花を咲かせ、「渓谷の妖精」とも呼ばれます。
© Alpsdake / CC BY-SA 4.0ウチョウラン
Hemipilia graminifolia
低山の湿った岩壁に生える日本と朝鮮半島南部の小型の地生ラン。細い葉の間から紅紫色の小花を数輪から数十輪咲かせ、唇弁の模様や花色の違う園芸品種が数多く作られています。
© M108t / CC BY 4.0カシノキラン
Gastrochilus japonicus
常緑樹の幹や枝に着生する小型のラン。カシの葉に似た革質の葉を2列につけ、夏に径1cmほどの淡黄色の花を数輪ずつ咲かせます。袋状の唇弁の内側には赤紫色の斑紋が入ります。
© Orchi / CC BY-SA 3.0カトレア・アメジストグロッサ
Cattleya amethystoglossa
背の高い偽球茎の先に、紫の斑点を散らした淡い藤色の花を10〜30輪も房咲きにするブラジル原産の大型カトレア。唇弁は鮮やかな紅紫色で、よい香りがあります。
© Orchi / CC BY-SA 3.0カトレア・パーシバリアナ
Cattleya percivaliana
ベネズエラとコロンビアの高地の岩場に育つ大輪の原種カトレア。単葉性で、紫紅色の唇弁が濃く色づき、英語ではクリスマス・カトレアとも呼ばれます。花色の変化が多い種です。
© Elena Gaillard from New York, USA / CC BY 2.0カトレア・プルプラタ
Cattleya purpurata
白や淡紅の花弁に濃い紅紫の唇弁が映える、ブラジル南部原産の大輪カトレア。旧名レリア・プルプラタで知られ、唇弁の色の違いでアルバやカーネアなど多数の花型に分けて流通します。
© Dinkum / CC BY-SA 3.0キエビネ
Calanthe striata
明るい黄色の大輪を多数つける華やかなエビネ。エビネより花も株も大きく、冬の終わりから春に咲く花には柑橘に似た香りがあります。エビネ交配品種の重要な親として知られます。
© Allthingsnative / CC BY-SA 4.0グアリアンテ・アウランティアカ
Guarianthe aurantiaca
径2.5cmほどの橙色の小花を房状に咲かせる、メキシコから中米原産の原種。旧カトレア属で、販売名は今も「カトレア・オーランティアカ」が多く使われます。丈夫で育てやすい種です。
© Orchi / CC BY-SA 3.0セロジネ・クリスタータ
Coelogyne cristata
冬の終わりから春に、縁の波打つ純白の大輪を垂れ下がる花茎に連ねるヒマラヤ原産のラン。唇弁の中央に黄色いとさか状の突起が並び、よい香りがあります。涼しい環境を好みます。
タカネエビネ
Calanthe discolor × Calanthe striata
エビネとキエビネの自然交雑から生まれたとされるエビネの一群。姿は両親の中間で個体差が大きく、エビネに似た株に黄色い唇弁をもつものが多く見られます。花色は株ごとに違います。
© Elena Gaillard from New York, USA / CC BY 2.0デンドロビウム・アノスマム
Dendrobium anosmum
長さ1mを超えて垂れ下がる茎に、葉が落ちたあと大輪の紫花を節ごとに咲かせるデンドロビウム。名は「香りがない」の意味ですが、実際にはラズベリーに似た強い香りがあります。
© Michael Wolf (Webseite) / CC BY-SA 3.0デンドロビウム・ジェンキンシー
Dendrobium jenkinsii
平たい小さな偽球茎が群がる極小型のデンドロビウム。早春、1枚の肉厚な葉の脇から、はちみつの香りがする鮮やかな黄色の花を1〜5輪咲かせます。コルク付けの株で流通します。
© Drew Avery / CC BY 2.0デンドロビウム・シルシフロラム
Dendrobium thyrsiflorum
白い花弁に濃い黄色の唇弁をもつ花を、長さ30cmほどの房に30〜50輪も密集させて垂らす房咲きデンドロビウム。松かさのような花房の形が英名の由来で、明るい光と通風を好みます。
© Orchi / CC BY-SA 3.0デンドロビウム・デンシフロラム
Dendrobium densiflorum
淡黄色の花弁と黄金色の唇弁をもつ花を、垂れ下がる房にぎっしりと咲かせる房咲きデンドロビウム。断面が四角い茎が特徴で、丈夫で育てやすい一方、花持ちは1週間ほどと短めです。
© Photo by David J. Stang / CC BY-SA 4.0デンドロビウム・ノビレ
Dendrobium nobile
ノビル系デンドロビウム交配種の元になった原種。直立する黄色みを帯びた茎の節々に、香りのあるロウ質の花を2〜4輪ずつ咲かせ、花色は白から桃・紫まで変化に富みます。
© Arne and Bent Larsen, Haarby, Denmark / CC BY-SA 2.5 dkデンドロビウム・パリシー
Dendrobium parishii
葉の落ちた茎の節に、紫紅色の花を2〜3輪ずつ咲かせる中型のデンドロビウム。花は花持ちがよく、ルバーブやラズベリーに似た香りがあります。生育期と冬の休眠期のメリハリが開花の鍵です。
© পাপৰি বৰা / CC BY-SA 4.0デンドロビウム・ビギバム
Dendrobium bigibbum
弓なりの花茎に丸みのある赤紫の花を最大20輪つける、オーストラリア北東部原産のデンドロビウム。クックタウン・オーキッドと呼ばれ、デンファレ系交配種の元になった原種です。
© Orchi / CC BY-SA 3.0デンドロビウム・ファーメリ
Dendrobium farmeri
淡い藤色から白の花弁に、中心が黄色い唇弁の花を垂れ下がる房に30輪以上もつける房咲きデンドロビウム。茎は先端近くだけが膨らみ、断面が菱形になるのが見分けの目印です。
© Qwert1234 / Public domainトキソウ
Pogonia japonica
日当たりのよい湿原や原野に生える小型の地生ラン。細い茎に葉を1枚だけつけ、初夏に朱鷺(とき)の羽の色に似た淡い紅紫色の花を横向きに1輪咲かせます。唇弁の内側に毛状の突起が密生します。
© snotch from Sapporo, Hokkaido, Japan / CC BY 2.0ナゴラン
Phalaenopsis japonica
沖縄の名護岳で見つかったことが名の由来の、国内自生の小型の着生ラン。厚い革質の葉を2列につけ、初夏から夏に淡い緑白色の花を咲かせます。側萼片の赤紫の横縞と、レモンに似た香りが特徴です。
© Dalton Holland Baptista / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・カロッサム
Paphiopedilum callosum
インドシナ半島からマレー半島北部に分布するバルバタ節のパフィオ。濃淡の緑がまだらになった斑入りの葉を持ち、春から初夏に紫の毛が生えた花茎の先へ径8〜11cmの花を一輪咲かせます。
© Orchi / CC BY-SA 3.0パフィオペディルム・スカクリー
Paphiopedilum sukhakulii
タイ北東部の限られた山地だけに自生するパフィオ。緑の地に濃い斑点が散る花弁を左右へ水平に大きく張り出し、径14cmほどになる花を一輪咲かせます。葉は濃淡の緑のまだら模様です。
© Krzysztof Ziarnek, Kenraiz / CC BY-SA 4.0パフィオペディルム・スピセリアナム
Paphiopedilum spicerianum
インド・アッサムからブータン、ミャンマー、中国雲南の岩場に生える地生パフィオ。くすんだ緑の葉の裏の付け根に紫の細点が入り、秋から冬に細い花茎の先へ径6〜8cmの花を一輪咲かせます。
蘭のよくある質問
- 蘭の相場はいくらくらいですか?
- ミニ胡蝶蘭は1,000〜5,000円、大輪胡蝶蘭は5,000〜30,000円、カトレアは3,000〜20,000円、希少な原種蘭は数万円以上と種類やサイズで異なります。
- 蘭は初心者でも育てられますか?
- 胡蝶蘭やデンドロビウムは室内で管理しやすく、初心者にもおすすめです。直射日光を避けた明るい場所に置き、水苔が乾いてから水やりすれば長く花を楽しめます。
- 蘭の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば何十年も育てられます。胡蝶蘭は毎年花を咲かせ、株分けで増やすこともできます。10年以上育てている愛好家も少なくありません。
- 蘭を購入する際の注意点は?
- 根が緑色で健康的か、葉にハリがあるか、病斑がないかを確認しましょう。花つきの株を選ぶと開花イメージがわかりやすく、初心者でも管理しやすいです。
- 蘭の花を再び咲かせるコツは?
- 花後の花茎を節の上でカットし、明るい日陰で管理します。秋に昼夜の温度差をつけると花芽がつきやすくなります。適切な施肥と水やりを続けることが再開花の鍵です。